この記事の一番上にある「フォートナイト 感度テスト」は、ブラウザの射撃場で1分間的を撃ち、命中率・ヘッドショット率・平均キル時間と、的を行き過ぎた回数・届かなかった回数を測って、X軸感度を10%上げるか下げるかを教えてくれるテストです。マウスを1カウント動かしたときに画面が回る量と水平視野角80°をフォートナイト基準に合わせてあるため、ゲームに入れているX軸感度とマウスDPIをそのまま入力すれば、実際と同じ距離だけ手を動かすことになります。ラウンドが終わると、スコアとあわせてキルあたりの発射数や、的の出現から初弾までの反応時間も表示されます。インストールするものはなく、マウスロックとRaw入力が必要なためPCのChrome・Edgeでのみ開けます。
フォートナイトは基本が3人称視点で、射撃場は1人称なので画面の印象は異なります。それでも感度を決めるのはカメラではなくマウス1カウントあたりの回転量なので、回転量が同じなら同じ手の距離で同じ角度だけ回ります。射撃場の仕組みとほかのゲーム版はブラウザ感度射撃場の紹介にまとめてあります。
フォートナイトの設定と同じ点・違う点
下の表は、射撃場がフォートナイトから取り入れた値と簡略化した部分です。回転量と視野角はゲームと同じに合わせ、反動と弾の拡散は公開資料から再現できないため大きさだけ近づけて入れています。
| 項目 | フォートナイト | 射撃場 |
|---|---|---|
| 回転量(°/カウント) | X軸感度(%) × 0.005555(コミュニティの変換サイト基準、公式文書は未確認) | 同じ式を適用 · 1〜100%、0.01刻みで入力 |
| 視野角 | 既定80°(16:9の水平基準というのはコミュニティの慣例) · 最小/最大視野角スライダーはコミュニティの報告ではダッシュ中のみ適用 | 水平80°固定 |
| 移動速度 | 走り5.48 m/s(コミュニティWikiの計測値、Epic公式の数値なし) | 走り5.48 m/s · 歩き3.01 m/s |
| ボットの体力/防具 | 体力100 + シールド最大100(ゼロビルドはオーバーシールド50を追加) | 体力100 · 重装設定時200 |
| 武器リスト | シーズンごとにVault入りと再登場を繰り返す | Pistol・Hand Cannon・SMG・AR・Pump Shotgun・Bolt-Action Sniper・LMGの7種(レジェンダリーの数値) |
1分射撃テストの進め方
最初に開くとメニュー画面が表示されます。設定に入ってゲームと同じ値を入れてからテストを始めれば大丈夫です。順序は次のとおりです。
- 1感度とDPIを入力設定の一般タブで、フォートナイトのX軸感度(%)とマウスDPIを入力します。DPIは回転には影響せず、eDPIと1回転の距離表示にだけ使われます。計算結果欄のcm/360がゲームで使っていた値と同じか確認します。
- 2武器を選ぶ武器タブで練習する銃を選びます。最初は1発ずつ撃つPistolやAssault Rifleから始めると感度の判断がしやすくなります。ボットタブでボットの速度・防具・移動の有無を決めますが、感度を比較している間は触りません。
- 3射撃テスト開始メニューで射撃テスト開始を押すと、カウントダウンのあとマウスがロックされて1分が始まります。画面が小さい場合は全画面ボタンで大きくしてから始めたほうがクロスヘアがよく見えます。
- 4的を撃つ1分間、的が出現したら狙って撃ちます。リロードはR、エイムは右クリックです。Escを押すと一時停止してカーソルが戻り、続けるを押すと再開します。終了を押すとそのラウンドは記録されません。
- 5結果を読むラウンド結果の画面で、スコアと命中率、行き過ぎ/届かずの割合、感度のおすすめ文を確認します。おすすめ感度でもう一度のボタンを押すと、提案された値がそのまま設定に入ります。
- 6同じ日に2〜3回繰り返す1回の結果はぶれます。同じ設定であと2〜3回測り、おすすめの方向が重なったときだけゲームの設定を変えます。記録メニューで設定ごとのベストスコアを確認できます。
設定は一般・クロスヘア・武器・ボット・オーディオ・画面の5つのタブに分かれていて、このブラウザに保存されるので次に開いてもそのまま残ります。クロスヘアタブで色と内側ライン・外側ラインをフォートナイトで使っている形に近づけておくと、いつもの感覚で撃てます。
結果画面の読み方
ラウンド結果にはいくつもの数字が出ますが、感度を選ぶときに見る順番があります。
- 命中率: 発射した弾のうち的に当たった割合です。感度が変わると最初にぶれる数字なので、設定どうしを比較する基準になります。
- ヘッドショット率: 当たった弾のうち頭に当たった割合です。フォートナイトは武器ごとにヘッドショット倍率が異なり(アサルトライフル1.5倍、サブマシンガン・ライトマシンガン1.75倍、ピストル・ハンドキャノン・ポンプショットガン2倍、スナイパーライフル2.5倍)、射撃場も武器別に頭ダメージを分けています。
- 平均キル: 的が現れてから倒すまでにかかった平均時間です。感度が低すぎると遠くの的に手が遅れ、高すぎると細かい照準で時間を失います。
- 出現 → 初弾平均: 的を見てから初弾を撃つまでの反応時間です。感度よりも集中度と疲労を映すので、この値がいつもよりかなり遅いならそのラウンドは参考程度にします。
- キルあたりの発射数: 的1体を処理するのに使った弾数です。同じ武器で設定を比較するとき、命中率と一緒に見ます。
- 行き過ぎ / 届かず: 的のほうへ回す途中で通り過ぎた回数と届かなかった回数です。どちらかが60%を超えると、行き過ぎが多ければ感度は高め、届かずが多ければ低めと判断して10%調整した値を提案します。行き過ぎ・届かずに分類されたキルが合わせて5回未満だとサンプルが少なく、おすすめは出ません。
おすすめは現在の感度の±10%を1段階とします。たとえばX軸感度8%で行き過ぎが多ければ7.2%を、届かずが多ければ8.8%を提案します。バランスが取れていればその値を保ち、同じ日にあと何回か測って結果が重なるか見るよう促す文が出ます。
フォートナイトの感度の仕組み: パーセントスライダー、ターゲット・スコープ倍率、視野角
フォートナイトのマウス感度は、Esc → 設定(歯車)→ マウス&キーボードタブ → 感度の項目にあります。X軸感度とY軸感度をそれぞれパーセントで入れる方式で、射撃場の感度欄はこのうちX軸の値を受け取ります。スライダーの範囲はコミュニティの変換サイト基準で1〜100%、小数点第2位まで入力できます。インストール直後の既定値は50%とよく言われますが、Epicの公式文書で確認できないため、射撃場も50%を仮の値として置いているだけです。
パーセントを回転量に変える係数は変換サイトごとに少し異なります。100%のときに1カウントあたり0.5556°とする所と0.5515°とする所があり、約0.7%の差が出ます。射撃場は広く使われている0.5555°(1%あたり0.005555°)を採用しています。公式文書に書かれた値ではないので、下のcm/360は近似値として読んでください。
フォートナイトのX軸感度(%)とマウスDPIから、マウスで1回転(360°)するのに必要な距離を求める式です。回転係数0.005555はコミュニティの変換サイト基準です。フォートナイトでよく使われるeDPIはDPI × 感度(%) ÷ 100で、800 DPIに7%ならeDPI 56になります。
| X軸感度(%) | °/カウント | 800 DPI基準のcm/360 | eDPI |
|---|---|---|---|
| 5 | 0.0278 | 約41.2cm | 40 |
| 7 | 0.0389 | 約29.4cm | 56 |
| 10 | 0.0556 | 約20.6cm | 80 |
ターゲット感度とスコープ感度
同じ感度の項目に、ターゲット感度とスコープ感度がパーセントのバーとして別にあります。ターゲット感度はスコープのない銃を右クリックで構えたとき、スコープ感度はスナイパーライフルのように倍率スコープを覗いたときに、基本の感度へ掛かる倍率です。コミュニティのガイドはこれを単純な掛け算とみなし、100%なら非エイム時と同じ回転量(360°一致)として扱いますが、Epicが視野角による補正を加えているかは文書化されていません。既定値も公式資料になく、よく言われる50%は確認されていない値です。射撃場のスコープ感度倍率は既定1.0で一般タブから変更でき、スナイパーライフルの4倍スコープは変換サイトの表記に従った近似倍率です。建築・編集モードの感度倍率は別項目(コミュニティのガイドでは既定100%、最大1000%)なので射撃場とは関係ありません。
視野角スライダーと3人称視点
フォートナイトの基本視野角は80°に固定されていて、この値が16:9の水平基準だというのはコミュニティの慣例です。Epic Gamesのサポート記事によると、最小視野角・最大視野角のスライダーは設定 → ゲームタブにあり、フォートナイトはランク・競技モードで21:9のアスペクト比をサポートしていません。コミュニティの報告では、このスライダーが変えるのはダッシュ中に画面が広がる度合いだけで、立っているときや構えているときの視野角は80°のままなので、射撃場も16:9の水平80°だけにしています。フォートナイトのバトルロイヤルは3人称で、Epicが自ら運営した1人称モードは2024年12月から2026年4月まで提供されたバリスティックだけでした。それ以外で1人称になるのは、制作者が1人称カメラ装置を置いたクリエイティブの島に限られます。射撃場は1人称なのでキャラクターが画面を隠さないという違いはありますが、マウスを動かしたときに照準が回る角度は視点に関係なく同じです。建築・編集の感度を含む設定全体のまとめはフォートナイト感度設定ガイドで読めます。
射撃場に入っているフォートナイトの武器
武器タブには、フォートナイトのバトルロイヤルで長く使われてきた7種がレジェンダリーの数値で入っています。連射速度・装弾数・リロード時間・ダメージはコミュニティWikiのパッチ時点の数値を近似した値で、このうち多くは現在のバトルロイヤルではVault入りしています。
| 武器 | 連射速度(発/分) | 装弾数 | リロード(秒) | 頭・胴ダメージ | エイム倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| Pistol(ピストル) | 408 | 18 | 1.22 | 60 · 30 | 1倍 |
| Hand Cannon(ハンドキャノン) | 48 | 7 | 1.98 | 168 · 84 | 1倍 |
| Submachine Gun(サブマシンガン) | 660 | 36 | 1.98 | 33 · 19 | 1倍 |
| Assault Rifle(アサルトライフル) | 330 | 30 | 2.25 | 54 · 36 | 1倍 |
| Pump Shotgun(ポンプショットガン) | 42 | 5 | 3.78 | 205 · 119(散弾10発の合計) | 1倍 |
| Bolt-Action Sniper Rifle(ボルトアクションスナイパーライフル) | 45 | 1 | 2.35 | 303 · 121 | 4倍スコープ |
| Light Machine Gun(ライトマシンガン) | 420 | 60 | 3.6 | 42 · 24 | 1倍 |
フリックの練習には、1発で決まるBolt-Action Sniper RifleとPump Shotgunが向いています。一度行き過ぎると次の弾まで1秒以上待つことになるため、行き過ぎ/届かずが数字としてはっきり残ります。ワンタップとトラッキングを混ぜて試すならAssault Rifleが無難で、毎分660発のSubmachine Gunと60発装弾のLight Machine Gunはスプレー中に照準を的に留めておく練習用です。Hand Cannonは毎分48発なので、1発ずつ確認しながら撃つのに向いています。
ブラウザ射撃場の限界と補い方
ブラウザである以上、避けられない違いがあります。結果をゲームに持ち込む前に知っておくと誤解が減ります。
- 入力経路: 射撃場はポインターロックでRaw入力を受け取りますが、OSのマウス加速が有効だとその影響を受けることがあります。Windowsの「ポインターの精度を高める」をオフにした状態で、ゲームと同じ条件に合わせてください。
- 入力の時間間隔: ブラウザはマウスイベントを画面のフレーム単位でまとめて処理するため、4000〜8000 Hzポーリングのマウスの細かい間隔がゲームのようには反映されません。回転の総量は同じでも手触りが違うことがあるので、1000 Hzにして比較したほうが一貫します。
- 反動パターンなし: フォートナイトの武器ごとの反動、連射中の拡散の増加、初弾精度は再現していません。スプレーの結果は感度比較用とだけ考え、反動制御はゲーム内のクリエイティブマップで身につけてください。
- 移動中の精度: 移動誤差・射撃誤差のオプションをオンにするとクロスヘアが広がりますが、フォートナイトのようにジャンプ・落下・建築中といった状態ごとの精度差はありません。
- 視野角と画面比率: 16:9の水平80°のみ対応しています。別の比率のモニターでは画面の両端が違って見えることがあるので、全画面で16:9に近い形にウィンドウを合わせてください。
- 3人称カメラの不在: フォートナイトで肩越しカメラのために生まれる、照準とキャラクターの距離感覚は射撃場にはありません。回転量の比較には影響しませんが、近距離のショットガン戦の感覚はゲームで改めて確認してください。
補い方は単純です。射撃場では2つの設定のどちらが良いかだけを見分け、最終的な値はゲームのクリエイティブのエイムマップか実戦を数試合して確定します。ほかのゲームで使っていたcm/360をそのまま移すなら、感度・DPI変換ツールで計算してから射撃場で確認すれば済みます。
感度を決めたあとの実戦確認: DOR
射撃場で選んだ感度が実戦でも合っているかは、交戦シーンを見返してみないと分かりません。DORはフォートナイトを認識すると試合を自動で録画し、キル・デスを検知してクリップを自動保存します。クリップはブラウザのエディターで切り出し、dor.ggのリンクで共有できます。無料でWindowsで動作します。新しい感度で数試合こなしたあと、キル・デスのクリップで照準が的を行き過ぎているか届いていないかを見れば、射撃場の結果と突き合わせられます。詳しくはフォートナイト録画ページにあります。


