DirectXのバージョンは、タスクバーの検索ボックスにdxdiagと入力してDirectX Diagnostic Toolを開き、[システム] タブの [システム情報] の下にある「DirectX バージョン(DirectX Version)」で確認します。この画面で分かるのはここまでで、グラフィックスカードや特定のゲームがDirectX 12をどの水準まで使えるかは、この一行ではなくゲームの公式動作環境で確認する必要があります。2026年9月30日確認時点で、Microsoftの公式ドキュメントはWindows 10と11に同じ手順を案内しており、本記事はWindows 11を前提に説明します。ゲーム側の動作環境がどう書かれているかは、公式ストアの表記をそのまま整理したDelta Force の必要スペックと容量のまとめで例を見られます。
結論:インストール済みバージョンとゲームの対応可否は確認先が異なります
手順は二段階です。まずdxdiagでPCにインストールされているDirectXのバージョンを確認し、次に遊びたいゲームの公式動作環境でDirectXの要件を照らし合わせます。Microsoftの公式ドキュメントによると、Windows 10または11にはすでに最新のDirectXがインストールされており、DirectX 11.3と12が含まれ、更新はWindows Updateで提供されます。これらのバージョン向けの単体インストールパッケージはないため、別のインストールファイルを探す必要はありません。参考として、Windows 11のシステム要件ページ(2026年7月14日更新)には、グラフィックスカードがDirectX 12以降に対応し、WDDM 2.0ドライバーを備えることと記載されています。ただし、2026年9月30日に確認した公式ドキュメントには[システム] タブの表示内容の例がないため、その値をゲームの要件と同じものとみなさず、ゲーム側の表記も併せて確認してください。ゲームごとに公式ページへ動作環境が載っており、Eternal Return の必要スペックも同じ形で整理されています。本記事の手順とメニュー名はすべて2026年9月30日確認時点のものです。
dxdiagでDirectXのバージョンを確認する手順(Windows 11)
- 1検索ボックスにdxdiagと入力 — タスクバーの検索ボックスにdxdiagと入力し、結果の一覧からdxdiagを選びます。DirectX Diagnostic Toolのウィンドウが開きます。公式ドキュメントが案内している起動方法はこれなので、本記事でも他の起動方法は扱いません。
- 2初回に出る署名確認の画面 — 初めて実行すると、ドライバーにデジタル署名があるかどうかを確認するかを尋ねる画面が表示されることがあります。公式ドキュメントでは [はい] を選ぶことが推奨されています。
- 3[システム] タブでバージョンを読む — [システム] タブを選び、[システム情報] の下にある「DirectX バージョン」の行を見ます。この行が確認したい値です。2026年9月30日確認時点では、公式ドキュメントに表示文言の例はありませんので、画面に出た内容をそのまま控えておけば十分です。
- 4必要なら結果を保存 — 他の人に見せたり、後で比べたりしたい場合は [すべての情報を保存] を選びます。公式ドキュメントでは、共有しやすい形式で保存されると説明されています。
- 5想定と違うときはまずWindows Update — 表示された値が想定と違う場合は、DirectXの更新の提供元であるWindows Updateをまず確認します。それでもゲームの要件と合っているか迷うときは、そのゲームの公式動作環境のページを基準にしてください。
確認項目ごとの場所と公式ドキュメントの限界
| 知りたいこと | 確認する場所 | 公式ドキュメントでの位置づけ |
|---|---|---|
| PCにインストールされているDirectXのバージョン | dxdiag → [システム] タブ → [システム情報] の下の「DirectX バージョン」 | 公式ドキュメントは確認場所のみを案内し、表示される値の例は示していません |
| 確認結果を他の人に見せる | DirectX Diagnostic Toolの [すべての情報を保存] | 共有しやすい形式で保存されると説明するのみで、拡張子や保存先の記載はありません |
| DirectXを最新に保つ | Windows Update | Windows 10/11にはDirectX 11.3と12が含まれ、単体のインストールパッケージはありません |
| Windows 11が求めるグラフィックスの条件 | MicrosoftのWindows 11システム要件ページ | DirectX 12以降に対応、WDDM 2.0ドライバー(2026年9月30日確認、ページ更新日は2026年7月14日) |
| GPUの機能レベル(フィーチャーレベル) | Microsoft LearnのDirect3Dハードウェア フィーチャー レベルのページ | フィーチャーレベルは性能ではなく機能の水準を表し、Direct3D 12ドライバーはフィーチャーレベル11_0以上です |
値が見つからない、想定と違うときの確認事項
- 検索ボックスにdxdiagを正しく入力し、結果の一覧からdxdiagを選んだかを確認します。
- ドライバーの署名確認の画面が出ている場合は、公式ドキュメントの推奨どおり [はい] を選んだかを見ます。
- [システム] タブの [システム情報] の下を見ているかを確認します。他のタブの項目は本記事では扱いません。
- Windows 10/11では、DirectXのインストールファイルを別に探さず、Windows Updateを確認します。古いWindowsについては本記事の対象外のため扱いません。
- それでも条件が合うか不明な場合は、グラフィックスカードメーカーの公式ドライバー案内、続いてゲームの公式動作環境の順に確認します。
ゲーム録画との接点
DirectXのバージョンを確認する目的がゲームを安定して動かすための環境チェックなら、次に気になるのはそのプレイをどう残すかかもしれません。なお、本記事ではDORの必要スペックは扱いません。DORは無料のWindowsデスクトップアプリで、対応ゲームを自動で検出してフルマッチをmp4で録画します。たとえばSudden Attackはフルマッチの自動録画に対応していますが、キルなどを切り出す自動ハイライトクリップの対象ではありません。NVIDIAのグラフィックスカードなら録画のエンコードは標準でNVENCが担当し、ゲームの音とマイクの声を同じmp4に収められます。
公式ソース(2026年9月30日確認)
手順とメニュー名はMicrosoftサポートのdxdiag実行ガイド、DirectXの更新方法はMicrosoftサポートの最新DirectXのインストールガイド、Windows 11のグラフィックス要件はMicrosoft LearnのWindows 11システム要件で確認しました。フィーチャーレベルの説明はMicrosoft LearnのDirect3Dハードウェア フィーチャー レベルのページを参照しています。ドキュメントは更新されることがあるため、最新の表記はリンク先でご確認ください。


