Steam ストアの公式表記では、PUBG: BATTLEGROUNDS の必要ストレージは最低スペックで 40 GB、推奨スペックで 50 GB の空き容量です(2026年9月8日確認)。ただしこの数字はインストール時に空いている必要がある容量であって、インストール後にドライブを実際に占有する容量ではありません。実際の占有量は Steam の設定にあるストレージタブでしか正確に確認できず、公式ドキュメントには「インストール後は何 GB になる」という固定値は公開されていません。そのため C ドライブに余裕がない状態で 40 という数字だけを見てぴったり分だけ空けるのは危険です。アップデートが展開時に使う作業領域、Windows 自体が必要とする空き、そしてプレイ動画を残すつもりなら録画ファイルが増えていく分まで、同じドライブを分け合うことになるからです。この記事では Steam 公式の要件をそのまま整理したうえで、容量が足りないときに再インストールせずドライブを移す公式手順、そして録画まで回すための空き容量の計算方法を順番に説明します。ストレージよりハードウェアが心配な方は 録画まで考えた PC スペック を先に目を通しておくと安心です。
結局どれだけ空けておけばいいのか
結論を先に言うと、インストールだけが目的なら 40 GB、推奨基準に合わせたいなら 50 GB を確保してください(2026年9月8日、Steam ストアで確認)。PUBG 公式サポートが別途案内している高リフレッシュレート向けの競技用スペックでも、ストレージの項目は 50 GB のままです。つまり容量だけで見れば、公式ドキュメントが求める上限は実質 50 GB と考えて構いません。そこにアップデート用の余裕を少し足しておくと安心ですが、1 回のパッチが展開時に何 GB 必要になるかという公式の数字は存在しないので、出どころのわからない数値を信じるよりドライブ全体を広めに空けておくほうが確実です。実際に足を引っ張るのはたいてい既に埋まった C ドライブですが、その場合でもゲームを消して入れ直す必要はありません。Steam にはインストール済みのゲームを別ドライブへ移す公式機能があり、録画ファイルのように増え続けるデータは最初からゲームとは別のドライブに置くのが正解です。すでに録画している方は ビットレートとファイルサイズの計算 から手を付けて1時間あたりの容量を把握すると、ゲームドライブに何 GB 残すべきかがはっきりします。
確認からドライブ移動まで、順番に
- 1Steam ストアで今日時点の必要容量を確認する — ストアページのシステム要件タブを開き、ストレージの項目を見ます。2026年9月8日確認時点で最低 40 GB、推奨 50 GB と表記されており、このタブには Windows 向けの項目しかありません。パッチやストア改修で変わり得る値なので、インストール直前にもう一度見る習慣をつけてください。
- 2Steam の設定からストレージタブで現状を把握する — Steam クライアントの設定を開いてストレージタブに移動すると、ドライブごとのライブラリとゲームごとの占有容量が表示されます。既定のインストール先は C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\ で、今 PUBG がどのドライブにどれだけ入っているかもこの画面で確認できます。
- 3空きが足りなければ別ドライブにライブラリを追加する — 同じストレージタブ上部の「+」ボタンから、D ドライブなど別のディスクに新しい Steam ライブラリのパスを作成します。先に作っておけば、今後インストールするゲームの保存先をインストール時に選べるようになります。
- 4再インストールせず「Move」でゲームを移す — 移動先のライブラリパスを先に作ったうえで、ストレージタブでゲームが入っているドライブを選び、移したいゲームを選んで Move を押すと、ダウンロードし直さずに移動できます。Steam のインストール自体を丸ごと移す手順も公式にありますが、外付けドライブへの Steam インストールは性能面から推奨されておらず、作業前に steamapps フォルダーのバックアップが推奨されています。
- 5移動後にゲームファイルの整合性を確認する — ライブラリでゲームを右クリックし、プロパティ → インストール済みファイル → ゲームファイルの整合性を確認、の順に実行します。一部のファイルが検証に失敗したと表示されるのは多くの Steam ゲームで正常なので無視して構いません。デフラグやウイルススキャンのような負荷の高い処理と同時に実行したり、複数のゲームを一度に検証したりするのは避けてください。
- 6録画分の空き容量は別に計算して確保する — 録画データはゲームのインストール容量とは別に増え続けます。ビットレートが分かれば 1 時間あたりに必要な容量は自分で計算できるので、その分をゲームが入っているドライブとは別のドライブに確保しておきましょう。分けておけば録画用ドライブが満杯になってもゲームの起動自体には影響しません。
Steam 公式のシステム要件 — 最低スペック vs 推奨スペック(64ビットのプロセッサーとOSが必要、2026年9月8日確認)
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| OS | 64-bit Windows 10 | 64-bit Windows 10 |
| プロセッサー | Intel Core i5-4430 / AMD FX-6300 | Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1600 |
| メモリ | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
| グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 960 2GB / AMD Radeon R7 370 2GB | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB / AMD Radeon RX 580 4GB |
| DirectX | Version 11 | Version 11 |
| ストレージ | 40 GB の空き容量 | 50 GB の空き容量 |
インストール前の最終チェック
- インストール先のドライブに最低 40 GB、できれば推奨基準の 50 GB 以上の空きがある
- 64ビット版 Windows 10 と DirectX 11 の環境である(Steam 表記:64ビットのプロセッサーとOSが必要)
- Steam の設定 → ストレージタブで、既定のインストール先が意図したドライブになっている
- 録画を残す予定なら、ゲームとは別のドライブに想定録画量ぶんの空きがある
- ドライブを移動した場合は、ゲームファイルの整合性確認を一度実行してある
容量を確保したら、次は残す番です
ドライブを整理してゲームを置き直したら、次はその試合を実際に残す番です。DOR は無料の Windows デスクトップアプリで、対応ゲームを自動で検出してフルマッチをそのまま録画し、キルなどの見せ場はハイライトクリップとして切り出してアプリ内のライブラリに整理してくれます。エンコードは NVIDIA NVENC ハードウェアエンコードが標準なのでプレイ中の負担が軽く、ゲーム音とマイクを同時に録音するのでスクワッドのコールもそのまま残ります。切り出したクリップはインストール不要でブラウザから開けるクリップエディターで整えて、dor.gg のリンクで共有すれば、相手はスマートフォンのブラウザでそのまま再生できます。まずは PUBG ハブで他のプレイヤーのクリップを眺めてみて、録画が増えてドライブがまた窮屈になってきたら PUBG 録画データの容量管理 を参考にファイル側を整理してください。
出典と確認方法
この記事のスペック値は 2026年9月8日に Steam ストアの PUBG: BATTLEGROUNDS ページ で直接確認したものです。同ページのシステム要件タブは Windows 向けの項目のみで、最低 40 GB・推奨 50 GB の空き容量が原文どおりに記載されています。同じ数値は PUBG 公式サポートの最低・推奨スペック文書 でも確認でき、こちらには最低スペックはゲームを動かすための最低ラインであり最も滑らかな体験を保証するものではないという説明、推奨スペックはほとんどの状況で 144fps で動かすための基準だという説明、さらにストアには載っていない競技向けの等級が追加で記載されています(文書上部の更新表記は 2023年1月17日)。必要スペックとストレージ容量はパッチやストア改修で変わる可能性があるため、インストールの直前に上記 2 つのリンクでその日の値をもう一度確かめてください。


