Windows 11 のゲームモード(公式表記は「ゲーム モード」)は、設定アプリの[ゲーム]ページで確認して切り替えられます。公式ドキュメントはゲームにハードウェア リソースへの排他的または優先的なアクセスを与える機能と説明していますが、FPS がどれだけ上がるかという数値は示していません。オンにすべきかどうかは、いま PC で同時に動いている他の作業の量しだいなので、現在の状態を確認して自分の環境で比べるのが最も正直な答えです。この記事は 2026年9月30日に Microsoft の公式ページを開いて確認できた内容だけをまとめています。設定場所の案内は Microsoft サポートの Windows 設定の説明に、機能の説明は Windows 10 向けの開発者向け記事に基づいています。プレイ中にフレームレートが落ちる原因を広く見たい場合は、ゲーム録画中の FPS 低下の対処法もあわせてご覧ください。
結論:公式ドキュメントは「オンで速くなる」とは述べていません
公式ドキュメントで確認できたことは 3 つです。1 つ目は、Microsoft サポートの記事が、[ゲーム]ページにゲーム バー、ゲーム モード、ゲーム ストリーミングの設定が含まれると述べている点です。2 つ目は、Microsoft Learn の Game Mode の記事が、この機能はゲームにハードウェア リソースへの排他的または優先的なアクセスを与え、パフォーマンス目標をより安定して達成しやすくすると説明している点です。3 つ目は、同じ記事が、パフォーマンスの向上はデバイス上で動いている他のアクティビティの数と影響に直接関係すると書いている点です。一方で、FPS が何パーセント上がるといった数値や保証は、どの公式ドキュメントにもありません。そのため、バックグラウンドの作業が少ない PC では体感が小さいことがあり、作業が多いほど差が出る余地がある、というところまでしか言えません。2 つ目と 3 つ目は Windows 10 向けの開発者向けアーカイブ記事の内容なので、Windows 11 でもまったく同じとは断定しません。フレームレートではなく操作の反応が気になる場合は、ゲームの入力遅延を減らす方法で他の要因も確認してみてください。
設定アプリでゲーム モードを確認する手順
- 1Windows の設定アプリを開く — Windows の設定アプリを開きます。Microsoft サポートの記事 Exploring Windows Settings が、このアプリのページ構成を説明する公式の記事で、ゲーム関連の設定もこのアプリの中にまとまっています。
- 2[ゲーム]ページに移動する — 設定アプリで[ゲーム](英語 UI では Gaming)ページを開きます。公式ドキュメントは、このページにゲーム バー、ゲーム モード、ゲーム ストリーミングの設定が含まれると述べており、この内容は 2026年9月30日に確認しました。
- 3ゲーム モード項目の現在の状態を見る — ページ内でゲーム モード(英語では Game Mode)の項目を探し、いまオンかオフかを確認します。スイッチの正確な名称や説明文は専用ページを開いて確認できなかったため、画面に表示されている表記を基準にしてください。Windows 11 の既定値がオンであると断定できる根拠も確認できなかったので、目で見て確かめるのが最も確実です。
- 4切り替える前の基準を記録する — 同じゲーム、同じマップやシーン、同じグラフィック設定で、いつも使っている方法でフレームの動きを先に記録します。公式ドキュメントに固定の数値はないので、自分の PC でどのくらい差が出るかは、前後を自分で比べるしか分かりません。
- 5切り替えたあと同じ条件で比べる — 項目を切り替えて、同じ条件でもう一度確認します。公式ドキュメントでは、排他的なリソースが与えられるにはアプリがフォアグラウンドでフォーカスを持つ必要があり、フォーカスを失うと CPU リソースは回収されることがあるとされています。比べている間はゲームのウィンドウを前面に置いてください。差がなければそれも有効な結果なので、元の状態に戻せば問題ありません。
項目ごとの根拠とこの記事で扱う範囲
| 確認項目 | 公式ドキュメントで確認した内容 | この記事での扱い |
|---|---|---|
| 設定の場所 | 設定アプリの[ゲーム]ページに、ゲーム バー、ゲーム モード、ゲーム ストリーミングの設定が含まれます | [設定]>[ゲーム]ページ内のゲーム モード項目としてのみ案内します |
| 何をするか | ゲームにハードウェア リソースへの排他的または優先的なアクセスを与え、パフォーマンス目標をより安定して達成しやすくします | Windows 10 向け開発者向けアーカイブ記事の説明です |
| 効果の大きさ | パフォーマンスの向上は、デバイス上で動いている他のアクティビティの数と影響に直接関係します | FPS の上昇値は公式ドキュメントにないため記載しません |
| 動作の条件 | アプリがフォアグラウンドでフォーカスを持つ必要があり、フォーカスを失うと CPU リソースは回収されることがあります | 確認中はゲームのウィンドウを前面に置く根拠です |
| 既定の動作 | Windows 10 では、ほとんどの Windows ゲームでユーザー操作や開発者の作業なしに既定で動作します | Windows 11 の既定値は確認できなかったため、設定で直接見ます |
| あわせて見る設定 | Settings > System > Display > Graphics(英語 UI の表記)の Optimizations for windowed games は別の設定です | DirectX 10/11 ゲームのウィンドウ モード向けで、詳細は扱いません |
効果を感じられないときに確認すること
- 設定アプリの[ゲーム]ページでゲーム モードの項目を実際に見つけ、現在の状態を確認したかを見ます
- 画面のメニュー名がこの記事と違う場合は、お使いの Windows の言語版の Microsoft サポート記事で表記を確かめます
- 切り替えの前後を、同じゲーム、同じシーン、同じグラフィック設定で比べたかを見ます
- 比べている間にゲームのウィンドウがフォーカスを失っていないか、他のウィンドウへ頻繁に切り替えていないかを確認します
- ウィンドウ モードやボーダーレス ウィンドウで遊ぶ DirectX 10/11 のゲームなら、別の設定である Optimizations for windowed games もあわせて確認します
ゲーム録画とつながる部分
ゲーム モードが録画の品質や負荷を変えるという公式の根拠は確認できなかったため、そうした因果は述べません。ただ、公式ドキュメントが効果を左右すると述べている「同時に動く他のアクティビティ」に、録画ソフトがひとつ加わることは確かです。DOR は無料の Windows デスクトップ向け録画アプリで、対応ゲームを自動で検出して試合全体を mp4 で保存し、NVIDIA のグラフィックス カードでは NVENC ハードウェア エンコードを既定で使います。ゲームの音とマイクの音を同時に録音することもできます。たとえばゲーム モードをオンにしたままサドンアタックを録画する場合、試合全体の自動録画には対応していますが、キル シーンを自動で切り出すハイライト クリップには対応していません。録画中にフレームレートが乱れる場合は、録画中の GPU 負荷を下げる方法で原因を切り分けてみてください。
公式の出典と確認日
確認日は 2026年9月30日です。[ゲーム]ページにゲーム モードの設定があるという記述は Microsoft サポートの Exploring Windows Settings で確認し、機能の説明は Microsoft Learn の Game Mode の記事 を根拠にしました。この Learn の記事は Windows 10 向けの開発者向けアーカイブ記事(2018年5月31日付)です。別の設定である Optimizations for windowed games(ウィンドウ モードのゲーム向け最適化)については Microsoft サポートの該当記事 を参照してください。リンクは英語版で、[ゲーム]ページやゲーム モードなどのメニュー名は各言語版の Exploring Windows Settings の記事で確認した表記に従っています。


