バトルフィールド6(Battlefield 6)のPCプレイは、Windows標準のXbox Game Bar(Windows+Alt+R)、NVIDIA製グラフィックスカードならNVIDIA appのオーバーレイ(Alt+F9)、画面構成を自分で決めたいならOBSのゲームキャプチャで録画でき、録画ツールとは別に、ゲーム自体がEA Javelinアンチチートのためにセキュアブート(Secure Boot)とTPM 2.0を求めるので、まずそこから確認します。ただしEAの公式ドキュメントは録画ツールを許可・禁止のリストに載せていないため、特定のツールが安全だとは言い切れず、警告が出たら案内どおりにソフトを更新するか無効化する必要があります。この記事は2026年9月30日時点の確認内容で、コンソールではなくPC版のみを対象にします。Windows標準ツールを詳しく知りたい方はXbox Game Barで録画する方法もご覧ください。
結論:ツール選びよりアンチチートの確認が先です
大事なのはツールよりも順番です。まずセキュアブートとTPM 2.0が有効で、バトルフィールド6が警告なしで起動することを確認し、そのうえで準備の手間が少ないものから試してみましょう。Game Barは別途インストールが不要で、グラフィックスカードのツールは音声ソースや画質のオプションが案内されており、OBSはキャプチャするソースとそのプロパティを自分で選べます。画質を上げるほどGPU負荷と保存容量の余裕が必要になりますが、バトルフィールド6で録画したときのフレームレート低下幅や推奨ビットレートは公式の根拠がないため書きません。NVIDIA製カードをお使いなら、NVIDIAのゲーム録画設定ガイドで画質と音声のオプションをあらかじめ決めておくと安心です。
録画を始めるまでの手順
- 1セキュアブートとTPM 2.0を最初に確認する — Windows+Rを押してmsinfo32を実行し、System SummaryでBIOS ModeがUEFI、Secure Boot StateがOnになっているかを見ます。EA Helpによると、セキュアブートにはGPTディスク(MBRは不可)が必要です。詳しいシステム要件はEAのシステム要件ページで確認し、録画ファイルを置く空き容量はゲーム自体の必要容量とは別に残しておいてください。
- 2アンチチートの警告表示を確認する — 録画ツールを起動する前に、ゲームが警告なしで起動するかを確認します。EA Helpによると、EA Javelin Anticheat has detected incompatible softwareというエラーは、そのソフトがセキュリティ上の理由でdenylistに入っているという意味です。バージョンが遮断されている場合は更新して再起動し、それでも直らなければそのソフトを無効化します。更新や無効化の方法は提供元に問い合わせるよう案内されています。文書の例示はドライバー系のソフトで録画ツールの名前はなく、一覧がすべてではないとも明記されています。
- 3Xbox Game Barで録画する — ゲーム画面でWindows+Gを押してXbox Game Barのコントロールを表示し、Windows+Alt+Rで録画を開始して、もう一度押すと停止します。録画中のマイクはWindows+Alt+Mでオン・オフします。Microsoftの文書によると、ファイルはVideosフォルダ内のCapturesフォルダにMP4で保存され、ファイル名にゲーム名と日付・時刻が入ります。キャプチャ設定の音声オプションは、文書ではAllが推奨されています。フルスクリーンでの動作は文書で確認できなかったため、テスト録画で確かめてください。
- 4NVIDIA appで録画する — NVIDIA製グラフィックスカードなら、Alt+ZでNVIDIA Overlayを開き、RecordボタンまたはAlt+F9で録画を開始し、もう一度押して停止します。Instant Replayは常時動くローリング録画で、公開時点のNVIDIA公式ニュースではAlt+Shift+F10で保存するとされており、長さは設定の歯車アイコンで変えます。同じ歯車からホットキー、音声ソース、マルチトラック音声(マイクを別トラックに録音)、画質、ディスク使用量の上限を調整できます。これらのキーは公開時点のNVIDIA公式ニュースに基づくため、2026年9月30日時点の現行画面とは異なる場合があり、Instant Replayの保存キーはアプリの更新で変わっている可能性があるので、設定の歯車にあるホットキーの項目で確認してください。
- 5OBSのゲームキャプチャで録画する — OBS(2026年9月30日時点の最新は32.2.2)でソース追加(+)からゲームキャプチャを選び、モードを「フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ」または「特定のウィンドウをキャプチャ」にします。OBSの文書は、ゲームキャプチャはDirectX・OpenGLのゲームを取り込む最も効率的な方法で、常に最初に試すよう案内しており、アンチチート互換性フックを使用するオプションは初期状態でオンです。映らない場合はOBSを管理者権限で実行し、オーバーレイやFPSカウンターなど競合するソフトがないかを確認してから録画開始を押します。エンコーダーとビットレートの設定はこの記事では扱いません。
- 6短いテスト録画を再生して確認する — どのツールでも1〜2分ほど短く録画し、再生して映像が映っているか、ゲーム音とマイクが入っているか、録画中にアンチチートの警告が出なかったかを確認します。フルスクリーンとボーダーレスのモードごとにキャプチャできるかは公式の根拠がないため自分で確かめる必要があり、判断に迷う警告はEA Helpに問い合わせるのがもっとも確実です。
録画方法の比較
| 録画方法 | 公式ドキュメントで確認できた特徴 | バトルフィールド6で知っておきたい点 |
|---|---|---|
| Xbox Game Bar(Windows標準) | Windows+Gでコントロール表示、Windows+Alt+Rで録画開始・停止、Windows+Alt+Mでマイクのオン・オフ、Videosフォルダ内のCapturesフォルダにMP4で保存 | Microsoftの文書にバトルフィールド6への言及はありません。フルスクリーンで動くかはテスト録画で確認します。 |
| NVIDIA appとOverlay(NVIDIA製グラフィックスカード) | Alt+Zでオーバーレイを開く、Alt+F9で録画開始・停止、Instant Replayは公開時点の公式ニュースでAlt+Shift+F10で保存、音声ソース・マルチトラック・画質・ディスク使用量の上限を調整可能 | 公式ニュースは公開時点の内容のため現行の画面やホットキーと異なる場合があり、EAの文書にこのツールの許可可否は書かれていません。 |
| OBS Studio ゲームキャプチャ | DirectXとOpenGLのゲームを直接キャプチャし、アンチチート互換性フックは初期状態でオン、ゲームによってはOBSの管理者権限での実行が必要 | OBSのアンチチート対応表(2025年6月3日更新)ではEA Anti-Cheat(Battlefield Series)が正常と表記されていますが、EAの許可宣言ではなく、バトルフィールド6個別の表記でもありません。 |
| DOR(無料のWindowsアプリ) | 対応ゲームの自動検出、フルマッチの自動録画(mp4)、ゲーム音とマイクの同時録音 | バトルフィールド6はフルマッチの自動録画のみ対応で、自動ハイライトクリップはありません。 |
録画前の最終チェックリスト
- msinfo32でBIOS ModeがUEFI、Secure Boot StateがOnであることを確認しました。
- TPM 2.0が有効になっていることを確認しました。
- バトルフィールド6がアンチチートの警告なしで接続できます。
- OBSの文書が競合要因として挙げるオーバーレイやFPSカウンターを終了して確認しました。
- 短いテスト録画を再生し、映像・ゲーム音・マイクを確認しました。
- ゲームの必要容量とは別に、録画ファイルを置く空き容量を残しました。
設定を終えて、試合をまるごと残したいとき
セキュアブートとTPMの設定を終えて試合に入れるようになったら、毎試合ホットキーを意識せずに試合そのものを残したい場合の選択肢のひとつがDORです。DORは無料のWindowsデスクトップアプリで、バトルフィールド6は対応ゲームなので、ゲームを検出してフルマッチをmp4で自動保存します。ただしバトルフィールド6はフルマッチの自動録画のみ対応で、キル場面を自動で切り出すハイライトクリップはないため、残したい場面はアプリのライブラリにある区間トリミング(16:9・9:16・1:1)か、ブラウザで開くDORスタジオで自分で選んで切り、dor.ggのリンクで共有します。NVIDIA製グラフィックスカードではNVENCハードウェアエンコードが標準で使われ、ゲーム音とマイクを同時に録音するので、銃撃戦の音と自分のマイク音声をあとから一緒に聞き返せます。アンチチートについてはEAの文書にツール別の説明がないため、DORを含めどのプログラムでも警告が出たら上の確認手順に従ってください。ゲーム情報はバトルフィールド6のハブ、プログラム選びはバトルフィールド6のクリップソフト比較へどうぞ。
公式ソースと確認日
2026年9月30日時点の確認内容です。アンチチートの警告とdenylistの案内はEA Help: PC版EA Javelinアンチチート、セキュアブート・TPM 2.0の要件はEA: Battlefield 6のシステム要件、ゲームキャプチャのソースはOBS公式ドキュメント: Game Capture Sourceで確認できます。Season 4のアンチチート告知(2026年8月28日)は禁止製品の一覧を見直し、以前緩和していたTPM 2.0要件の部分をその日から強制すると発表しましたが、録画ソフトは禁止・許可のどちらの例にも挙がっていません。NVIDIAのホットキーはNVIDIA公式ニュースNVIDIA App Officially Released、Game BarのホットキーはMicrosoftサポート文書(Xbox Game Barでの画面録画)に基づいており、画面はアップデートで変わることがあります。


