紅の砂漠を長くプレイしていると、依頼が進まない、NPCとインタラクトできない、戦闘中にゲームが落ちるといった不具合に出会うことがあります。こうした問題をパールアビスに伝える公式の窓口は、パールアビスサポートセンターの「意見を送る」で、紅の砂漠公式サイトのメニュー「不具合報告」からつながっています。サポートページ下部の言語で日本語を選べばフォームも日本語で表示されるので、日本語で報告できます。報告が開発チームの役に立つには「いつ、どこで、何をしたら、どうなったか」を再現できる必要がありますが、文字だけでは伝えにくい場面も多く、短い動画がいちばん確実な証拠になります。困るのは、不具合が予告なく起きることです。録画ボタンを押す余裕はなく、クラッシュはゲームが閉じてから気づきます。この記事では、2026年10月16日に確認したパールアビスサポートセンターのフォームとヘルプをもとに、報告前に確認するお知らせ、カテゴリの選び方、ゲームバージョンやPERS固有IDなどの必須項目、動画を添付ではなくURLで送る理由、そしてPCでバグやクラッシュの場面を逃さず残す手順をまとめます。執筆時点の最新パッチは9月23日のホットフィックス2.03.02で、10月30日7:00(JST)にはDLC「紅の砂漠Enhanced:未知なる旅路」が配信予定です。大型アップデートの前に報告の流れを押さえておくと安心です。PCで紅の砂漠を自動録画する設定は紅の砂漠の録画ページに、DLCの配信日時と準備は紅の砂漠DLC「未知なる旅路」配信日まとめにまとめています。
結論:PCならPERSで先にファイルを送り、場面は動画リンクにして「意見を送る」に書き込みます
報告の流れはプラットフォームによって二つに分かれます。SteamやEpicでPC版をプレイしているなら、まずゲームフォルダのbin64にあるPERS(パールアビス不具合報告システム)で報告してください。PERSはエラーダンプ、ログ、ゲーム内スクリーンショット、セーブデータとハードウェア仕様を自動で送信し、送信が終わると固有IDをクリップボードにコピーします。その固有IDを「意見を送る」のフォームに入力すれば、パールアビスのヘルプによるとPCスペックの再入力やゲームファイルの追加添付は必要ありません。PS5やXboxの本体、MacのようにPERSを使えない環境では、フォームだけを入力します。どちらの場合も、動画ファイルは添付できません。フォームのファイル添付は最大20MBで、.gif、.jpg、.jpeg、.png、.txt、.log、.doc、.docx、.pdf、.dmp、.erl、.dat、.evtx、.dll、.ini、.json、.heic、.heif形式のみを受け付け、映像は映像を確認できるURLを本文に記入するよう案内しています。つまり用意するものは三つです。問題の場面が映った10〜30秒前後の動画リンク、ゲームバージョンと再現手順のメモ、そしてPCならPERSの固有IDです。動画リンクはYouTubeの「限定公開」やクラウドストレージの共有リンクでも作れますし、PCでDORを使って録画していれば、マイクリップで切り出してそのまま共有リンクを作れます。リンクを作るツールより大事なのは、場面を逃さないことです。再現できるバグは撮り直せますが、クラッシュや一度きりの現象は、その瞬間にすでに録画が回っていなければ残りません。
紅の砂漠の不具合報告の手順:お知らせの確認から動画リンクの記入まで
- 1「既知の不具合」と最新のパッチノートを先に確認する公式サイトのニュースにある「既知の不具合」のお知らせには、パールアビスがすでに把握している問題がまとめられています。2026年10月16日時点で最終更新は9月21日で、特定の状況でNPC・乗り物・特定のオブジェクトとインタラクトできなくなる不具合(ゲームの再起動で一時的に解消)、回避の操作方式の設定に関する不具合、FSR4アップスケーリング使用時に雨の環境で雨が消えたり画面がぼやけたり歪んだりする不具合などが載っています。一覧の一部はその後修正されており、9月23日のホットフィックス2.03.02では、一部地域で新たに発見したオブジェクトのアイコンが地図に表示されない不具合が修正されました。同じ問題が載っていれば、まず案内どおりの対処を試します。載っていない場合や、対処しても続く場合は報告に進みます。お知らせにはクエスト名やボス名などのネタバレが含まれる場合があると注意書きがあります。
- 2バグが起きた瞬間の場面を残すバグは症状が画面に出ているうちに保存するのが確実です。リプレイバッファ(バックグラウンドで録画し続け、キーを押すと直前の区間をファイルとして切り出す機能)を使っているなら、その場で保存キーを押してください。DORは紅の砂漠を起動した瞬間から録画しているので、F8を押せば直前30秒がクリップとして残ります。押すのが遅れたり押し忘れたりしても、ゲーム終了後にプレイ全体動画からその時刻を探して切り出せるので、バグが起きた時刻をPCの時計でメモしておきましょう。再現できるバグなら、正常な状態から問題が起きる瞬間までが一続きで映るようにもう一度再現して撮っておくと、説明がぐっと楽になります。
- 3クラッシュしたら再起動する前に直前の区間を確保するゲームが落ちた後にF8を押しても、クラッシュした瞬間は保存されません。DORはゲームのプロセスが終了するとそのセッションの録画を終えて保存するため、クラッシュ直前の場面は直前のセッションのプレイ全体動画の最後にあります。DORのマイクリップでその動画を開き、区間カットで最後の10〜30秒を切り出したら、切り出した動画に「いいね」を付けてください。切り出した動画も元の動画と同じセッションフォルダに保存されるためです。強制終了した場合なので、動画が最後まで正常に再生できるかもこのとき確認します。この作業はゲームを再起動する前に行うのが安全です。プレイ全体動画はファイル自動管理によって整理され、割り当て容量(標準5GB)を超えると、次のセッションが終わった後に古いセッションのフォルダが中のF8クリップや切り出した動画ごと削除されることがあり、「いいね」を付けた動画だけが残ります。すぐに切り出す時間がなければ、プレイ全体動画に「いいね」を付けて残しておきましょう。
- 4ゲームバージョンと再現情報をメモするフォームではゲームバージョンを聞かれます。ゲーム開始画面、または[その他]→[設定]メニューの右上にある「GameVersion:」の後の数字(例:1.00.XX)を確認して入力し、確認が難しい場合は「-」を入力するよう案内されています。あわせて、プラットフォーム(PC - Steam、PC - Epic Store、PlayStation 5、Xbox Series Xなど)、プラットフォームID(Steam ID、PSN ID、Xbox Gamertagなど)、問題が起きた地域や依頼名、直前の行動、何回試して何回再現したかをメモします。MODを入れてプレイしている場合はフォームでそのように選び、可能ならMODを外した状態でも同じ問題が起きるか確かめておきましょう。
- 5PCならPERSでエラーファイルを送るSteam版は、ライブラリで「紅の砂漠」を右クリックし、管理 > ローカルファイルを閲覧 でゲームフォルダを開いてbin64フォルダに入ります。Epic版はC:\Program Files\Epic Games内のCrimson Desert\bin64フォルダです。ここでPERS.exeを実行し、問題のタイプを選んで10文字以上の簡単な説明を入力し、送信します。送信が終わると固有IDが自動でクリップボードにコピーされるので、すぐにメモ帳へ貼り付けて残しておきましょう。パールアビスは、最も詳細な情報を提供できる方法としてPERSの利用を強く推奨しています。
- 6動画を切り出してリンクにするフォームには動画ファイルを添付できないので、リンクを作る必要があります。問題が起きる数秒前から症状がはっきり見えるところまで、10〜30秒前後に切り出すと確認しやすくなります。YouTubeに「限定公開」でアップロードする、クラウドストレージで共有リンクを作る、DORならマイクリップで区間カットした後「共有する」でリンクを作る(ログインが必要)、のどれでも構いません。DORの共有は動画をDORに投稿する形で、公開範囲は標準で「全体公開」、「一部共有」を選ぶとリンクを持つユーザーだけが見られます。作ったリンクはログインしていないブラウザ(シークレットウィンドウ)で開き、他の人も再生できるか確認してください。マイクやDiscordの会話が一緒に録音されている場合は、共有前に聞き直し、入れたくない部分を外して切り出しましょう。
- 7「意見を送る」フォームを入力して送信するパールアビスサポートセンターの紅の砂漠のページで「意見を送る」を選び、カテゴリを選択します。大カテゴリはゲーム利用、ゲーム起動、技術的な問題 / パフォーマンス、その他、クロスセーブで、たとえばクラッシュは技術的な問題 / パフォーマンス > ゲームを終了(クラッシュ)です。プラットフォーム、ゲームバージョン、プラットフォームID、PCスペック(PERSで報告した場合は不要)、PERSで報告したかどうかと固有ID、MODの使用有無を入力し、個人情報の収集および利用に同意します。同意しない場合は不具合やエラーの報告ができないと案内されています。タイトルには症状を一行で、内容(10文字以上)には再現手順と動画のURLを書き、必要なスクリーンショットやログはファイル添付に入れます。画面でログインを求められたら、パールアビスIDでログインしてください。送信後の案内によると、追加情報や確認が必要な場合に限り回答があるため、修正されたかどうかはその後のパッチノートと「既知の不具合」のお知らせで確認します。
不具合の種類別に選ぶカテゴリと一緒に送る証拠(2026年10月16日確認)
| 起きた問題 | 選ぶカテゴリ | 一緒に送る証拠 |
|---|---|---|
| 依頼が進まない(NPCが現れない、目標が更新されない) | ゲーム利用 > メイン依頼 または 勢力依頼 | 詰まった地点の少し前から映る動画リンク、依頼名、進行段階のスクリーンショット |
| 戦闘や操作がおかしい(入力した動作が出ない、別の動作が出るなど) | ゲーム利用 > 戦闘 または ゲームシステム | 入力と結果が一緒に映る動画リンク、操作設定画面のスクリーンショット |
| アビスコンテンツが進められない | ゲーム利用 > アビスコンテンツ | 装置やオブジェクトが反応しない場面の動画リンク、場所のメモ |
| UIやグラフィックが崩れる、画面がぼやける・歪む | ゲーム利用 > ユーザーインターフェース(UI)およびグラフィック | 症状が映る動画リンク、アップスケーリングとグラフィック設定のスクリーンショット |
| プレイ中にゲームが落ちる(クラッシュ) | 技術的な問題 / パフォーマンス > ゲームを終了(クラッシュ) | PERS固有ID、プレイ全体動画の最後を切り出した動画リンク、落ちた時刻 |
| フレームレートの急落やカクつきなど性能の問題 | 技術的な問題 / パフォーマンス > 技術的な問題 / パフォーマンス | PERS固有ID、またはCPU・GPU・RAM・ディスプレイの種類、カクつく区間の動画リンク |
| インストールやアップデートに失敗する、起動しない | ゲーム起動 > 設置 / ダウンロードの問題 または 起動の問題 | エラーメッセージのスクリーンショット(.pngなど)、PERSを実行できるなら固有ID |
送信ボタンを押す前に確認すること
- 「既知の不具合」のお知らせと最新のパッチノートに同じ問題がないか確認しました。
- ゲームバージョン(「GameVersion: 」の後の数字)、プラットフォーム、プラットフォームIDをメモしました。
- 場所、依頼名、直前の行動、再現手順を書き留めました。
- PCならPERSで報告し、固有IDを控えました。
- 動画を10〜30秒前後に切り出してリンクにし、シークレットウィンドウで再生できるか確認しました。
- 動画と添付ファイルにDiscordの会話や電話番号・住所などの個人情報が入っていないか確認しました。
- MODの使用有無を正直に選び、MODを使っている場合はMODなしでも起きるか確かめました。
DORで紅の砂漠の不具合場面を残す:自動録画、F8で直前30秒、クラッシュ直前の区間カット
DORは無料のWindows PC用アプリです。PCで紅の砂漠(実行ファイルCrimsonDesert.exe)を起動すると自動で検出して録画を始め、ゲームを終了するまでの1セッションをプレイ全体動画1本として残します。個人のPCではこの録画が標準でオンになっており、設定 > ゲームの「プレイ全体録画」でゲームごとにオフにできます。録画中にF8を押すと直前30秒が別のクリップとして保存され、全体の録画はそのまま続きます。クリップの長さは設定 > ハイライトの「ハイライトの長さ」で15・30・45・60秒から選べ、ホットキーも変更できますが、どちらも録画中は変更できないため、紅の砂漠を起動する前に決めておきましょう。ゲームのプロセスが終了すると録画も終わるので、クラッシュの場面はそのセッションの動画の最後にあります。強制終了した場合は、動画が最後まで再生できるかマイクリップで確認してください。切り出した動画は区間カットで16:9・9:16・1:1で書き出せ、「共有する」で作ったリンクを報告の本文に貼れます。音声はマイク録音と「PC音声を録音」が標準でオンなので、Discordを含むPC全体の音が1つのトラックにまとめて入ります。ゲーム画面の音とマイクだけにしたい場合は、設定 > オーディオで「PC音声を録音」をオフにしてください。空き容量も事前に確認しておきましょう。ディスクの空き容量が30GBを下回ると警告が出て、20GB以下では録画を始めず、録画中なら停止します。容量を空ける方法はゲーム録画の容量不足を解決する方法にまとめています。ファイル自動管理(標準30GB)がオンだと古い動画から整理され、「いいね」を付けた動画は残るので、報告に使う動画には「いいね」を付けておくと安心です。同じF8の使い方で、ボスをきれいに倒した場面も残せます。その手順は紅の砂漠のボス再戦のやり方で紹介しています。知っておきたい制限もあります。DORはバグやクラッシュを自動で検出してクリップを作ることはなく、紅の砂漠には自動ハイライトクリップがありません。また、PS5やXboxの本体、Macでプレイする紅の砂漠は録画できません。


