PUBGは1試合が長く、草木、車両移動、スモークなど画面全体の変化も多いため、録画ファイルが大きくなりやすいゲームです。画質を下げすぎると遠くの敵やスコープ場面がぼやけ、逆にビットレートを上げすぎると数試合でSSDが埋まることもあります。まず容量を見積もり、実際のテスト動画を見て設定を決めましょう。ゲーム本体のインストールはSteam公式表記で最低40GB・推奨50GBの空き容量があれば足り(すぐ下の表)、CPU・GPUを含む要件一覧はPUBGの最低・推奨スペック表にまとめています。この記事はその上に積み上がる録画ファイルの容量を計算し、減らす方法を扱います。
PUBGの容量は何GB?Steam公式で最低40GB・推奨50GB(2026年確認)
PC(Steam)版PUBGのSteamストアページでは、システム要件に「ストレージ: 40 GB の空き容量」(最低)、「50 GB の空き容量」(推奨)と記載されています(2026年9月14日確認時点)。この数値はインストール時に空けておく容量であり、インストール後に占有する容量ではありません。アップデートで変わることもあるので、同じページで再確認してください。CPU・GPU・メモリを含む要件の一覧と、Steamのストレージタブで実際の占有量を確認する方法はPUBGの必要スペックと容量確保ガイドにまとめています。
| 項目 | 空き容量 | 備考 |
|---|---|---|
| 最低 | 40 GB の空き容量 | Steamストアの公式表記(2026年9月14日確認) |
| 推奨 | 50 GB の空き容量 | Steamストアの公式表記。PUBGサポートは推奨環境をほとんどの状況で144fpsを出す目安としています |
| インストール後の実際の占有量 | 公式数値なし | Steamの「設定」→「ストレージ」タブで確認 |
| 録画1時間ぶんの追加 | 約5.5GB(映像12Mbps+音声0.16Mbps) | 下の計算式による自前の目安。ビットレートで変わります |
PUBGの容量が足りないとき:ドライブ移動・整理・分離の3ステップ
- 1再インストールせずに別ドライブへ移動する — 先に移動先ドライブへSteamライブラリフォルダーを作ります(「設定」→「ストレージ」タブ上部の「+」)。次にPUBGが入っているドライブを選び、ゲームにチェックを入れて「移動」をクリックすると、再ダウンロードなしでファイルが移ります。Steamのヘルプでは、パフォーマンスの問題が生じる可能性があるため、Steam本体を外付けハードドライブにインストールすることは推奨されていません。
- 2実際の占有量を確認して整理する — 「設定」→「ストレージ」タブでPUBGが実際に占めている容量とドライブごとの空きを確認します。そのうえで、ゲーム内のリプレイ一覧から見終わったリプレイを消し、振り返りの済んだフルマッチ録画を削除します。
- 3録画ファイルはゲームと別のドライブに置く — 録画ソフトの保存先(OBSなら設定の出力タブにある録画パス)を、PUBGが入っているドライブとは別のドライブに指定します。録画は1時間にGB単位で増えるため、ゲームやWindowsのドライブを圧迫しなくなります。
リプレイの扱いはPUBGのリプレイ・デスカムガイド、リプレイファイルが実際にどのフォルダーに溜まるかはPUBGのリプレイファイルの保存場所で詳しく説明しています。
ここで本当の変数がどこにあるかに注目してください。インストールは50GBで終わりますが、録画は1時間ごとに約5.5GBずつ増え続けます。フルマッチをすべて残す必要はありません。キルとドン勝の瞬間だけを残せば、容量の問題そのものが小さくなります。DORはPUBGを検知してフルマッチを自動録画し、キルの瞬間を自動でクリップにしてアプリ内のライブラリに整理するので、元動画は消してクリップだけ残す運用が基本になります。詳しくは下のDORのセクションとPUBGクリップソフト比較をご覧ください。その前に、録画がどれくらいの速さで溜まるのかを計算しておきましょう。
PUBG録画の容量はビットレートから計算する
映像と音声のビットレートを合計した10進GBの概算です。可変ビットレート、コンテナのオーバーヘッド、実際の場面の複雑さによって結果は変わります。
Mbpsを1秒あたりのMBへ換算し、3,600秒を掛けると容量を計算できます。たとえば映像12Mbpsと音声160Kbps(0.16Mbps)の合計は12.16Mbpsなので、12.16×0.45で約5.47GBです。エクスプローラーの表示は、GBとGiBの単位差によって少し異なる場合があります。
| 総ビットレート | 30分予想容量 | 1時間予想容量 | 5時間予想容量 |
|---|---|---|---|
| 8Mbps | 約1.8GB | 約3.6GB | 約18GB |
| 12Mbps | 約2.7GB | 約5.4GB | 約27GB |
| 20Mbps | 約4.5GB | 約9GB | 約45GB |
| 40Mbps | 約9GB | 約18GB | 約90GB |
ビットレートを上げればPUBGの画質は必ず良くなるのか
ビットレートが低すぎると、スモーク、草木、高速な視点移動でブロックノイズが目立ちます。ただし、一定以上に上げても画質が同じ割合で向上し続けるわけではありません。解像度、フレームレート、H.264・HEVC・AV1などのコーデック、エンコーダーの品質プリセット、場面の複雑さを合わせて判断します。品質基準の録画モードでは場面ごとにビットレートが変わるため、試合ごとにファイルサイズが異なることもあります。
- 1080p・60fpsを出発点にし、遠くの敵とキルログを判別できるか確認します。
- 高速車両の移動、煙幕の交戦、茂みの多いシーンをテスト区間に含めます。
- アップロード用の場合は、プラットフォームで再圧縮された結果まで確認し、元の値を調整します。
- 4Kモニターを使っていても、必ず4Kで録画する必要はありません。視聴環境と編集目的を先に考えましょう。
PUBG録画の容量を減らす調整手順
- 1不必要に高いビットレートを下げる — 同じ場面を設定ごとに30秒ずつ録画し、容量と草木・スモークの圧縮ノイズを比較します。
- 2フレームレートを目的に合わせる — 滑らかな戦闘映像が重要なら60fps、簡単な振り返りと容量節約を優先するなら30fpsも比較します。
- 3効率の高いコーデックをテストする — HEVCやAV1に対応していれば、同等の画質で容量を減らせる可能性があります。ただし、編集ソフトや再生機器との互換性を先に確認してください。
- 4フルマッチ録画とクリップを分ける — 振り返りが済んだフルマッチは保管ルールに沿って削除し、ドン勝やクラッチなど必要な場面だけをクリップとして残します。
- 5定期整理スケジュールを作る — 毎週、または空き容量が決めた基準を下回った時点で、元動画、編集済み、アップロード済みのファイルを整理します。
OBSでPUBGを録画するときの容量管理
OBSでは「設定」→「出力」→「録画」でエンコーダーと品質・ビットレートを確認し、「設定」→「映像」で出力解像度とFPSを確認します。配信用のCBR値をそのまま録画へ流用するより、録画目的に合う品質基準の設定を試すほうが効率的な場合があります。画面と利用可能な項目はOBSのバージョンや出力モードによって異なるため、現在の画面に表示される説明を基準に選んでください。
| OBS設定項目 | 容量への影響 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 出力解像度 | ピクセルが多いほど必要なデータが増えます | 遠くの敵とUIを判別できる最小解像度 |
| FPS | 60fpsは30fpsよりも多くのフレームを保存 | 戦闘中の滑らかさと録画の用途 |
| ビットレート・品質 | 高いほどファイルが大きくなりやすい | スモーク・草木の圧縮ノイズ |
| コーデック | 圧縮効率と互換性の変化 | GPU・編集ソフト・再生機器の対応状況 |
| オーディオトラック | トラック数とビットレートに応じて増える | ゲーム・マイク分離編集が必要かどうか |
DORのクリップとフルマッチの元動画を使い分ける
全体の流れを分析したい試合はOBSの元動画として残し、見返したり共有したりする短い場面はDORなどのクリップライブラリへ分けると、全試合を長期間保存する負担を減らせます。クリップが作成されたという表示だけを信じて元動画をすぐ削除せず、PUBGクリップの冒頭と末尾、音声、画質を再生して確認してください。
- 元動画フォルダー:まだ振り返りや編集をしていないフルマッチ
- クリップフォルダー・ライブラリ:ドン勝、長距離キル、車両プレイなど残したい場面
- 編集フォルダ:字幕・音楽を入れて書き出した最終ファイル
- バックアップ:再作成できない大会・スクリム・友達との記録
- 削除待ち:一定期間後に消すファイルをすぐ削除せず、最後にもう一度確認するための場所
PUBG録画を整理する基準を決める
「古い順にすべて消す」のではなく、用途に応じた整理ルールを決めるほうが安全です。アップロードとバックアップが済んだ中間書き出しを先に削除し、通常のフルマッチ録画は振り返り後に整理します。大会映像や再現できない場面は別のドライブにもコピーしてください。ファイル名に日付・モード・マップ・結果を入れると、再生せずに削除候補を見分けられます。


