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YouTubeにゲーム動画を画質を落とさず上げる方法、推奨ビットレート・コーデック総まとめ(2026)

デュアルモニターとキーボードが置かれたデスク
Photo · Pexels
要点まとめ
  • YouTubeはアップロードした動画を必ずVP9・AV1へ再エンコードします。画質が削られるのは、この過程でビットレートが下がるからです。
  • 元動画をYouTube推奨値以上で上げると損失が小さくなります。1080pは12Mbps以上、1440pは24Mbps以上、4Kは53〜68Mbps以上が目安です。
  • 重要な裏ワザ:同じ1080pでも1440pや4Kで上げると、YouTubeがより良いコーデックと高いビットレートを割り当て、結果の画質が良くなります。
  • 再エンコードがどれだけ良くても元動画より良くなることはありません。出発点はNVENCできれいに録画すること、DORはこれを標準でやってくれます。

苦労して獲ったヴァロラントのエースクリップをYouTubeに上げたら、自分のPCで見ていたあの鮮明な画面ではなく、動くたびに画面がつぶれて色がにじんだ動画になっていた経験が、一度はあるでしょう。元ファイルは確かにきれいなのに、アップロードしただけで画質が落ちるこの現象は、実はYouTubeが動画を処理する方式のせいで誰にでも起こります。この記事では、画質が削られる本当の原因と、同じ動画でもできるだけ鮮明に上げる推奨設定を実践基準で整理します。

なぜYouTubeに上げると画質がつぶれるのか

核心の原因はただ一つ、YouTubeがあなたの上げた動画を「そのまま保存しない」という点です。どんな動画もアップロードされると、YouTubeは自社コーデックのVP9、そして近年はAV1で動画を再エンコード(再圧縮)します。世界中の数十億本の動画を効率よく保存・配信するためですが、この再圧縮の過程でビットレート(毎秒のデータ量)が大きく下がります。ビットレートが下がると画面の細かい情報が捨てられ、その結果が私たちの見る「つぶれ」です。

動きの多いゲームほどひどくなる

再エンコードはすべての動画に同じように起きますが、画質の損失が特に大きいのはゲーム動画です。静的な講義動画と違い、ゲーム画面は画面全体が速く動きます。PUBGで車に乗って疾走したり、ヴァロラントで素早く視点を振ったりするとき、各フレームがほぼ新しい画面なので、圧縮器が捨てるべき情報が急増します。茂み、煙、パーティクルといったディテールが真っ先につぶれるのはこのためです。

低いアップロードビットレートと誤った解像度

ここに二つのミスが重なると画質はさらに崩れます。一つ目は、元動画を低すぎるビットレートで作って上げる場合です。YouTubeの再エンコードで一度削られるのに、元から低いビットレートだと「低い画質をさらに圧縮」することになり、結果が悲惨になります。二つ目は、1080p動画を低いコーデック・低いビットレートで上げる場合です。YouTubeは1080p以下の動画には、効率は良いが画質の保持力が弱いコーデックを割り当てる傾向があり、動きの多いゲームでは特に不利です。

画質を守る推奨アップロード設定

YouTubeの再エンコード自体は止められません。私たちにできるのは「再エンコードで削られても十分に残るように」元動画を余裕のある品質で上げることです。YouTubeが公式に推奨するアップロードビットレートは最低基準なので、ゲーム動画はこれ以上に設定するのが安全です。解像度別の推奨値は次のとおりです。

  • 1080p(60fps):最低12Mbps以上。動きの多いゲームは16〜20Mbpsまで上げるとより安全です。
  • 1440p(60fps):最低24Mbps以上。
  • 4K/2160p(60fps):最低53〜68Mbps以上。ディテールの多いゲームは上限近くに設定しましょう。
  • コーデック:H.264(AVC)。互換性が最も広く、YouTubeが最も安定して処理します。
  • コンテナ(ファイル形式):MP4。
  • オーディオ:AAC-LC、ステレオ、384kbps推奨。
  • フレームレート:元のまま(通常60fps)。30fpsのゲームを無理に60fpsへ上げる必要はありません。

まとめると「H.264コーデック+MP4ファイル+AACオーディオ+解像度に合った余裕のあるビットレート」が基本の公式です。編集ソフトで書き出し(エクスポート)するとき、これらの値を合わせるだけで、アップロード後の画質が目に見えて変わります。

実践のコツ:ビットレートをやみくもに最大まで上げても、無限に良くなるわけではありません。推奨値の1.5倍程度までは画質保持に役立ちますが、それ以上はファイルが重くなりアップロードが長くかかるだけです。「推奨値以上、推奨値の約1.5倍以下」がコスパの良い範囲です。

1440p以上で上げると画質が有利になる理由

最も強力でありながら、あまり知られていない裏ワザです。モニターが1080pでも、動画を1440pや4Kで作って上げると結果の画質が良くなります。理由はYouTubeのコーデック・ビットレート割り当て方式にあります。YouTubeは1440p以上の動画には画質保持力のより良いコーデック(VP9・AV1)とはるかに高いビットレートを割り当てます。逆に1080p以下には相対的にケチなビットレートを与えます。

そのため1080pで録画したゲーム動画でも、編集段階で1440pにアップスケールして上げると、1080pのまま上げたときよりも再生時の1080p画質が鮮明に見えるケースが多いです。動きの激しいリーグ・オブ・レジェンドのチームファイトやヴァロラントの交戦のように、つぶれがよく見える場面ほどこの差が大きくなります。手間は増えますが、同じ元動画から最大の画質を引き出す最も確実な方法です。

アップロード直後にぼやけているのは正常です

動画を上げてすぐ再生したら画質がひどくて慌てるケースが多いのですが、これはたいてい正常です。YouTubeはアップロードが終わるとまず低画質版を素早く作って公開し、高画質(1080p・1440p・4K)とVP9・AV1版はバックグラウンドで時間をかけて処理します。動画の長さと解像度によっては、数十分から数時間かかることがあります。

ですからアップロード直後にぼやけているからといって上げ直さず、画質設定の歯車に1080p以上のオプションが出るかどうかをまず確認してください。高画質オプションがまだ見えなければ処理中という意味なので、数時間後にもう一度見れば鮮明になっています。

実践のコツ:アップロード後すぐに画質を評価しないでください。歯車メニューで1080pや「2160p HD」のような高解像度オプションが選択可能になってから見るのが、本当の結果画質です。

YouTubeショートには縦の画質基準が別にある

ゲームのハイライトをショートで上げるなら、解像度の基準が違います。ショートは縦型動画なので1080x1920(横1080、縦1920)の9:16比率で作るのが基準です。横型動画をそのまま上げると上下に黒い余白ができ、その分だけ実際に見える領域の画質が損をします。最初から縦のフレームに合わせてゲーム画面を配置して書き出すのが良いです。

ショートもビットレートが画質を左右します。縦1080p基準でも通常の動画と同じくらい余裕のあるビットレート(12Mbps以上)で書き出さないと、動きの多いゲームクリップがつぶれてしまいます。

結局、出発点はきれいな元動画

ここまでのすべての設定は、一つの前提の上にあります。YouTubeの再エンコードは元動画より画質を「良く」してくれることはありません。削るだけです。だからアップロード設定をどれだけうまく合わせても、録画段階で元動画がすでにつぶれていれば結果もつぶれます。画質争いの本当の出発点は「高画質できれいに録画すること」です。

ここでよく足を引っ張るのが録画エンコーダーです。CPUのソフトウェアエンコード(x264)で録画すると、ゲームのフレームが落ちて元動画まで途切れたりつぶれたりしやすいです。逆にGPUのNVIDIA NVENCハードウェアエンコードを使うと、エンコードの負荷がGPU専用チップへ回るので、インゲームのフレームを保ちながらきれいな高画質の元動画を残せます。DORはこのNVENCハードウェアエンコードを標準で使うので、設定をいじる必要なく、最初からYouTubeに上げやすい高画質の元動画を作っておきます。

さらにDORはヴァロラントリーグ・オブ・レジェンドPUBGといったゲームで、キル・エース・ドン勝のような名場面を自動でクリップに切っておくので、きれいな元動画を別途編集する必要なく、そのままYouTubeやショートに上げられます。良いアップロード設定と良い元動画が出会って初めて、「自分が見ていたあの画質」がYouTubeでも保たれます。

FAQ

よくある質問

YouTubeに上げるとなぜ元動画より画質が落ちるのですか?

YouTubeが上げた動画をそのまま保存せず、自社コーデックのVP9・AV1で再エンコード(再圧縮)するからです。この過程でビットレートが下がり、画面の細かい情報が捨てられます。特に画面全体が速く動くゲーム動画は圧縮の損失が大きく、つぶれがよく見えます。止めることはできず、元動画を推奨値以上に余裕を持って上げて損失を減らすのが最善です。

ゲーム動画は必ず4Kで上げないと画質が良くなりませんか?

必ず4Kである必要はありません。ただしYouTubeは1440p以上の動画により良いコーデックと高いビットレートを割り当てるので、1080pのまま上げるより1440pにアップスケールして上げるだけでも体感画質が良くなります。4Kはその効果が最も大きいですが、ファイルサイズとアップロード時間が大きく増えるので、1440pが画質と負担のバランスの良い選択です。

YouTubeショートはどの画質で上げるべきですか?

ショートは縦型動画なので1080x1920(9:16)比率で作るのが基準です。横型動画をそのまま上げると上下に黒い余白ができ、実際に見える画質が損をします。ビットレートは通常の動画と同じく12Mbps以上に余裕を持たせないと、動きの多いゲームクリップがつぶれてしまいます。

アップロードするときビットレートはいくつに設定すべきですか?

YouTubeの推奨最低値を基準に、それ以上に設定すればOKです。60fps基準で1080pは12Mbps以上、1440pは24Mbps以上、4Kは53〜68Mbps以上です。動きの多いゲームは推奨値より少し高く、おおよそ推奨値の1.5倍まで上げると画質保持に役立ちます。それ以上はファイルが重くなるだけで画質の得は小さいです。

モニターが1080pなのに1440pで上げるとなぜ鮮明になるのですか?

YouTubeが1440p以上の動画に画質保持力の良いコーデック(VP9・AV1)とより高いビットレートを割り当てるからです。1080p以下には相対的にケチなビットレートを与えるため、同じ元動画でも1440pにアップスケールして上げると、再生時の1080p画質が鮮明に見えるケースが多いです。動きの激しいゲームほどこの差が大きくなります。

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