CS2が起動しない、またはプレイ中に落ちる場合、Steamの公式ドキュメントがまず案内しているのは、PCを再起動してからSteamを起動し、「ゲームファイルの整合性を確認」を実行することです。ただし、どの原因が最も多いかを示す公式情報はないため、この記事ではSteamサポートとSteamストアに実際に書かれている手順だけを順番にまとめます(2026年10月6日確認時点)。Counter-Strike 2専用のエラーコード別の公式解説は公開されていなかったので、症状はSteamが実際に扱っているもの(プレイ中のクラッシュ、クライアントの起動不具合)で分けています。録画中だけ落ちる場合は録画中にゲームが落ちる時の確認ポイントも合わせてご覧ください。Windows PCを前提にしています。
症状ごとに見るSteam公式ドキュメント
| 症状 | 該当するSteamの公式案内 | 試せること |
|---|---|---|
| プレイ中に落ちる、テクスチャやコンテンツが欠ける | Steamサポート「ゲームファイルの整合性確認」 | ライブラリでゲームのプロパティ… > インストール済みファイル > ゲームファイルの整合性を確認 |
| Steamクライアント自体が正常に起動しない、起動直後に終了する | Steamサポート「Steamクライアントトラブルシューティング(Steam Client Troubleshooting)」 | PCとSteamの再起動、OSとドライバーの更新、必要に応じてSteamの再インストール |
| ウイルス対策ソフトやVPN、ファイアウォールなどが干渉していそう | Steamサポート「Steamの動作を妨害するおそれのあるプログラム(Programs Which May Interfere with Steam)」 | 該当プログラムを終了または無効化してSteamを再起動し比較、ウイルス対策ソフトにはSteamとゲームを例外として追加 |
| PCが要件に届いていないかもしれない | SteamストアのCS2ページにあるシステム要件 | 最低要件(Windows 10、メモリ8 GB、ストレージ85 GBなど)と照合 |
| 上の確認をしても症状が変わらない | SteamサポートのCS2サポートページ、Steamクライアント自体が落ちる場合は「The Steam Client is crashing」の問い合わせ経路 | CS2サポートページからサインインして問い合わせる。クライアントが落ちる場合は、その経路でエラー画面のスクリーンショットを添付するよう案内される |
結論:最初に行う2つの確認
最初の確認は、PCを再起動してSteamを起動し、ゲームファイルの整合性確認を実行することです。2つ目は、Steamストアに載っている最低要件とお使いのPCを見比べ、Windows UpdateでOSとハードウェアのドライバーを最新にすることです。この順番は、各Steamドキュメントに書かれた確認項目をこの記事でまとめたもので、どちらが原因かまでは公式文書だけでは判断できません。レジストリの編集、素性の分からないクリーナー、別サイトからのDLLダウンロードはこの記事では勧めません。起動が安定してから画質やフレームレートを調整したい場合は、CS2のグラフィック設定の記事をご覧ください。メニューの場所や要件は2026年10月6日確認時点の内容です。
順番に進める確認手順
- 1PCを再起動してSteamを起動する — Steamの整合性確認ドキュメントは、検証の前にコンピューターを再起動してからSteamを起動するよう案内しています。ほかの設定を変える前にこの手順を踏んでおくと、あとで原因を切り分けやすくなります。
- 2ゲームファイルの整合性を確認する — Steamのライブラリで Counter-Strike 2 を右クリックするか、ゲームページ右側の歯車アイコンを押し、「プロパティ…」を選びます。「インストール済みファイル」タブの「ゲームファイルの整合性を確認」ボタンを押すと、Steamがファイルを検査します。数分かかることがあります。ドキュメントは、テクスチャやコンテンツが欠けたり、プレイ中にクラッシュしたりする時にこの確認を使うよう紹介しています。
- 3検証中の注意点を押さえる — 一部のファイルが検証に失敗したと表示されても、多くのSteamゲームでは正常で、置き換えてはいけないローカル設定ファイルのため無視してよいとドキュメントは説明しています。ディスクの最適化(デフラグ)やウイルススキャンなど、システムに負荷がかかる作業中は検証を実行せず、複数のゲームを同時に検証することも避けます。
- 4最低要件とOS・ドライバーを確認する — SteamストアのCS2ページに載っているWindowsの最低要件は、OSがWindows 10、プロセッサーが4ハードウェアCPUスレッドのIntel Core i5 750以上、メモリ8 GB RAM、DirectX 11対応でShader Model 5.0をサポートする1 GB以上のグラフィックス、DirectXバージョン11、ストレージ85 GBの空き容量です。推奨要件はストアに記載がありませんでした。Steamクライアントトラブルシューティングは、スタートメニューで「update」を検索して更新プログラムのチェックを実行し、OSとすべてのハードウェアドライバーを最新にするよう案内しています。
- 5干渉しそうなプログラムを止めて比べる — Steamのドキュメントは、ウイルス対策ソフト、VPN、ファイアウォールやセキュリティアプリ、ダウンロード高速化ツールなどがSteamと干渉することがあると説明し、対象を終了してからSteamを再起動して試すよう案内しています。ウイルス対策ソフトにはSteamとゲームを例外として追加する方法も紹介されています。クライアントトラブルシューティングは、システムの動作を監視するソフトの例として録画ソフトも挙げているため、録画やオーバーレイ系のプログラムを止めて比べてみる方法もあります。ただしこれはSteamの起動不具合についての例で、CS2が落ちる原因だと示すものではありません。タスクバーに表示されない自動起動アプリもリソースを使う場合がある、とも書かれています。
- 6Steamクライアントの確認と再インストールの判断 — Steam自体が不安定な場合は、Steamクライアントトラブルシューティングの順に進めます。不要な外部入力機器を外す、オーバークロックを解除する、ハードドライブのエラーを検査する、Windowsメモリ診断を使うといった項目があります。Steamの再インストールは、同じ場所にインストールすれば導入済みのゲームが残る一方、別の方法でSteamを削除するとすべてのゲームとユーザーデータが消えると警告されています。ドキュメントは高度な手順をIT専門家と進めるよう勧めているため、自信がなければここで止めてサポートに問い合わせてください。
確認チェックリストと問い合わせ先
- PCを再起動してからSteamを起動しました。
- 整合性確認は一度に1本ずつ実行し、その間にデフラグやウイルススキャンは動かしていません。
- 一部のファイルが検証に失敗しても正常な場合があることを確認しました。
- ストアの最低要件(Windows 10、メモリ8 GB、ストレージ85 GBなど)とPCを見比べました。
- Windows Updateの更新プログラムのチェックで、OSとドライバーを最新にしました。
- 症状が続く場合は、SteamサポートのCS2サポートページ(サインインが必要)から問い合わせます。Steamクライアント自体が落ちる場合は「The Steam Client is crashing」の問い合わせ経路を使い、エラー画面のスクリーンショットを添付するよう案内されます。
起動が安定したあと、プレイを残したい時は
CS2が安定して遊べるようになり、試合を残したいと思ったら、DORを使う方法があります。DORはWindows向けの無料デスクトップアプリで、対応ゲームを自動で検出し、試合全体をmp4で保存します。Counter-Strikeでは、キルなどのハイライトも自動でクリップになります。録画した映像はアプリ内のライブラリに保存され、NVIDIAのグラフィックスカードを使っているPCでは、NVENCのハードウェアエンコードが標準で使われます。ゲーム音とマイク音声も同時に録音できます。ただしDORは起動不具合やクラッシュを直すツールではないため、上の確認は先に済ませてください。ゲームの情報はCounter-Strikeのハブ、ツール選びはCS2向けクリップソフトの比較をご覧ください。
公式の出典(2026年10月6日確認)
この記事の手順はすべてSteamサポートとSteamストアの文書に基づいています。ゲームファイルの整合性確認、Steamクライアントトラブルシューティング(Steam Client Troubleshooting)、Counter-Strike 2のストアページで直接確認できます。「Steamの動作を妨害するおそれのあるプログラム(Programs Which May Interfere with Steam)」の文書とCS2のサポートページも同じSteamサポートサイトにあります。各ページに改訂日は表示されていないため、2026年10月6日確認時点の内容として読んでください。


