結論から言うと、LoLのpingが高い理由はほぼ3つに絞られます。1つ目はゲームサーバーと自分の位置との物理的な距離と回線経路、2つ目はWi-Fi・ルーター・回線といったネットワークの状態、3つ目はダウンロードや重いアプリが動いているPCのバックグラウンド負荷です。だからpingを下げる順序も明確です。有線で接続し、バックグラウンドを整理し、ルーターを再起動したうえで、それでもダメならサーバーとドライバーを点検するという流れです。
基準値を先に押さえておくと作業が楽になります。pingが50ms以下なら快適、50から100msの間ならカジュアルなゲームには無難、100msを超えるとスキルショットや立ち回りで遅延がはっきり感じられる領域です。目標は自分の環境で可能な限り50ms付近まで引き下げることです。
ステップ1:有線LANで接続する
自宅でできる最も効果的な単一の対処です。Wi-Fiは距離・干渉・他の機器との帯域競争のためにpingが揺れやすくなります。PCとルーターをLANケーブルで直接つなぐと信号が安定し、パケットロスが減ってpingが一段と平坦になります。
- ルーターのLANポートとPCをLANケーブルで直接接続します。
- ノートPCでLANポートがないなら、USB-イーサネットアダプターを使います。
- 接続後、Windowsのネットワーク状態で「イーサネット」として認識されているか確認します。
- LANケーブルはカテゴリ5e以上を使い、潰れたり折れたりした箇所がないか点検します。
ステップ2:バックグラウンドアプリとダウンロードを整理する
ストリーミング、クラウド同期、自動アップデート、他のランチャーのパッチダウンロードは帯域を食いつぶし、突発的なpingのスパイクを生みます。ゲームを起動する前にこうした作業を止めると、pingが素早く安定します。
- Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開きます。
- 「ネットワーク」と「CPU」の列を基準に並べ替えます。
- ブラウザー、他のランチャー、ファイル同期、メッセンジャーなど、今は不要なアプリを右クリックして「タスクの終了」を押します。
- Steam・Epic・Battle.netなどの自動アップデートとダウンロードを一時停止します。
ステップ3:ルーターとモデムを再起動する
再起動は、ISPと自宅の間にたまった一時的な接続の問題を一度に解消してくれます。pingが普段より高かったり不安定だったりするとき、まず試す価値のある対処です。
- LoLとすべてのダウンロードを終了します。
- ルーターとモデムの電源をすべて切り、20から30秒以上待ちます。
- モデムを先に入れ、ランプが安定するまで待ちます。
- 次にルーターを入れ、すべての主要なランプが正常に戻ったら再接続します。
ステップ4:ネットワークドライバーを更新する
古いネットワークアダプターのドライバーは、接続の不安定さとping上昇の隠れた原因になります。マザーボード・ノートPCメーカーのサポートページや、ネットワークチップセット(Intel・Realtekなど)のサイトから最新ドライバーを入手してインストールしてください。インストール後はPCを一度再起動するのがおすすめです。
ステップ5:Riotの点検ツールで自己診断する
Riotが提供するHextech Repair Toolは、LoLのネットワークや実行に関する問題を自動で診断して修復してくれる公式ユーティリティです。pingが高かったり接続が不安定だったりするときに実行すると、破損したファイルや誤った設定を見つけてくれます。クライアント内のゲーム内点検機能も併せて活用してください。
ステップ6:サーバー・ルーティング経路を点検する
pingは結局、自分のPCからゲームサーバーまでパケットが行き来する距離と経路の問題です。韓国サーバーを使っているのにpingが異常に高いなら、ISPのルーティング経路が遠回りしている可能性があります。こうしたときは回線の状態と経路を直接確認して原因を絞り込みます。
- コマンドプロンプトでpingテストとtracertを使い、どの区間で遅延が大きくなるか確認します。
- 特定の区間でpingが急増するならISPの問題である可能性が高いので、カスタマーセンターに回線点検を依頼します。
- ISPがゲームトラフィックを制限(スロットリング)している場合、経路を最適化してくれるゲームブースターやVPNでより真っすぐな経路を確保できます。
- VPNを使うなら、WireGuardやLightwayのような高速プロトコルと、サーバーのデータセンターに近いノードを選びます。

録画しながらpingも守りたいなら
集団戦の場面を残そうと録画をオンにした瞬間にpingが跳ねる、そんな経験は一度はあるはずです。録画ツールが重いとCPUとディスク、ネットワークに負荷を加え、その分ゲームの応答に影響することがあるからです。DORは低負荷キャプチャーを志向しており、録画しながらもシステムとネットワークへの負担が小さく、pingへの影響が少ないほうです。pingを気にする環境なら、録画ツールを軽く保つだけでも体感が変わります。

まとめると順序はこうです。有線で接続し、バックグラウンドを空け、ルーターを再起動したあと、ドライバーと公式の点検ツールでPC側を整え、それでも高ければルーティング経路を点検します。この流れを一度回せば、ほとんどの環境でpingを目に見えて下げられます。リーグ・オブ・レジェンドだけでなく、チームファイト タクティクスのように同じサーバーを使うゲームにもそのまま当てはまります。


