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OBSの代替ソフト、複雑な設定なしで自動録画する方法 (2026)

OBS Studioのシーン・ソース設定画面とエンコーダーオプション
Photo · Pexels
要点まとめ
  • 結論から言うと、配信や完全な手動制御が目的ならOBSをそのまま使うのが正解で、「インストールするだけで勝手に録画」が目的ならDORのほうが圧倒的に手間がかかりません。
  • OBSが複雑なのは機能が貧弱だからではなく、シーン・ソース・エンコーダーをユーザーが自分で構成するように設計されているからです。これは欠点であると同時に強みでもあります。
  • OBSは無料・オープンソース、配信機能、完全な制御において今なお最強です。この軸が必要なら代替に乗り換える理由はありません。
  • DORはゲームを自動検出して起動するだけで録画し、キル・ハイライトを自動でクリップにまとめ、NVENCが標準でウォーターマークがありません。

OBS Studioは素晴らしいソフトです。無料でオープンソース、配信と録画を一度に処理でき、画質や音声を好きなだけ細かく調整できます。ただし、その自由度を享受するにはシーン(Scene)とソース(Source)を自分で作り、エンコーダーまで手動で合わせる必要があるため、初めて起動した初心者には確かに複雑です。だからOBSの代替を探すなら、まず問いかけるべきです。「何が不便で」乗り換えようとしているのでしょうか。結論から言えば、配信や完全な手動制御が目的ならOBSを維持するほうがよく、「インストールするだけで勝手に録画される」手軽さが目的ならDORが向いています。

OBSインターフェース
OBS Studio · Wikimedia Commons (GPL, OBS Project)

OBSが複雑に感じられる本当の理由

OBSはインストールすると空の画面に向き合うことになります。ここに「ゲームキャプチャ」または「ディスプレイキャプチャ」ソースを自分で追加し、設定 → 出力 → 録画タブでエンコーダーとビットレート、保存先、フォーマット(mp4/mkv)を手動で決めて、ようやく最初の録画ができます。ゲームキャプチャが真っ黒な画面になる問題や、ショートカットを自分で指定しなければならない点で初心者がつまずくケースがよくあります。これはバグではなく設計思想です。OBSは「何でもいじれるように」作られたツールなので、その代償としてユーザーがすべていじる必要があるのです。

それでもOBSが勝る軸は正直に認めます

代替を紹介する記事だからといってOBSを貶めるのは誠実ではありません。以下の項目が必要なら、OBSを置き換える理由はほとんどありません。これらの強みの反対側に、代替を必要とする人がいます。

  • 完全無料・オープンソース: ウォーターマークも時間制限もなく、コードが公開されているので信頼性が高いです。
  • 配信(ライブストリーミング)の事実上の標準: Twitch・YouTubeへの配信、複数シーンの切り替え、オーバーレイ・通知連携まで配信ワークフローが圧倒的です。
  • 完全な手動制御: ビットレート・オーディオトラック・キーフレームまで細かく調整したい人にとって自由度は最高です。
  • プラグインのエコシステム: フィルター、仮想カメラ、各種拡張まで拡張性が広いです。

OBSの代替は目的ごとに分かれる

よく挙げられるOBSの代替は大きく三つに分かれます。Bandicamのような「軽量な手動録画」系はOBSより単純ですが、無料版にはウォーターマークと時間制限があり、名場面は依然として自分で探して切り取る必要があります。GPUメーカーの標準録画ツールは自動検出とリプレイができますが、特定のグラフィックカードに縛られます。そして「インストールするだけで自動で録画・クリップ」を目指す系がDORです。設定をなくす方向で設計されている点がOBSと正反対です。

DOR: 設定をなくした代替

DOR自動録画
DORはインストール後にゲームを自動検出して録画します

DORはOBSとアプローチが逆です。シーン・ソースを作る必要がありません。インストールしてゲームを起動すれば、実行中のゲームを自動的に検出して録画を開始します。エンコーダーも最初からNVENC(GPUエンコード)ベースなので、OBSでエンコーダーをx264からNVENCに変更してフレーム落ちを減らしていたあの作業をユーザーが気にする必要がありません。出力にウォーターマークもありません。

  • ゲーム自動検出: ゲームを起動すると録画が自動で始まります。録画ボタンを押し忘れて名場面を逃すことが減ります。
  • 自動クリップ: キル・ハイライトのような瞬間を自動で切り取ってクリップにまとめておきます。長い録画を見返して区間を探す編集時間がなくなります。
  • NVENC標準: GPUエンコードが標準値なのでゲームのフレーム落ちが小さいです。設定をいじる必要がありません。
  • ウォーターマークなし: 無料で使っても映像にロゴが入りません。

ひと目で比較

  • 設定の難易度 → DOR: インストール後にゲームを起動すれば完了 / OBS: シーン・ソース・エンコーダーを手動構成 / その他(Bandicam系): 中程度、ボタン中心だがオプションは自分で
  • 自動録画・検出 → DOR: ゲーム自動検出 / OBS: 手動開始(リプレイバッファはあり) / その他: ほとんど手動
  • 自動クリップ(ハイライト) → DOR: 対応 / OBS: 非対応(自分で編集) / その他: ほとんど非対応
  • エンコーダーの標準値 → DOR: NVENC標準 / OBS: 標準がx264の場合が多い(自分で変更) / その他: 製品ごとに異なる
  • ウォーターマーク → DOR: なし / OBS: なし / その他: 無料版にある場合が多い
  • 配信・完全な制御 → DOR: 録画・クリップに特化 / OBS: 最強 / その他: 限定的
  • 価格 → DOR: 無料で開始 / OBS: 完全無料・オープンソース / その他: 無料版の制約後に有料
選ぶ基準はシンプルです。「自分で設定したいのか、結果だけがほしいのか」。配信をしたり、画質・音声を隅々まで制御したいならOBSが向いています。ゲームに夢中で録画ボタンを気にする余裕がなく、良い場面だけ残ればいいという人なら、自動検出・自動クリップ側が向いています。

では何を選ぶべきか

OBSを使っていて不便だった点が「配信設定が多いから」ではなく「ただ録画を一度するだけでも準備が長いから」だったなら、方向を変えてみる時です。ヴァロラントのエースラウンドやリーグ・オブ・レジェンドのペンタキルのように、良い場面はたいてい録画をつけていないときに出ます。ゲームを起動するだけで自動的に検出して録画し、ハイライトまで切り取っておくDORなら、その瞬間を逃す心配が減ります。逆にTwitch・YouTube配信を本格的にやったり、オーバーレイや複数シーンを自由に扱う必要があるなら、OBSを維持するのが今なお最善です。代替とは「より良いソフト」ではなく「自分の目的により合ったソフト」を選ぶことなので、設定なしで自動録画が目的ならDORをインストールしてゲームを一戦回してみれば、違いがすぐに感じられます。

FAQ

よくある質問

OBSの代わりにDORを使うと何が一番違いますか?

最大の違いは「設定」です。OBSはシーン・ソース・エンコーダーを自分で構成しないと最初の録画ができませんが、DORはインストール後にゲームを起動すれば自動的に検出して録画を開始します。またキル・ハイライトを自動クリップに切り取ってくれるので、長い録画を自分で編集する必要が減ります。

OBSが無料なのに、わざわざ代替を使う理由はありますか?

OBSは無料・オープンソースで素晴らしいです。ただし無料であることと「簡単に使える」ことは別です。配信や完全な制御が目的ならOBSが最善で、設定に時間をかけたくなく、自動で良い場面だけ残したいなら、DORのような自動録画型の代替のほうが向いています。

OBSは録画するとフレームが落ちますが、代替は大丈夫ですか?

OBSは標準エンコーダーがCPUを使うx264になっている場合が多く、フレームが目に見えて落ちることがあります。設定でNVENCに変えれば改善しますが、自分でやる必要があります。DORは最初からNVENC(GPUエンコード)ベースなので、この作業を気にしなくてもフレーム落ちが小さいです。

DORにもOBSのような配信(ストリーミング)機能はありますか?

DORは録画と自動クリップに特化したソフトです。Twitch・YouTubeへのライブ配信、複数シーンの切り替え、オーバーレイ連携のような本格的な配信ワークフローはOBSのほうがはるかに強力です。配信が主目的ならOBSを維持し、録画・クリップが主目的ならDORを使うという組み合わせも良いです。

OBSからDORに変えると、これまでの録画の習慣を全部変える必要がありますか?

むしろ変える習慣が減ります。OBSは録画前の準備(ソース追加、エンコーダー確認、ショートカット)が必要ですが、DORはゲームを起動すること自体が録画開始の合図です。ウォーターマークもないので出力をそのまま使えて、「録画をつけたか」を気にしていた習慣自体がなくなります。

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