PUBG(PUBG: BATTLEGROUNDS)のリプレイファイルは %LOCALAPPDATA%\TslGame\Saved\Demos フォルダに保存されます。実際のパスは C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\TslGame\Saved\Demos の形で、2026年9月14日にWindows 11・Steam版の実機で確認しました(Update 43.1)。Steamのインストール先(steamapps\common\PUBG)をいくら探してもリプレイはなく、ユーザープロファイルのAppData配下に別途たまっていきます。AppDataは隠しフォルダなので、エクスプローラーで「隠しファイルを表示」を有効にする必要があります。PUBG公式サポートもクラッシュダンプの案内で同じ親フォルダ TslGame\Saved を示しています。Demosを開いてもmp4は1つもなく、match.bro.official で始まる長い名前のフォルダが並ぶだけで、そのフォルダ1つがリプレイ1試合分です。ゲーム内でデスカムやリプレイを再生する手順はPUBGのデスカム・リプレイの見方で説明済みなので、この記事はファイルがどこにどんな構造で置かれ、どう照合・バックアップし、なぜパッチ後に見られなくなるのかをファイル目線で整理します。
最初に決めること: フォルダを残すか、動画として残すか
結論は目的で分かれます。サポートへの不具合報告や、同じバージョンのうちに見返す用途なら、Demos内の該当フォルダを丸ごとコピーしておけば十分です。実測では3分台の試合で3.9MB、24分台で25.9MB程度なので容量の心配はいりません。一方、キルシーンをフレンドに送ったり編集して投稿したりするのが目的なら、フォルダのバックアップは答えになりません。PUBG.demoは試合データであってどの動画プレイヤーでも開けず、公式パッチノート(Update 12.2・14.1)はリプレイシステムが更新されたアップデート以降、以前のリプレイファイルは使用できないと明記しています。検証機には2026年1月に記録したフォルダが9月にもそのまま残っていましたが、残っていることと再生できることは別問題です。動画が必要なら、リプレイを再生しながら画面を録画してmp4にするしかなく、その手順はPUBGリプレイをmp4に変換する方法にまとめています。以下ではまずフォルダを開く手順を段階ごとに整理し、続く表でフォルダがどこにどんな形であるかをまとめます。
フォルダを開くところからパッチ対策まで
- 1Demosフォルダを直接開く — Win+Rを押して %LOCALAPPDATA%\TslGame\Saved\Demos を貼り付け、Enterを押すとリプレイフォルダがすぐ開きます。エクスプローラーのアドレスバーに貼り付けても同じです。フォルダが見つからないと表示される場合は、リプレイ保存がオフか、まだ1試合も記録されていない状態なので、1試合終えてから確認し直してください。カカオ版なら、まず %LOCALAPPDATA% を開いてTslGameフォルダがあるか探します。
- 2フォルダ名からどの試合か読み取る — フォルダ名は match.bro.official.pc-2018-42.steam.squad.as.2026.08.22.04.<マッチID>__USER__<アカウントID> の形式です。steamがプラットフォーム、squadがモード、asが地域で、その後の日付と時はUTCです。韓国時間13時33分に終わった試合が04と記録されていたので、日本時間なら9時間引いて探してください。pc-2018-42のようなトークンは、記録当時のメジャーアップデート番号(42.x)と一致していました。
- 3ゲーム内一覧と照合する — ゲーム内の一覧は Career > Replays メニューにあります。似たフォルダが多くて迷うときは、そのフォルダのPUBG.replayinfoをメモ帳で開いてみてください。GameVersion、MapName(内部マップ名)、Mode、LengthInMS(試合時間)、Timestampなどの値が読めるので、日付・モード・試合時間を一覧と突き合わせられます。必ず読むだけにして、編集・上書き保存はしないでください。
- 4バックアップも報告もフォルダごと — 必要なリプレイは、フォルダ1つを丸ごと別ドライブや外付けストレージにコピーします。PUBG.demoだけ取り出しても意味がありません。公式サポートはラグや不具合の報告時にマッチIDとその試合のリプレイを添えるよう案内しており、フォルダ名にマッチIDが含まれるため、このフォルダがそのまま報告資料になります。フォルダ名の末尾にはアカウントIDが付くので、スクリーンショットを公開するときは隠してください。
- 5パッチ後に再生できないとき — アップデートでDemosフォルダが空になることはありませんでした。検証機には39.x・41.x・42.x時代のフォルダが、43.1(2026年9月10日PC適用)の時点でも残っていました。しかし公式パッチノートはリプレイシステムが更新されたアップデート(12.2・14.1)以降、以前のリプレイは使用できないと述べており、ゲームは自動で最新版になるため「同じバージョンを維持する」のは現実的ではありません。残したい場面はアップデート前に動画へ変換しておくのが唯一確実な方法です。
- 62Dリプレイと3Dカメラを区別する — Update 30.2で追加された2Dリプレイは Career > Match History > Match Report > 2D Replay タブで見るもので、試合情報・プレイヤー一覧・交戦・安全地帯・補給物資の流れをPCでは1・2・5・10・20倍速で追えます。Update 40.1からは同じ画面のView in BrowserボタンとQRコードで、KRAFTON IDでログインしたPUBG Bridgeのウェブサイトでも視聴できます。自由視点で見返せる3DリプレイだけがDemosフォルダにあります。
Demosフォルダのパス・構造・保存上限(2026年9月14日 Steam版実測)
| 確認項目 | 確認できた内容 | 根拠と注意点 |
|---|---|---|
| 保存先パス(Steam) | %LOCALAPPDATA%\TslGame\Saved\Demos(C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\TslGame\Saved\Demos) | Windows 11実機で実測。インストール先とは無関係で、AppDataは隠しフォルダ |
| カカオ版・他プラットフォーム | 実機未検証。%LOCALAPPDATA%でTslGameフォルダを探し、Saved\Demosがあるか確認 | 同じパスとは断定しない。環境により異なる可能性あり |
| 保存単位 | 1試合=1フォルダ。フォルダ名にプラットフォーム・モード・地域・日付と時(UTC)・マッチID・記録アカウントIDを含む | コピー・削除・バックアップは必ずフォルダごと |
| フォルダの中身 | checkpoints・data・eventsのサブフォルダと、PUBG.demo(容量の大半)、PUBG.final、PUBG.header、PUBG.replayinfo、PUBG.replayinfo.gdata | 単一の動画ファイルではなく試合データの集合 |
| フォルダ容量 | 3.3分の試合で3.9MB〜24.5分で25.9MB。15.2分のスクワッド戦は21.2MB | mp4ではないので小さい。バックアップの負担なし |
| 保存件数・日数の上限 | 公式文書・パッチノート・ローカル設定ファイルのどこにも上限の項目なし。Career > Replays の一覧で直接確認 | 実測では8か月前のフォルダも残っていた。「数日で消える」と言う根拠はない |
| 2Dリプレイ | ファイルではなく Career > Match History > Match Report > 2D Replay タブ。Update 40.1以降はPUBG Bridgeのウェブでも視聴可 | Demosフォルダとは無関係。フォルダを探す必要なし |
リプレイが残らない・見つからないときの確認
- リプレイ保存の設定がオンになっている — ローカル設定ファイル GameUserSettings.ini に bUseClientReplay=True と記録され、ゲーム設定からオフにできる項目がある(正確なメニュー名はゲーム内で確認)
- リプレイ非対応モードではない — Update 42.1時点でAlly Duoモードは観戦・デスカム・リプレイが無効
- 特定マップでリプレイが一時停止された時期ではない — Update 33.1当時、Sanhokでリプレイとデスカムが無効化された事例がある
- エクスプローラーで「隠しファイルを表示」を有効にし、AppDataフォルダが見えている
- コピー・削除をフォルダ単位で行い、PUBG.replayinfoは読むだけで保存していない
- 共有や編集をしたい場面は、リプレイフォルダではなくmp4動画として別に確保している
パッチに左右されないmp4を残すには
まとめると、Demosのリプレイは試合データなのでどのプレイヤーでも動画として開けず、リプレイシステムが更新されるアップデートが来れば、以前のリプレイが再生できる公式の保証はありません。キルシーンを確実に残す方法は試合中にmp4として録画しておくことだけですが、毎試合手動で録画ソフトを起動・停止するのは長続きしません。DORは無料のWindowsデスクトップアプリで、PUBGを自動検出してフルマッチを自動録画し、キルなどの瞬間はハイライトクリップとして自動で切り出してアプリ内ライブラリに保存します。NVIDIA NVENCハードウェアエンコードが標準なのでゲームへの負荷を抑えられ、ゲーム音とマイクを同時に録音します。ライブラリのクリップはインストール不要のブラウザ版クリップエディターで整えて、dor.ggのリンクで共有すればスマホのブラウザでそのまま再生できます。パッチが来てもmp4はそのまま残ります。ほかの録画ツールとの違いはPUBGクリップソフト比較で確認してください。
出典と確認日
保存先パス・フォルダ構造・容量・フォルダ名の形式は、2026年9月14日にWindows 11・Steam版(Update 43.1)の実機で直接確認しました。カカオ版は確認できていないため、本文では探し方だけを案内しています。PUBG公式サポートのGame keeps crashingは、同じ親フォルダ C:\Users\USERNAME\AppData\Local\TslGame\Saved\ をダンプファイルの場所として示し、AppDataが隠しフォルダであることにも触れています。以前のアップデートのリプレイが使えなくなるという記述は公式パッチノートPC Update 14.1で確認しました。2Dリプレイ(30.2・40.1)、Ally Duoのリプレイ無効(42.1)、Career > Replays メニューと Spectate and Replay キー設定タブ(42.3)、現行バージョン43.1はpubg.comの公式パッチノートで確認しています。ショートカットはPUBGサポートセンターのリプレイモードのホットキー記事(2020年6月更新)に基づき、ゲームのアップデートで変わる可能性があります。


