BeamNG.drive は、車のすべての部品をリアルタイムで計算するソフトボディ物理によって、衝突すると車体が本物のようにつぶれ、タイヤが曲がる車両シミュレーターです。そのため、このゲームで友達に見せたい場面のほとんどは数秒の事故です。この記事では、BeamNG.drive を DOR で録画し、同じ実験を何度も繰り返した長い録画から、いちばん派手に壊れた一回を探して短く切り出し、dor.gg リンクで送る方法を説明します。車好きの友達に送る衝突クリップや、家族のグループチャットに載せる笑えるジャンプ失敗の場面を作るときに使えます。
繰り返しの実験がひとつの動画にたまっていく
DOR は BeamNG.drive をプレイ全体録画で記録します。車両を元の位置に戻して走り直すことを何十回繰り返しても試行ごとにファイルはできず、起動してから終了するまでがひとつの動画につながります。衝突や着地を検出してクリップを自動で作る機能はないため、送りたい場面は録画から自分で探し、区間カットで切り出します。このゲームの衝突場面は短く強烈なので縦型ショートとも相性がよく、横長の画面を縦にするときに何を中央に置くかは ゲームの縦型動画の作り方 にまとめています。
繰り返しの衝突実験から最高の一回を送る手順
- 1うまく壊れた試行の直後に時刻をメモするBeamNG.drive では同じ衝突を少しずつ変えながら何度も試すことが多く、録画には似た場面が何度も続きます。気に入った事故が起きたらすぐに時計を見て時刻だけ書き留めておけば、あとで何十回もの試行の中からその一回をすぐに見つけられます。
- 2DOR をインストールしていつも通りゲームを起動するDOR は無料の Windows デスクトップアプリで、ゲームを起動すると自動で検出して録画を始めます。録画ボタンを押す必要はなく、車両とマップを選んで実験を始めるだけです。エンジン音や衝突音などのゲーム音と自分のマイクが一緒に録音されます。
- 3リセット地点で試行を区切るライブラリで録画を開くと、車両を元の位置に戻すたびに画面が一瞬で切り替わる地点があります。その地点を試行と試行の区切りとみなし、メモした時刻付近の区切りの間で、車体が大きくつぶれる場面を探します。
- 4衝突クリップは 5〜15 秒に短く切り出す衝突クリップは衝突の 2〜3 秒前から始めて、車が完全に止まるまでで十分で、たいてい 5〜15 秒に収まります。始まりが早すぎると直進する場面ばかり長くなるので、発進の部分は思い切って切り落とします。
- 5見る人に合わせて比率を選ぶ広い道路や周りの地形まで見せたいなら 16:9、スマートフォンで見る友達や家族にジャンプや横転の場面を送るなら、車が画面の中央に大きく映る 9:16 がよく合います。重力の操作のように車一台の動きが主役の場面は 1:1 もおすすめです。
- 6dor.gg リンクで送る区間カットが終わると dor.gg リンクが作られます。車の話をする友達のグループチャットや Discord のチャンネルにリンクを貼り付ければ、受け取った人はゲームがなくてもブラウザですぐに衝突場面を見られます。
実験・モード別に探す瞬間とおすすめ比率
| 実験・モード | 録画で探す瞬間 | おすすめ比率 |
|---|---|---|
| フリーローミングでの正面衝突 | 車体がつぶれ始める瞬間の 2〜3 秒前 | 16:9 |
| ジャンプ台からの高速ジャンプ | タイヤが地面を離れる直前から、着地後に転がって止まるまで | 9:16 |
| パトカー追跡シナリオ | 追跡車がぴったり迫る区間から、振り切るか捕まる瞬間まで | 16:9 |
| タイムトライアル | ゴール直前の最後のコーナーを曲がる区間 | 16:9 |
| 重力・風の操作実験 | 設定を変えた直後に車が妙な動きを始める場面 | 1:1 |
| トラック配送中の事故 | 荷物を積んだトラックがコーナーで傾いて横転する場面 | 9:16 |
衝突クリップを送る前の確認
- 衝突直前の 2〜3 秒が入っていて、どんな状況でぶつかったのか分かります。
- 車が完全に止まるか、横転して静止するところまで入っています。
- 発進して加速するだけの前の部分は切り落としました。
- ジャンプや横転の場面は、縦の比率でも車が画面の外に出ないか確認しました。
- 同じ実験を長く繰り返す前に、録画ドライブの空き容量が 20GB より十分多いか確認しました。
- 似た衝突がいくつかある中から、いちばん派手に壊れたひとつを先に選びました。
DOR で BeamNG.drive を残すしくみ
BeamNG.drive は 2026 年 10 月のアプリ更新で DOR の対応ゲームに追加されました。DOR は無料の Windows デスクトップアプリで、ゲームを起動すると自動で検出し、起動から終了までをひとつの mp4 として録画します。録画はアプリのライブラリで見返せます。NVIDIA のグラフィックカードを搭載した PC では NVENC ハードウェアエンコードが標準です。長時間実験を繰り返すとディスクが早く埋まり、空き容量が 20GB 未満になると録画は自動で止まります。ライブラリの区間カットで開始と終了を決め、16:9・9:16・1:1 から比率を選ぶと dor.gg リンクが作られ、リンクを開いた人はアプリをインストールせずにスマートフォンのブラウザでも再生できます。その日の衝突をいくつか集めて一本の事故集にしたいときは、インストール不要のブラウザ版 DOR スタジオで動画を結合し、エフェクトテンプレートやテキスト、BGM を入れられます。編集画面は DOR ブラウザクリップエディター の記事で詳しく紹介しています。


