Roblox Studio(ロブロックススタジオ)で録画したい理由は、だいたい4つに分かれます。テストプレイ中に出たバグをチームに見せたい、マップを作る過程を開発記録として残したい、アニメーションエディターで作った動きをプレビュー動画で共有したい、ゲームページやYouTube用の予告編の素材を撮りたい、のいずれかです。2026年10月16日に確認したRobloxのクリエイター向けドキュメントは、F12を「Record video (Windows)」のキーとして載せています。以前のStudioショートカットのページでもF12はビデオ録画のキーとして紹介され、Macでは動作しないと書かれていました。ただし、録画ファイルがどのフォルダーに保存されるのか、長さの制限があるのかは今のドキュメントに書かれていません。これとは別に、Robloxのヘルプセンターは、プレイヤーがバーチャル空間の中で使うビデオキャプチャ機能を案内しています。Robloxメニューの「Captures(キャプチャ)」から使う機能で、録画は最大30秒、ゲーム音やボイスチャットは入らず、自分で保存するまではRobloxアプリ内に保管されます。この案内にはキーの記載もStudioの話もありません。そこでこの記事では、まずF12を試す方法を示したうえで、Studioのウィンドウだけをきれいに撮るOBSのウィンドウキャプチャ、インストール不要のXbox Game Bar、録画ボタンを押す前に起きたバグを残すリプレイ機能(DORのブラックボックス録画、NVIDIAのインスタントリプレイ)を目的別に整理します。始める前に必ず知っておきたいことが1つあります。StudioはF7とF8をテスト開始のキーに使いますが、DORの既定キーもF7(画面録画)とF8(クリップ保存・ブラックボックス録画)です。2つのソフトが同じキーを受け取ると両方が動くため、録画ソフトのホットキーを変えるのが最初の手順です。この記事はWindows PCのStudioでゲームを作るクリエイター向けです。プレイヤーとして迷惑行為の証拠動画を残したい場合は、Robloxで通報する方法が目的に合っています。
結論:ロブロックススタジオの録画は目的に合わせてF12・OBS・リプレイから選ぶ
確認用にさっと撮るなら、インストール不要のF12が手軽です。ただし保存先がドキュメントにないため、最初に一度テスト録画してファイルの場所を確かめてください。通知や別のウィンドウを入れずにStudioの画面だけを撮りたいなら、OBSのウィンドウキャプチャを使います。Robloxの公式ヘルプは、OBSのゲームキャプチャはRobloxで問題が起きることが知られているとして、ウィンドウキャプチャか画面キャプチャを使うよう案内しています。OBSも追加のソフトも使わずに録画したいなら、Xbox Game BarのWindowsロゴキー+Alt+Rで、使っているアプリの録画を開始・停止できます。難しいのは、バグのようにいつ起きるかわからない場面です。普通の録画は押す前の場面をさかのぼって残せないため、裏で録り続けてキーを押すと直前の数十秒をファイルにするリプレイ機能が必要です。DORのブラックボックス録画は既定でオンになっていて、録画を始めていなくてもキー1つで直前30秒の画面を保存します。NVIDIAのグラフィックカードならNVIDIAアプリのインスタントリプレイも同じ役割をしますが、Studioで保存できるかは最初に一度試してください。予告編のようにプレイヤー視点が必要な映像は、Studioのテストプレイ中にフリーカメラで撮るか、プレイスを公開してRobloxアプリで実際に遊ぶ画面を録画する方法があります。公開したばかりのゲームに入れるのは、作成者、編集権限を持つユーザー、権限のあるグループメンバーだけです。チームで制作している場合、グループのゲームのテストや公開の権限はグループの役割で決まるので、録画担当者の権限を先に確認してください。一緒に作るグループを探しているなら、Robloxグループの探し方を参考にしてください。
ロブロックススタジオのテストプレイを録画する手順
- 1録画ソフトのホットキーをStudioのF7・F8から外すRobloxのクリエイター向けドキュメントでは、StudioはF5でTest、F8でRun、Shift+F5でStopを実行し、テストモードをServer & ClientsにしたときはF7で開始します。DORは既定でF7が画面録画、F8がクリップ保存(ブラックボックス録画を含む)のキーなので、そのままだとF8を1回押すだけでStudioのRunとDORのブラックボックス保存が同時に動き、画面録画のつもりでF7を押すとServer & Clientsのテストまで始まることがあります。DORの設定 > 録画 > 手動録画のホットキーで画面録画のキーを、設定 > ハイライトのホットキーでクリップのキーを、Ctrl+Shift+F7やCtrl+Shift+F8のような組み合わせに変えてください。キーの組み合わせは最新版のアプリでのみ設定でき、古いバージョンではF1〜F12しか選べないため、先にアプリを更新します。マウスボタンやCtrl・Shiftの単独は割り当てられず、録画中はキーを変更できません。選んだ組み合わせがStudioで使われていないかは、StudioのFileメニューにあるCustomize Shortcutsのウィンドウで確認します。
- 2画質と音を録画前に決めるDORの既定の録画設定は1080p・30fpsです。60fpsまでは無料で、1440p以上の解像度と120fps以上はPro機能です。解像度とフレームレートは録画中に変えられないため、Studioを開く前に設定 > ビデオで決めてください。作業手順や操作を見せる動画なら、10秒のテスト録画でマウスカーソルが思いどおりに映るかも確認します。画面録画にはPCで鳴っている音も入るので、Discord・音楽・通知音は止めるか小さくし、自分の声を入れない動画なら設定 > オーディオの「マイク録音」をオフにします(マイクは既定でオンです)。ゲーム音とマイクは1つのトラックにまとめて保存されるため、あとから声だけを抜き出すことはできません。
- 3テストプレイを始めて録画キーを押す先に画面を整えます。DORの画面録画はStudioのウィンドウではなくモニター1台の全体を撮るので、チャットアプリやブラウザーなど映ってはいけないウィンドウは閉じ、Windowsの通知もしばらく止めておくと安心です。モニターが複数あるなら、10秒のテスト録画でどの画面が撮れたかを見て、Studioのウィンドウをその画面に移します。準備ができたらF5(Test)かF8(Run)でテストプレイを始め、変更した画面録画のキーを押します。もう一度押すと保存して終了します。F12を使う場合は数秒撮ってからもう一度F12を押して止まるかを確かめ、Windowsの「ビデオ」フォルダーを更新日時順に並べて新しいファイルができたかを確認します。OBSならウィンドウキャプチャのソースでStudioのウィンドウを選び、録画開始ボタンを押します。テストプレイはShift+F5で止めます。
- 4バグはブラックボックス録画で直前30秒を保存するバグは録画を始める前に出ることがよくあります。DORのブラックボックス録画は既定でオンなので、画面録画を始めていなくてもクリップのキーを押せば直前30秒の画面を動画として保存します。長さは設定 > ハイライトで15・30・45・60秒から選べます。バグが出た直後や再現した直後にキーを1回押し、エラーメッセージが出る出力(Output)ウィンドウを画面に映しておくと、修正する人が原因を探しやすくなります。ブラックボックス録画もモニター全体を撮るので、テスト中は関係のないウィンドウを画面に出さないでください。
- 5アニメーションと予告編のシーンを撮るアニメーションのプレビューは、Studioのアバター(Avatar)タブからアニメーションエディターを開き、ループ(Looping)をオンにしてスペースキーで再生すると、同じ動きが繰り返される間に余裕をもって録画を始めて止められます。予告編のカメラワークには、テストプレイ中に左Shift+Pで切り替えるフリーカメラモードを使ってください。Robloxのドキュメントによると、フリーカメラはカメラをキャラクターから切り離して自由に動かせるようにし、画面のUIを自動で隠します。実際のプレイヤー画面が必要なら、File > Publishでプレイスを公開し、roblox.comから入手したRobloxアプリでそのゲームに入ります。ゲームの所有者か編集権限を持つユーザーなら公開中のゲームでもフリーカメラを使えるので、DORが録画している間にそこでカメラを動かして撮れます。DORはRobloxアプリでバーチャル空間に入ってから出るまでを自動で録画するので、画面録画のキーを押さなくてもプレイ全体が1本の動画として残ります。Microsoft Store版のRobloxは自動検出されません。
- 6録画を見つけて、切り出して、残すDORの録画はマイクリップにたまり、ディスク上のフォルダーは設定のファイル保存パスで確認できます(マイクリップにはファイルの場所を開くボタンがありません)。画面録画は「プレイ全体動画」の容量枠(既定5GB)で管理され、枠がいっぱいになると古いものから整理されるので、録画直後に必要な部分を区間カットで切り出し、残したいクリップにはいいねを付けてください。切り出したクリップも、いいねがなければ元の録画と一緒に整理されます。録画を始めるとDORの通知が画面の左上に少しの間表示され、モニター全体を撮る仕組みのため録画の冒頭に映ることがあります。最初の数秒をカットするときれいに始まります。ファイルをエクスポートで元のプリセットを選ぶとファイルがそのままコピーされ、ほかのプリセットでは無料アカウントの場合DORのロゴとエンディングが付きます。
ロブロックススタジオの録画方法の比較(2026年10月16日確認)
| 方法 | 開始・停止と保存先 | Studioでの注意点 |
|---|---|---|
| StudioのF12ビデオ録画 | F12を押します。Robloxのクリエイター向けドキュメントはF12を「Record video (Windows)」として載せています。止め方と保存フォルダーはドキュメントに書かれていません。 | Windows専用で、Macでは動作しません。初回は数秒だけテスト録画し、Windowsの「ビデオ」フォルダーを更新日時順で確認してください。新しいファイルがなければ、テストプレイ中に左上のRobloxメニューに「Captures(キャプチャ)」があるかも確認してください。Robloxのヘルプによると、バーチャル空間内のビデオキャプチャは保存するまでアプリ内に残ります。 |
| OBSのウィンドウキャプチャ | ソースの+からウィンドウキャプチャを追加してStudioのウィンドウを選び、録画開始ボタンを押します。保存先は設定 > 出力で決めます。 | 選んだウィンドウだけが映り、通知や別のウィンドウは入りません。Robloxのヘルプは、OBSのゲームキャプチャではなくウィンドウキャプチャか画面キャプチャを勧めています。ショートカットは自分で設定します。 |
| Xbox Game Bar | Windowsロゴキー+Alt+Rで使用中のアプリの録画を開始し、もう一度押して止めます。「ビデオ」>「キャプチャ」フォルダーに保存されます。 | インストール不要です。初回は録画を再生して、Studioのウィンドウが実際に撮れているか確認してください。 |
| NVIDIAアプリ | 録画(Record)はAlt+F9で開始し、もう一度押すと止まります(NVIDIA公式の紹介ページ)。インスタントリプレイで直前の区間を保存することもできます。 | NVIDIAのグラフィックカードが必要です。Alt+ZでNVIDIAオーバーレイを開いてショートカット一覧と保存先を確認し、Studioで初めて使うときは試しに保存してください。 |
| DORの画面録画 | 設定したキー(既定F7)を押すと開始し、もう一度押すと保存して終了します。録画はDORのマイクリップにたまります。 | 既定のF7がStudioのF7と重なるので組み合わせキーに変えてください。モニター1台の全体を撮り、PCで鳴っている音も入ります。 |
| DORのブラックボックス録画 | 録画していない状態でクリップのキー(既定F8)を押すと直前30秒(15・30・45・60秒から選択)を保存します。既定でオンです。 | 既定のF8がStudioのRun(F8)と重なり両方が実行されるので、組み合わせキーに変えてください。バグの再現など、過ぎた場面に使います。 |
| 公開したプレイスをRobloxアプリで遊ぶ+DOR | File > Publishで公開し、roblox.comから入手したRobloxアプリで入ると、DORがバーチャル空間に入ってから出るまでを自動で録画します。 | 実際のプレイヤー画面が必要なときに使います。公開直後のゲームに入れるのは作成者と権限のあるユーザーだけです。Microsoft Store版のRobloxは自動検出されません。 |
ロブロックススタジオで録画する前の確認リスト
- DORの画面録画キーとクリップキーを、StudioのF7・F8と重ならない組み合わせキーに変えました。
- 解像度とフレームレート(既定1080p・30fps)を録画前に決めました。
- 映ってはいけないウィンドウと通知を閉じ、Discordや音楽の音を下げました。
- 声を入れない動画なら「マイク録音」をオフにしました。
- 10秒のテスト録画で、保存先・撮れたモニター・音・マウスカーソルを確認しました。
- 残したい録画と切り出したクリップには、終わってすぐにいいねを付けました。
DORでロブロックススタジオを録画する:画面録画・ブラックボックス録画・公開したゲームの自動録画
DORはWindows PC向けの無料アプリです。RobloxについてDORが自動で検出するのはroblox.comから入手したRobloxアプリ(RobloxPlayerBeta.exe)だけなので、Roblox Studioは自動録画の対象ではありません。Studioの画面は設定の「画面録画」で撮ります。アプリの説明どおり、ゲーム中でないときもホットキーで画面を録画する機能で、1回押すと開始し、もう一度押すと保存して終了します。Studioのウィンドウだけでなくモニター全体が映るので、先に画面を整えてください。ブラックボックス録画は既定でオンで、録画中でなくてもクリップのキーを押すと直前の瞬間(既定30秒)を動画として保存できます。テストプレイ中に突然出たバグを逃さないための機能で、同じ理由からDORの既定キーF7・F8は先にStudioと重ならないキーへ変えておく必要があります。公開したプレイスをRobloxアプリで遊ぶと、ほかのバーチャル空間と同じように入ってから出るまでが自動で録画され、空間の中ではクリップのキーで直前30秒を別に保存できます。撮った動画はマイクリップで区間カットして16:9・9:16・1:1で書き出せます。複数の場面を予告編や開発記録の1本にまとめるときは、ブラウザーでインストールなしに開けるDORスタジオ(dor.gg/studio)で、動画の結合・テキスト・BGM・エフェクトテンプレートを使えます。名前は似ていますが、DORスタジオは動画編集ツールで、ゲームを作るRoblox Studioとは別のものです。バグの場面を切り出して報告用にまとめる流れは、別のゲームを例にした紅の砂漠のバグ報告動画の残し方でも同じ順番で説明しています。制限も知っておいてください。Robloxではキルや名場面を自動で切り出すハイライトクリップは作られず、Roblox StudioとMicrosoft Store版のRobloxは自動検出されません。DORはWindows専用なのでMacのStudioは録画できず、ゲーム音とマイクは1つのトラックで保存されます。


