PC版の紅の砂漠が突然デスクトップに落ちる、起動してすぐ終了する、アップデート後からロード中に落ちるようになった、という場合、原因は一つではないので順番に切り分けるのが近道です。この記事では、2026年10月16日にパールアビス公式サポート(support.pearlabyss.com)の紅の砂漠FAQ(「ゲーム起動」と「技術的な問題 / パフォーマンス」)、公式サイトのパッチノート、「既知の不具合」のお知らせで確認した内容をもとに、PC版(Steam・Epic Games)の確認手順をまとめました。確認時点の最新パッチは9月23日配信のVer. 2.03.02(全プラットフォーム向け緊急修正)で、9月21日に最終更新された既知の不具合一覧には、クラッシュに関する項目は載っていません。いま起きている「落ちる」症状の多くは公式に調査中として挙がっていないため、まず自分のPC環境を確認し、それでも続く場合は再現条件と動画をそろえて報告するのが基本の流れです。コミュニティで出回っている設定ファイルの書き換えや非公式パッチは扱いません。
結論:落ちるタイミングで分け、バージョン→ファイル→ドライバー→常駐ソフトの順に確認
まず「いつ落ちるか」をメモし、公式FAQの手順を一つずつ試すのが効率的です。起動直後やロゴ画面で落ちるならゲームファイルの整合性確認とセキュリティソフトの除外設定、起動時の初期ロード中に落ちるならグラフィックドライバーのバージョンとIntel Core第13・14世代CPUのBIOS、アップデート後から落ちるなら最新の修正パッチが当たっているかとファイルの整合性が最初の候補です。パールアビスのFAQは、セキュリティソフト、VPN、アンチスパイウェアツール、ファイアウォール、セキュリティアプリケーションに加えて、録画や配信ソフトウェアもゲームの実行を妨げたり、パフォーマンスや安定性に影響したりすることがあるとし、セキュリティソフト以外は一時的に無効化するか完全にアンインストールするよう案内しています。Steamのゲーム録画機能(バックグラウンド録画)をオンにしている場合も同じ扱いになるので、一度オフにして比べ、録画データがドライブを圧迫していないかも確認してください(Steamゲーム録画のディスク容量不足を解決する方法)。10月30日午前7時(日本時間)にはDLC「未知なる旅路」が配信されます(紅の砂漠 DLC「未知なる旅路」の配信日と時間)。配信後から落ちるようになったら、まずその日のパッチノートと既知の不具合のお知らせを確認しましょう。
紅の砂漠が落ちる時の確認手順(PC版)
- 1落ちるタイミングと状況をメモする起動直後(ロゴの前後)、起動時の初期ロード中、セーブデータを読み込む時、マップを開く・料理をするなど特定の操作をした時、アップデート後から、ランダム、のどれに当たるかをメモします。エラー画面が出た場合は、メッセージ全体が写るようにスクリーンショットを撮っておきます。タイミングが分かれば下の表で最初に見る項目を選べますし、後で報告する時にはこのメモがそのまま再現条件になります。
- 2ゲームのバージョンとパッチノートを確認する公式サイトのアップデート欄で最新のパッチノートを開き、インストール済みのバージョンと比べます。2026年10月16日時点の最新はVer. 2.03.02(9月23日、全プラットフォーム向け緊急修正)です。Ver. 2.02.00(9月11日)ではDLSSフレーム生成をオンにした状態で新しくゲームを始めるとクラッシュする不具合が、Ver. 2.03.01(9月21日)では特定の状況でNPCとインタラクトした際にゲームが終了する不具合が修正されています。SteamやEpic Gamesランチャーでアップデートが止まっていないかも確認しましょう。
- 3ゲームファイルの整合性を確認する公式FAQ「ゲームファイルの整合性確認」は、ゲームが起動しない、クラッシュする、グラフィックが乱れるといった問題は破損したゲームファイルが原因の可能性があるとしています。Steamはライブラリで「紅の砂漠」を右クリックし、「プロパティ」→「インストール済みファイル」→「ゲームファイルの整合性を確認」を選びます。Epic Gamesランチャーはゲーム名の横にある3つの点→「管理」→「確認する」です。数分かかる場合があるので、完了してから起動し直します。
- 4グラフィックドライバーを推奨バージョン以上に更新する公式FAQは最適なパフォーマンスと安定性のために、AMDドライバー25.9.2以上、NVIDIAドライバー581.29以上を推奨しています。Radeon(AMD)やGeForce(NVIDIA)のドライバーをメーカー公式のアプリかサイトから最新にし、PCを再起動します。Intel ArcはVer. 1.03.00でサポートが追加され、Intel製GPUでの互換性とパフォーマンスは今後も改善していくと案内されています。
- 5セキュリティソフトの除外設定と常駐ソフトの整理FAQ「セキュリティソフトおよびその他のアプリケーションに関する問題」のとおり、使用中のセキュリティソフトの例外(除外)リストに紅の砂漠を追加し、欠落したファイルや隔離されたファイルがあれば整合性確認か再インストールで復旧します。VPN、アンチスパイウェアツール、ファイアウォール、セキュリティアプリ、録画・配信ソフトは、一時的に無効化するか完全にアンインストールすることが案内されています。一つずつオフにして同じ場面を試すと、どのソフトが原因か切り分けられます。
- 6Intel Core第13・14世代ならBIOSを更新する公式FAQによると、Intel Core第13・14世代プロセッサー搭載環境では、紅の砂漠の起動時の初期ロード中にゲームが予期せず終了する可能性があります。起動時やプレイ中にクラッシュする場合は、まずBIOSを最新バージョンに更新するよう案内されています。ただし、プロセッサーがすでに不安定な状態にある場合は、BIOSの更新だけでは症状が完全に解消しない可能性があるとも書かれています。更新方法はマザーボードメーカーの案内に従ってください。
- 7最近変えた設定を戻し、それでも落ちるなら報告する落ち始める直前にフレーム生成やアップスケーラーなどのグラフィック設定を変えた、MODを入れたという場合は、元に戻すか外して同じ場面を試します。それでも落ちる場合は報告します。PC版は、まずゲームフォルダのbin64にあるPERS.exe(パールアビス不具合報告システム)でエラーダンプやログ、PCスペックを送り、送信後にクリップボードへコピーされる固有IDを、パールアビス公式サポートの紅の砂漠ページにある「意見を送る」のフォームに記入します。最も詳しい情報を送れる方法として、公式FAQもこの手順を推奨しています。バージョン、ドライバーのバージョン、落ちるタイミング、試した対処を書き、落ちる直前の動画があればURLを添えましょう。
症状別に最初に確認すること(2026年10月16日時点の公式情報)
| 症状 | 最初に試すこと | 公式情報とメモ |
|---|---|---|
| 起動直後・ロゴ画面で落ちる | ゲームファイルの整合性確認、セキュリティソフトの除外設定 | FAQ「ゲームファイルの整合性確認」「セキュリティソフトおよびその他のアプリケーションに関する問題」 |
| 起動時の初期ロード中に落ちる | Intel Core第13・14世代ならBIOS更新、推奨ドライバーの確認 | FAQがIntel第13・14世代での初期ロード中の終了に直接触れています。 |
| アップデート後から落ちる | 最新の修正パッチの適用とファイルの整合性を確認 | 10月16日時点の最新はVer. 2.03.02です。アップデート直後は既知の不具合も確認します。 |
| DLSSフレーム生成オンで新しくゲームを始めると落ちる | Ver. 2.02.00以降か確認 | Ver. 2.02.00のパッチノートで修正済みです。 |
| NPCとインタラクトするとゲームが終了する | Ver. 2.03.01以降か確認 | Ver. 2.03.01で特定の状況での終了が修正されました。 |
| 録画・配信ソフトを使っている時だけ落ちる | そのソフトを一時的に止め、同じ場面で比較 | FAQが録画・配信ソフトを挙げています。DORでは紅の砂漠の「プレイ全体録画」だけをオフにして比較します。 |
| セーブ読み込みや特定の操作で毎回落ちる | 再現条件をメモし、直前を動画に残して報告 | 10月16日時点の既知の不具合一覧にクラッシュの項目はありません。 |
不具合報告・問い合わせの前にそろえておくもの
- ゲームのバージョン(例: 2.03.02)と購入したストア(Steam、Epic Games)
- CPU・グラフィックボード・メモリ、Windowsのバージョン、グラフィックドライバーのバージョン
- 落ちるタイミング(起動直後、ロード中、特定の操作)と毎回再現するかどうか
- 試した対処(整合性確認、ドライバー更新、除外設定、常駐ソフトの終了など)
- エラー画面が出た場合は、メッセージ全体が写ったスクリーンショット
- 落ちる直前10〜30秒の動画(DORなら、ゲームを起動し直す前に切り出して「いいね」で保存)
落ちる直前の場面をDORで残して報告に添える
DORは無料のWindows PC用アプリで、紅の砂漠(CrimsonDesert.exe)を検出すると、ゲームを起動した瞬間から終了するまでのプレイ全体を1本の動画として自動録画します(個人のPCでは初期設定でオン)。ゲームが動いている間にバグやフリーズを見つけたら、F8を押すと直前30秒がクリップとして保存されます。クリップの長さ(15・30・45・60秒)と録画の解像度・フレームレートは録画中に変更できないため、ゲームを起動する前に設定しておきます。クラッシュの場合は事情が異なります。ゲームのプロセスが終了するとそのセッションの録画も保存されて止まるので、落ちた後にF8を押してもクラッシュの瞬間は残りません。落ちる直前の場面は、いま録画されたセッション動画の最後の部分に入っています。ゲームを起動し直す前に、DORの「マイクリップ」でその動画を開いて最後まで再生できるか確認し、ログインして「区間カット」で最後の10〜30秒を切り出したら、切り出したクリップに「いいね」を付けてください。切り出したクリップも元の動画と同じセッションフォルダに保存されるためです。プレイ全体の動画は初期設定で5GBの枠内で管理され、次のセッションが終わると古いセッションのフォルダが中のクリップごと自動で整理されることがあり、残るのはいいねを付けた動画だけです。すぐに切り出す時間がなければ、先にプレイ全体の動画に「いいね」を付けておきましょう。切り出した動画は公式の不具合報告にURLで添えます。報告の手順は紅の砂漠の不具合報告のやり方にまとめています。録画が原因ではないかと思う場合は、設定 > ゲームで紅の砂漠の「プレイ全体録画」だけをオフにして、同じ場面を試してください。空き容量が30GBを下回ると警告が表示され、20GBを下回ると録画は自動で停止し、新しい録画も始まりません。同じF8クリップは、紅の砂漠のボス再戦できれいに倒した場面を残す時にもそのまま使えます。


