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映像を画質を落とさず書き出す、ビットレート・コーデックからアップロード最適化まで(2026)

デスクの上で映像の書き出しを準備する編集画面
Photo · Pexels
要点まとめ
  • 結論から:ソースと同じ解像度、十分に高いビットレート、H.264かH.265コーデックで書き出せば、画質はほぼ崩れません。
  • 1080pは30fps 8Mbps・60fps 12Mbps、4Kは35〜45Mbpsが出発点で、VBR 2パスでエンコードすれば同じ容量でよりきれいになります。
  • YouTubeなどアップロード用はMP4コンテナにH.264・AACを使い、録画当時のフレームレートをそのまま維持することが鍵です。
  • DOR(DOR)エディターは画質の劣化が少ない書き出し設定が標準なので、複雑なオプションをいじらなくてもすぐにアップロード用のクリップが出ます。

編集するときは確かに鮮明だったのに、いざ書き出したファイルを開いてみると文字がつぶれ、暗いシーンに四角いノイズが乗る経験、一度はあるでしょう。元のゲーム映像は問題ないのに結果物だけがぼやけるなら、ソース自体ではなく書き出し(レンダー)設定で画質が抜け落ちた場合がほとんどです。この記事では、画質をほぼそのまま保って書き出す方法を、解像度・ビットレート・コーデックの順に1つずつ合わせていきます。

まず結論から言うと、原則は単純です。1つ目はソースと同じ解像度で書き出す、2つ目はビットレートを十分に高くする、3つ目はコーデックはH.264かH.265を使う。この3つを守るだけで、目立つ画質の劣化はほぼなくなります。残りはアップロードするプラットフォームに合わせて細かい値を整える作業です。

映像の書き出しを準備する編集作業画面
Photo · Pexels

なぜ書き出した映像だけ画質が崩れるのか

映像は書き出すときにもう一度圧縮されます。この過程で1秒あたりに収められるデータ量、つまりビットレートが足りないと、ディテールが丸ごと捨てられます。特に動きの速いゲーム映像は各フレームが大きく変わるので圧縮が難しく、ビットレートが足りないと暗い隅や煙・パーティクルのような部分から先につぶれます。画質を守ることは、結局この圧縮がディテールを捨てにくいよう余裕を与えることです。

もう1つよくある落とし穴は、解像度とフレームレートを何気なく下げて書き出すことです。1440pで録画した映像を1080pで書き出すとその差だけ鮮明さが削られ、60fpsで録画した映像を30fpsで書き出すと滑らかさが半分に減ります。基本の前提は常に、ソースと同じ解像度・フレームレートを維持することです。

ステップ1:解像度とフレームレートをソースに合わせる

書き出し設定の画面を開いたら、まず解像度とフレームレートを確認してください。録画の元が2560x1440なら書き出しも2560x1440に、60fpsで撮ったなら60fpsに合わせます。むやみに下げた瞬間に取り返しのつかない損失が生じるので、特別な理由がない限りソースの値をそのまま踏襲するのが最も安全です。

実践のヒント:1080pソースでもアップロードの画質をより活かしたいなら、3840x2160(4K)に拡大して書き出す方法があります。YouTubeは4K映像により高い再エンコードビットレートを割り当てるため、1080pで再生してもむしろより鮮明に見えることがあります。

ステップ2:ビットレートを十分に高くする

画質を最も直接的に左右する値がビットレートです。ビットレートが高いほど1秒により多くのデータを収めて鮮明になりますが、ファイル容量も一緒に大きくなります。ゲームのハイライトのように短くて画質が重要な映像なら、容量より画質に重きを置いて十分に取るのがよいです。以下は出発点とするに値する推奨範囲です。

  • 1080p 30fps:8Mbps前後
  • 1080p 60fps:12Mbps前後
  • 1440p 30fps:16Mbps、60fps:24Mbps前後
  • 4K 30fps:35〜45Mbps、60fps:53〜68Mbps前後

これらの値は最小基準に近く、画質をより確実に保ちたければ余裕を持って上げても構いません。ただしアップロードするプラットフォームが独自のビットレート上限を設けている場合が多いので、過度に高く設定しても結局プラットフォームが再び圧縮します。だから画質が重要な作業は、推奨値より少し高く設定する程度が均衡点です。

CBRよりVBR 2パス

ビットレートの方式はCBR(固定)とVBR(可変)の2つです。CBRは映像全体に同じビットレートを使い、VBRは複雑なシーンにより多くのデータを、単純なシーンにより少ないデータを配分します。ゲーム映像のように集団戦のシーンと静的なシーンが混ざっているときは、VBRが同じ容量でよりきれいです。特にVBR 2パスは映像を2回分析してデータを効率的に分けるので、画質と容量の均衡が最も良いです。

実践のヒント:少し時間が余計にかかってもVBR 2パスを選んでください。目標ビットレートを上の推奨値に、最大ビットレートをその1.5倍程度に設定すると、激しいシーンでディテールが崩れることを大きく減らせます。

ステップ3:コーデックはH.264またはH.265

コーデックは映像をどの方式で圧縮するかを決める規則です。互換性が最も広く無難な選択はH.264で、同じ画質をより小さい容量で収めたいならH.265(HEVC)が有利です。H.265はH.264比で体感画質が近いものを約25〜50%小さいファイルにしてくれますが、この差は4Kのようにデータが大きい映像で特に際立ちます。

  • 1080pでどこでもよく開く必要がある:H.264
  • 1440p・4Kのように高解像度で容量を減らしたい:H.265
  • コンテナ(ファイル形式)はMP4が最も無難
  • オーディオはAAC、320kbps程度あれば十分

1つ付け加えると、アップロード前の中間段階で画質を最大限保ちたいときは、より軽い圧縮の高品質フォーマットで一度書き出す方法もあります。プラットフォームがどのみち再び圧縮するとしても、よりきれいなソースを渡せば圧縮の過程で生じるノイズが減り、最終結果がより良くなります。

ステップ4:YouTubeなどアップロード推奨値に合わせる

YouTubeに上げるなら、プラットフォーム推奨値に合わせるのが画質を最も確実に守る道です。YouTube公式の推奨はMP4コンテナにH.264映像、AACオーディオの組み合わせで、ビットレートは1080p 30fps 8Mbps・60fps 12Mbps、4Kは35〜68Mbpsの範囲です。色空間は通常のSDR映像ならRec.709を使い、本当のHDRソースのときだけHDR設定をオンにすればよいです。

何より重要なのは、録画当時のフレームレートをそのまま維持することです。60fpsで撮ったゲーム映像を30fpsに変えて上げると動きがカクついて見え、YouTubeの再圧縮まで重なると体感画質がさらに落ちます。24・30・60fpsのような元のフレームレートに手をつけず、そのままアップロードしてください。

実践のヒント:Instagramリール・TikTok・Twitterなどは独自のビットレート上限がより低いです。同じ映像でも縦型ショートは1080x1920の解像度で、ビットレートはプラットフォームのガイドに合わせて別途もう一度書き出すと、モバイルでよりすっきり見えます。

DORエディターはアップロード用の画質が標準

ここまで解像度・ビットレート・コーデックを一つひとつ合わせるのが面倒に感じるなら、DORがその過程を代わりに処理します。DORエディターは画質の劣化が少ない書き出し設定が標準で設定されているので、複雑なオプションをいじらなくてもすぐにアップロード用に使えるクリップが出ます。ソース解像度を維持してビットレートを十分に確保する基準があらかじめ入っているので、VALORANTのエースやリーグ・オブ・レジェンドの集団戦の場面がぼやけません。

さらにDORはゲームの起動を自動で検知してバックグラウンドで録画し、主要な瞬間を自動で短いクリップに切り出してくれます。録画ボタンを押したりショートカットを覚えたりする必要なく、クリップがたまればエディターで整えてそのまま書き出すだけです。画質設定に時間を使う代わりに、名場面を選ぶことに集中できます。

DORエディターでクリップを書き出す画面
DORは画質の劣化が少ない書き出しに対応します

まとめ:画質を守る書き出しチェックリスト

  • 解像度・フレームレートはソースの値そのまま維持
  • ビットレートは推奨値より少し高く、VBR 2パスでエンコード
  • コーデックはH.264(汎用)かH.265(高解像度・容量削減)
  • コンテナはMP4、オーディオはAAC、SDRなら色空間はRec.709
  • YouTube推奨値に合わせ、ショートは縦型で別途もう一度書き出し

この5つを押さえれば、編集画面で見たあの鮮明さを結果物でもほぼそのまま見られます。設定を毎回合わせるのが面倒なら、DORのように画質の劣化が少ない書き出しを標準で対応するツールを使うのが最も早い道です。

FAQ

よくある質問

編集は鮮明なのに書き出した映像だけがぼやける理由は何ですか?

書き出すときにもう一度圧縮される過程で、ビットレートが足りないとディテールが捨てられるためです。ビットレートを十分に高くし、解像度とフレームレートをソースのまま維持すれば、ほとんど解決します。速いゲーム映像は圧縮が難しいので、推奨値より少し高く設定するのが安全です。

ビットレートはいくつに設定すべきですか?

1080pは30fps 8Mbps・60fps 12Mbps、1440pは16〜24Mbps、4Kは35〜68Mbpsが出発点です。画質が重要ならここから少し上げてもよく、VBR 2パスでエンコードすれば同じ容量でよりきれいに出ます。

H.264とH.265のどちらを使うのがよいですか?

どこでもよく開く互換性が重要ならH.264、1440p・4Kのように高解像度で容量を減らしたいならH.265が有利です。H.265は近い画質を25〜50%小さいファイルに収めてくれ、高解像度の映像ほど差が大きくなります。

1080p映像を4Kに拡大して書き出すと画質がより良くなりますか?

YouTubeアップロード限定では役立つことがあります。YouTubeが4Kアップロードにより高いビットレートを割り当てて再エンコードするため、1080pで再生してもより鮮明に見えることがあります。ただしなかったディテールが生まれるわけではなく、圧縮の損失が減る効果です。

DORで書き出したクリップは別途画質設定をいじる必要がありますか?

その必要はほとんどありません。DORエディターは画質の劣化が少ない書き出し設定が標準なので、ソース解像度を維持してビットレートを十分に確保した状態でクリップが出ます。そのままYouTubeやショートに上げてもよく、ショートは縦型でもう一度書き出すとモバイルでよりすっきりします。

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