レインボーシックス シージ(PC)の感度で最も大きな項目は3つです。マウスのDPIを先に固定し、マウス感度水平/垂直(Mouse Sensitivity Horizontal / Vertical、1〜100、初期値50)はDPIとの積が一定になるように合わせ、マウスADS感度(Mouse ADS Sensitivity)は初期値50のスタンダードから始めるのが基本です。この記事はUbisoft公式の投稿をもとに2026年10月6日確認基準でまとめていますが、公式の感度解説のうち開発者の投稿は2019年と2020年に公開されたものなので、現在のメニュー表記はゲーム内で必ずご確認ください。他のゲームの数値を移す場合は、先に感度とDPIの変換ガイドをご覧ください。
先に押さえたい結論
結論は、DPIを固定し、水平・垂直を決め、ADSはスタンダードの50にして、必要なときだけアドバンスを使う順番です。あとからDPIを変えたときは、同じ日にスライダーも計算し直すと、手の移動距離が変わりません。別のシューターから数値を持ってくる場合は、前に紹介した変換ガイドの掛け算の考え方を使い、他のゲームの扱い方はCS2の感度設定と見比べてください。ただしUbisoftはゲーム間の換算表やDPIごとの回転距離の表を公開していないため、持ち込んだ数値はあくまで出発点で、最終的な値は実測で確かめる必要があります。プロ選手の設定やコミュニティの推奨値はこの記事では扱いません。
自分の感度を決める手順
- 1マウスのDPIを先に固定する — マウスメーカーのソフトウェアでDPIを決め、しばらくは変えません。公式文書ではゲーム内のDPIオプションが確認できないため、この記事のDPIはマウス側の値だけを指します。DPIが固定されていれば、スライダーの数字を変えた分だけ感度が変わります。
- 2水平と垂直を入力する — メインメニューの歯車アイコンからオプションを開き、マウス感度の項目を探します。正確な位置はゲーム内でご確認ください。マウス感度水平(Mouse Sensitivity Horizontal)と垂直(Vertical)はどちらも1〜100で、初期値は50です。最初は50のまま感覚を確かめるか、以前のゲームから計算した値を入れてみてください。2つのスライダーは左右と上下にそれぞれ掛かるため、2軸の速度比を揃えたいときは同じ値にします。
- 3DPIとスライダーの積を保つ — Ubisoftの開発者投稿(2019年4月18日)によると、ヒップファイアの入力にはマウス入力に(0.02×スライダー値)が掛かります。スライダー50なら倍率1.0、25なら0.5、100なら2.0です。したがってDPI×スライダーを同じにすれば速度も同じです。たとえば800×50=40000なら、DPI 1600は25、DPI 1000は40、DPI 400は100になります。スライダーの上限は100なので、DPI 400より低くすると同じ速度は作れません。これらは公式の式から導いた計算値で、0.02が現在のバージョンでも同じかは最新の公式文書で確認できていないため、最後の手順の実測で確かめます。
- 4ADSはスタンダードの50から始める — 操作(Controls)タブのMouse ADS Sensitivityボタンを押すと、スタンダード(Standard)とアドバンス(Advanced)の2つのモードがあります。2020年8月18日に公開されたUbisoftのY5S3開発ブログによると、スタンダードは1〜100のスライダー1つをすべての照準器に適用し、初期値は50です。Ubisoftは、既存のプロフィールは自動変換されたものの、改善された一貫性を受けるにはADS感度を初期値にリセットする必要があると案内しています。特定の倍率だけ違和感があるなら、アドバンスで1.0xから3.0xまで個別に調整します。2019年の開発者投稿の式では、ADS入力はヒップファイア入力にADS補正値を掛けたものなので、ヒップファイアのDPI×スライダーの積を保てばADSの基準も保たれると読めます。ただし2020年のY5S3で照準器の扱いが変わり、Mouse ADS SensitivityスライダーをDPIと換算する式は公開されていないため、DPIを変えたらADSも自分で確認し直してください。
- 5定規で360度の距離を測って仕上げる — Ubisoftが精密調整として紹介しているのは、実際のマウスの移動距離を定規で測る方法です。開始位置に印を付け、ゲーム内で1回転(360度)したときにマウスが動いた距離を測ります。速度はスライダーに比例するので、新しいスライダー=現在のスライダー×測定距離÷目標距離で計算できます。この式は速度がスライダーに比例するという点から計算したもので、Ubisoftの例の計算方法と同じではないため、値を変えたあとは必ず測り直し、距離が目標に近づいたか確認します。たとえばスライダー25で40cmだった場合に目標が32cmなら、25×40÷32=31.25なので31前後の値を入れてもう一度測ります。目標距離は自分で決める値で、この記事は推奨距離を示しません。
ゲーム内のオプション名と役割
| オプション(英語表記) | 役割と範囲 | 確認する場所 |
|---|---|---|
| マウス感度水平(Mouse Sensitivity Horizontal / Yaw) | マウスを左右に動かしたときの回転感度です。範囲は1〜100、初期値は50です。 | オプション内のマウス感度の項目(正確な位置はゲーム内で確認) |
| マウス感度垂直(Mouse Sensitivity Vertical / Pitch) | マウスを前後に動かしたときの視点移動の感度です。範囲は1〜100、初期値は50です。 | 水平と同じマウス感度の項目 |
| マウスADS感度(Mouse ADS Sensitivity):スタンダード(Standard) | すべての照準器が1つのスライダーを共有します。範囲は1〜100、初期値は50です。 | オプション>操作(Controls)タブ>Mouse ADS Sensitivityボタン |
| マウスADS感度(Mouse ADS Sensitivity):アドバンス(Advanced) | 1.0x(レッドドット・ホロ・リフレックス)、1.5x、2.0x、2.5x、3.0xを個別に調整します。 | 同じボタンの中でモードを選択 |
| Defaultボタン | ADS感度を初期値に戻します。ボタンが表示される条件はゲーム内でご確認ください。 | ADS感度の調整画面 |
| マウスDPI | マウス本体の感度設定です。ゲーム内のDPIオプションは公式文書で確認できませんでした。 | マウスメーカーのソフトウェア |
保存前のチェックリスト
- PC(Windows)向けの設定です。コントローラーはController ADS Sensitivityで別に調整し、この記事では扱いません。
- DPIを変えた日は、水平・垂直のスライダーも同じ日に計算し直しました。
- 計算したスライダー値が1〜100の範囲に収まっていることを確認しました。
- ADS感度を初期値にリセットし、スタンダードの50から始めました。
- 一度に1項目だけ変え、同じ練習条件で比較しました。
- メニュー表記がこの記事と違う場合は、ゲーム内の表記を優先しました。
感度を変えた試合を録画して見比べる
レインボーシックス シージのハブにあるとおり、DORはこのゲームをフルマッチの自動録画(mp4保存)で対応しており、キルなどを自動で切り出すハイライトクリップはありません。感度を変える前と後の試合をそれぞれ録画し、アプリ内のライブラリで再生すると、エイムした瞬間に画面がどれだけ動いたかを目で比べられます。ただしDORが感度やエイムを良くするわけではなく、あくまで比較用の記録です。残したい場面はライブラリの区間カットやDORスタジオで自分で切り出し、dor.ggのリンクで共有できます。NVIDIAのグラフィックスカードならNVENCハードウェアエンコードが標準で、ゲーム音とマイクも一緒に録音されるため、感度を調整しながらマイクで話した内容も残ります。録画の手順はレインボーシックス シージのクリップ録画ガイドにまとめています。
公式の出典(2026年10月6日確認基準)
メニューの経路とADS感度ボタンはUbisoftヘルプのADS感度調整の記事で、感度の範囲とヒップファイアの式はUbisoftのFOVと入力感度の投稿で、スタンダードとアドバンスのモードはUbisoftのY5S3照準器の開発ブログで確認しました。開発者の投稿2本は2019年と2020年の公開で、ヘルプ記事の公開日は確認できておらず、2026年10月6日時点でより新しい公式の感度文書は見つかっていません。メニュー表記やスライダーの範囲が変わっていないかは、ゲーム内でご確認ください。


