「insights capture valorant 録画できない」「Insights Capture 録画されない」「Insights Capture 設定」と検索するときの状況は、だいたい同じです。試合が終わってライブラリを開いたら新しい動画がない、あるいは試合全体ではなく短いハイライトだけが残っている、というケースです。Insights CaptureはInsights Gamingが提供するゲーム録画アプリで、2026年現在は2つの形で配布されています。OverwolfのストアにはOverwolfクライアント版とElectron版が並んでおり、InsightsはV3をOverwolfなしで動く単独のアプリとして紹介しています。Overwolfのサポート記事はOverwolfクライアント上で動くアプリを前提に書かれているため、この違いが重要です。この記事では、そこから取った対処法をOverwolf版向けの項目として分けて示しています。この記事では、Insightsのヘルプセンター(自動録画、手動録画、ハイライト、ホットキーでのクリップ、「Why isn't Insights Capture working?」、フリーズした録画)とOverwolfのサポート記事に書かれている項目を、確認する順番にまとめました。アプリ内部の仕組みは推測せず、自分のPCの画面で確認・変更できる項目だけを扱います。メニュー名はバージョンや言語によって異なる場合があり、内容はすべて2026年10月16日に確認しました。使っているのがInsights CaptureではなくValorant Trackerなら、VALORANT Trackerのハイライトが録画されないときを参照してください。
結論:ビルド、VALORANTの録画モード、再起動の3つを先に確認しましょう
最初に3つを確認してください。1つ目は、VALORANTがInsights Captureの対応ゲームに入っているかです。Insightsのヘルプセンターは、アプリの設定で「Game Settings」の横にある+アイコンを押し、「My Games」ページでゲームを検索するよう案内しています。「Auto Record Matches」の案内記事の対応ゲーム一覧にもVALORANTが含まれています。2つ目は、VALORANTのゲーム設定の「Recording」タブです。試合の自動録画は「Auto Record Matches」を選んだときだけ動きます。「Manual Recording」になっているとホットキーを押したときだけ録画し、「Clips Mode」では試合全体ではなく短いクリップだけが保存されます。3つ目は、昨日まで録れていたのに今日急に止まった場合で、Insights CaptureとVALORANTを両方終了して起動し直します。Insightsは、対応ゲームが録画されない原因はたいてい2つのどちらかだとしています。アプリとゲームの再起動で回避できる一時的なエラーか、Insights側のオーバーレイ・録画・ゲームイベントの仕組みの不具合で、後者はDiscordサーバーで報告してほしいと案内しています。「Auto Record Matches」はゲームの試合開始・終了イベントを使う機能で、OverwolfのVALORANT向け開発者ドキュメントには、試合終了(match_end)イベントはカスタムゲームと練習(training)では動作しないと書かれています。テストはカスタムゲームや射撃場ではなく、通常のマッチで行いましょう。パッチ当日のように自分では直せない状況なら、復旧を待つ間、どうしても残したい試合は開始・停止のホットキーで手動録画するか、別の録画アプリに任せるのが確実です。DORはその選択肢のひとつで、VALORANTを自分で検出してキルとデスをクリップに残します。何が自動で保存されるかはDORのVALORANTページで確認できます。どの組み合わせでも、録画は1つのアプリだけに任せてください。
Insights CaptureでVALORANTが録画できないときの確認手順
- 1使っているInsights Captureのビルドを確認する2026年10月16日に確認したOverwolfのストアは、Overwolfクライアント版2.5.12.35(2026年9月8日更新)とElectron版3.8.0(2026年9月28日更新)の2つのビルドを案内しています。InsightsのV3紹介ページは、アプリがもうOverwolfなしで動くと説明しています。Insights Captureを使うのにOverwolfクライアントを起動する必要があるならOverwolf版なので、下の表のOverwolfの項目も確認してください。V3なら、この手順にあるInsightsの設定を見れば十分です。
- 2My GamesにVALORANTがあるか確認するInsights Captureの設定で「Game Settings」の横にある+アイコンを押し、「My Games」ページでVALORANTを検索します。Insightsのヘルプセンターは「Auto Record Matches」に対応するゲームの一覧にVALORANTを載せています。表示されない場合は、ほかの設定をいじる前に、その状況をInsightsのDiscordで問い合わせるときに伝えてください。
- 3VALORANTを「Auto Record Matches」に設定するVALORANTのゲーム設定で「Recording」タブを開き、「Auto Record Matches」を選びます。これでホットキーを押さなくても、試合が始まると録画が始まり、終わると止まります。ゲーム別の設定はそのゲームがアクティブな間は全体設定より優先されるので、全体設定だけを変えてもVALORANTには反映されないことがあります。テストは通常のマッチで行ってください。OverwolfのVALORANTイベントのドキュメントには、試合終了イベントがカスタムゲームと練習では動作しないと書かれています。
- 4Insights CaptureとVALORANTを再起動する録画が急に止まったら、Insights CaptureとVALORANTを完全に終了してから起動し直します。InsightsのFAQ記事は、対応ゲームが録画されないよくある原因の1つに一時的なエラーを挙げ、アプリとゲームの再起動で回避できると案内しています。もう1つはInsights側のオーバーレイ・録画・ゲームイベントの仕組みの不具合なので、再起動でも直らない場合は症状を詳しく書いてInsightsのDiscordサーバーで報告してください。
- 5ホットキーとクリップが保存されない問題を整理するInsightsの録画開始・停止の初期キーはF7で、InsightsのVALORANT録画ガイドはインスタントリプレイのキーをF6としています。Insightsはキー割り当てが重なると録画が正しく動かないことがあると注意しているので、ほかのアプリやオーバーレイ、録画ソフトが同じキーを使っていないか確認します。クリップが保存されないなら、録画設定タブで「Clip with Hotkey」(記事内では「Clips with Hotkey」とも表記)をオンにします。試合全体を録らずにクリップだけ欲しいなら、VALORANTのモードを「Clips Mode」にするか、「Manual Record」で「Clip with Hotkey」をオンにする組み合わせを使います。
- 6試合全体を消さずにハイライトを作る「Highlights Only」モードは、録画中に集めたキル・デス・ブックマークなどのイベントからハイライトのモンタージュを作り、使うイベントや各場面の前後をどれだけ残すかを選べます。ただし初期設定では、ハイライトを作ったあとに元の録画が削除されます。振り返り用にVALORANTの試合全体が必要なら、「Delete original recording」をオフにするか、「Auto Record Matches」を使ってください。
- 7録画がフリーズする・重いときの対処録画が1枚の画面で止まったまま音とマウスの動きだけが続く場合、Insightsの「Frozen Recordings」記事は、MSI Afterburnerと一緒に入っていることが多いRivaTuner Statistics Server(RTSS)との競合を原因に挙げています。録画中はRTSSを終了するか、RivaTunerの「Injection Properties」で「Use Microsoft Detours API Hooking」をオンにします。ゲームが重くなる場合、InsightsのVALORANT録画ガイドはGPUエンコード(NVENC・AMD)とバックグラウンドアプリの整理を勧めています。Overwolf版なら、Overwolfの記事どおりプリセットを「Default」か「Automatic」にして、解像度とFPSを下げてみてください。
Insights CaptureでVALORANTが録画されない:症状別の原因と確認する場所(2026年10月16日確認)
| 症状 | よくある原因 | 確認する場所 |
|---|---|---|
| VALORANTがまったく録画されない | 録画モードが「Manual Recording」、またはアプリの一時的なエラー | VALORANTの「Recording」タブを確認し、アプリとゲームを再起動 |
| ホットキーなら録れるが自動録画されない | モードが「Auto Record Matches」でない、カスタムゲームでテストした、パッチ後に試合イベントが止まっている | 「Recording」タブ、通常マッチで再テスト、Overwolf版ならOverwolfのVALORANTゲームイベント状況 |
| クリップが保存されない | 「Clip with Hotkey」がオフ、ほかのアプリとキーが重複 | 録画設定タブとキー割り当て |
| 短いハイライトだけで試合全体がない | 「Highlights Only」が初期設定で元の録画を削除 | 「Delete original recording」をオフ、または「Auto Record Matches」に変更 |
| 映像が止まって音だけ流れる | RivaTuner(RTSS)と録画の競合 | RTSSを終了、または「Use Microsoft Detours API Hooking」をオン |
| Overwolf版:録画エラー・黒い画面 | ほかのOverwolfアプリが録画中、保存先の容量不足、古いグラフィックドライバー | ほかの録画アプリを終了、空き容量の確保か保存フォルダーの変更、ドライバー更新、内蔵GPUと専用GPUの両方があるPCは「Shared Texture Compatibility Mode」をオン |
| Overwolf版:音が入らない・Discordの声が入らない | Nahimicなどのオーディオソフトとの競合、Windows Sonic、ヘッドセットの出力経路 | オーディオソフトを終了、Windows Sonicをオフ、Discordの出力デバイスをヘッドセットのゲームチャンネルに(SteelSeries Arctis・HyperX) |
録画アプリを乗り換える前に確認すること
- Overwolf版か、単独で動くV3かを確認しました。
- Insights Captureの設定の「My Games」にVALORANTが表示されています。
- VALORANTの録画モードが「Auto Record Matches」か、目的に合ったモードになっています。
- F7・F6とクリップキーをほかのアプリが使っておらず、録画ソフトは1つだけ起動しています。
- RivaTunerを終了したか、Microsoft Detours APIフッキングに切り替えました。
- カスタムゲームや射撃場ではなく、通常のマッチ1試合でテストしました。
代わりの方法:VALORANTの自動録画をDORに任せる
DORは別にインストールする無料のWindows向け録画アプリで、Overwolfクライアントは使いません。VALORANTを起動すると自動で検出して試合を録画し、キルとデスの瞬間を自動クリップとして残します。コンペティティブ、アンレート、スイフトプレイでは連続キル数に応じてダブルキル・トリプルキル・クアドラキルのラベルが付き、エースやクラッチで勝ったラウンドでは、そのラウンド最後のキルクリップにエース・クラッチのタグが付きます。デスマッチなどのモードのクリップは「キル」と表示されます。試合の動画にはラウンドのチャプターとイベントスライダーがあり、見直したいラウンドへすぐ移動できます。自動クリップで拾えなかった場面は、F8を押すと直前30秒がクリップとして保存され、長さは15・30・45・60秒から選べます。試合を録画している間に押したクリップキーはゲームには送られません。「ブラックボックス録画」が初期設定でオンなので、録画中でなくてもF8で直前の場面を保存でき、F7はモニター全体を録画する画面録画キー(もう一度押すと終了)です。ゲーム内のリプレイ画面は自動では録画されないので、必要ならF7かF8で自分で残してください。画質の初期設定は1080p・30fpsで、1440p以上や120fps以上はPro機能です。解像度・フレームレート・クリップの長さは録画中に変えられないので、マッチに入る前に決めておきましょう。マイクと「PC音声を録音」が初期設定でオンになっており、ゲーム音やDiscordの声を含むPCの音全体がひとつのトラックに保存されます。「PC音声を録音」をオフにすると、ゲームウィンドウの音とマイクだけになります。「ファイル自動管理」(初期設定でオン、30GB)は古い動画を削除して空き容量を保ちつつ、お気に入りにした動画は残します。保存場所は設定の「ファイル保存パス」で確認できます。マイクリップでは区間を切り出して16:9・9:16・1:1で書き出せます。同じ試合を一緒にプレイした友だちの視点をひとつにまとめたいときはパーティークリップを、チーム練習の試合を録画して振り返るなら、相手チームとルールやリプレイを合わせるVALORANTスクリム募集を参考にしてください。限界もはっきりさせておきます。DORはInsights Captureの不具合を直すものではなく、チームでInsights.ggに動画をアップロードして振り返る使い方の代わりにもなりません。両方のアプリを入れておくなら、片方の録画をオフにして、1試合を1つのアプリだけが録画するようにしてください。


