LoL(リーグ・オブ・レジェンド)には「再観戦」機能があり、ちょうど終わった試合をリプレイで見返すことができます。チームファイトでなぜ死んだのか、あのガンクは本当に避けられなかったのかを、自分の目で復習できますね。ところが多くの方が勘違いしていることがあります。LoLの再観戦は「いつでも」見られるわけではありません。パッチが一度過ぎると、それ以前のリプレイは二度と開けなくなります。この記事では、リーグ・オブ・レジェンドのリプレイをダウンロードして見る方法から、パッチが過ぎても名場面を永遠に残す方法まで、順を追って整理します。
クライアントでリプレイをダウンロード・再生
最も基本的な方法は、LoLクライアント内で受け取ることです。「プロフィール → 対戦履歴」に入ると、最近プレイした試合の一覧が出ます。各試合のカードにマウスを乗せるとダウンロードアイコン(下向き矢印)が見え、これを押すとその試合のリプレイファイル(.rofl)をダウンロードします。ダウンロードが終わると同じ場所に「再生」ボタンができ、押すとゲームクライアントが観戦モードでリプレイを立ち上げます。
自分の対戦履歴だけでなく、OP.GGのような戦績検索サイトからも、ほかのサモナーの最近の試合の.roflファイルを受け取れます。ニックネームを検索して試合詳細に入るとリプレイのダウンロードボタンが用意されており、受け取った.roflをダブルクリックするとLoLクライアントが起動してそのまま再生されます。プロ選手や高ティアユーザーのプレイを、視点まで自由に見返して勉強するときに便利です。
リプレイファイル(.rofl)が保存される場所
クライアントで受け取った.roflファイルは、デフォルトで「ドキュメント → League of Legends → Replays」フォルダに保存されます(Documents\League of Legends\Replays)。このフォルダを直接開いておけばどの試合を受け取ったか確認でき、ファイルを別のPCに移して同じパッチならそのまま再生することもできます。ただし容量管理のため一定数を超えると古いファイルが整理されることがあるので、どうしても残したい試合は別途バックアップしておくのが安全です。
リプレイ内で使える視点・機能
LoLリプレイの最大の利点は、「自分の画面」だけでなく試合全体を自由にのぞき込めることです。観戦モードと同じコントロールをそのまま使えます。
- 視点切り替え:自チーム・相手チームのどのチャンピオンでもクリックしてその人の視界に切り替え(敵ジャングルの動線まで確認可能)
- 再生速度の調整:0.5倍速のスローから早送りまで、チームファイトはゆっくり・レーン戦は速く
- 区間移動:タイムラインをドラッグして好きな時点へジャンプ、特定の分・秒へすぐ移動
- 表示トグル:視界(霧)のオン・オフ、体力バー・ミニマップ・UI・体力数値の表示切り替え
- 一時停止・自由カメラ:画面を止めてマップのどこへでもカメラを移し、ポジションを確認
つまりリプレイは単なる「再観戦」ではなく、試合を解剖する分析ツールに近いものです。問題は、この優れた機能を「期間限定」でしか使えないという点にあります。
注意、リプレイは永遠ではない
ここが本当に重要です。LoLのリプレイ(.rofl)は「その試合がプレイされたパッチバージョン」でのみ再生されます。リプレイファイルの中には完成した映像が入っているのではなく、各チャンピオンの入力や座標といったデータだけが入っていて、クライアントがそのデータを現在のゲームバージョンで描き直す仕組みだからです。
そのため新パッチが適用されてクライアントが更新されると、以前のパッチで作られた.roflファイルはもう開けなくなります。通常2週間に一度パッチが出るので、長くても1〜2週間が過ぎると「再生できないバージョンです」のようなメッセージとともに、その名場面は二度と見られなくなります。ペンタキルを獲ったのに数日後回しにしているうちにパッチが過ぎて見られなくなった経験が、一度はあるでしょう。
リプレイを動画(mp4)として永久保存する
パッチに縛られず名場面を永遠に残す方法は一つだけです。リプレイを再生しながらその画面を「録画」して、mp4のような動画ファイルにすることです。動画として一度書き出しておけば、パッチが何度過ぎても、LoLを消しても関係なくそのまま残り、友だちに共有したり編集したりもできます。
このときDORを立ち上げておくと工程が簡単になります。DORを起動した状態でリプレイを再生すると、その画面を高画質で録画して動画として保存します。好きな視点と再生速度に合わせたそのままがmp4で残りますね。さらにインゲームで直接プレイするときは、キル・アシスト・ペンタキルのような瞬間をDORが自動で検知してクリップに切ってくれるので、そもそも「録画を回せなかった」ということが減ります。同じやり方でヴァロラントやチームファイト タクティクス(TFT)の名場面も自動で集めておけます。
リプレイで実力を分析する方法
リプレイは自慢用のクリップを作るだけのツールではありません。きちんと使えば、ティアを上げる最速の復習ツールです。次の順序で見ると効果的です。
- 死んだ時点を固定:自分が死んだ瞬間の直前10秒へ戻り、敵の視界に切り替えて「このガンクは見えていたか」を確認
- チームファイトの視点復習:チームファイトの直前から0.5倍速で、進入の角度・スキルの順番・ポジショニングをフレーム単位で点検
- 視界を付けて分析:視界トグルをオンにして、ワードが置かれた位置と敵動線の隙をひと目で把握
- レーン戦の比較:同じレーンの相手チャンピオン視点で、cs・リコールのタイミング・ローミングの動線を自分のものと比較
- オブジェクトのチームファイト:ドラゴン・バロン前の駆け引きを早送りで飛ばさず、ポジションとコントロールワードの位置を確認
こうして分析した場面をDORで動画まで残しておけば、同じミスを繰り返したときに「以前のあのクリップ」とすぐ比較できます。パッチが過ぎて.roflが消えても、復習資料は動画としてそのまま積み上がるわけです。

