ヴァロラントでエイムの半分は手ですが、残りの半分は「照準がどれだけよく見えるか」で決まります。同じ実力でも、クロスヘアが画面に埋もれたり大きすぎて敵の頭を隠したりすると、ヘッドショット率が目に見えて下がります。幸いヴァロラントは照準をとても細かくカスタマイズでき、気に入ったプロ選手の照準をコード一つでそのまま取り込むこともできます。この記事では設定メニュー項目の意味から、おすすめの基本設定、プロのクロスヘアコードの適用・共有、色とドットの選び方まで、順番にまとめます。
クロスヘア設定メニュー、項目ごとにどういう意味か
まずゲーム内で設定(ESCまたは歯車)→ クロスヘアメニューに入ります。最初に見るとスライダーが多くて複雑に見えますが、実際に結果を大きく変える項目は決まっています。一つずつ見ていきます。
色とアウトライン
色は照準そのものの色を決めます。白がデフォルトですが、明るいマップやスモーク・スキルエフェクトが多い状況では白は背景に埋もれやすいです。そのため青緑(シアン)や黄色のように、ゲーム背景にあまりない色をよく使います。アウトラインは照準の周囲に黒い縁をつけて、どんな背景でも輪郭が見えるようにしてくれます。アウトラインの太さと透明度も調整できますが、太すぎるとかえってうるさいので、細く一本だけ縁取る程度が無難です。
センタードット(中央の点)
センタードットは照準のど真ん中に打たれる点です。デフォルトはオフですが、オンにすると正確にどこを見ているかが一点ではっきりします。ドットの大きさと透明度を調整でき、小さくオンにしておくと十字線と一緒に「ど真ん中の基準点」の役割を果たします。十字線なしでドットだけ使うプレイヤーも多いです。
内側の線・外側の線の太さ・長さ・間隔・オフセット
十字(+)の形は内側の線(Inner Lines)と外側の線(Outer Lines)の二つのまとまりに分かれます。それぞれ太さ、長さ、オフセット(中央から離れた間隔)を別々に決められます。太いほどよく見えますが敵を隠し、長いほど視界を占めます。オフセットは四つの線が中央からどれだけ開いているかを決めるもので、開くほどど真ん中の一点が空いて小さい敵を狙いやすくなる代わりに、「正確にどこ」という感覚は弱くなります。外側の線はオフにして内側の線だけ使う設定もよくあります。
射撃時の動き(エラー)
「Movement Error」と「Firing Error」のオプションをオンにすると、移動したり射撃したりするときに照準が開いて、現在の弾の散らばりを視覚的に見せてくれます。情報としては有用ですが、照準が動き続けて気が散るという理由で両方ともオフにするプレイヤーが多いです。オフにすると照準が常に固定された大きさで見えます。
おすすめの基本設定、まずはこれで始めましょう
「何からいじればいいか分からない」なら、下のようにすっきりした十字線一セットで始めてから好みに合わせて調整するのをおすすめします。核心は「小さくくっきり、そしてどこでも見えるように」です。
- 色: 青緑(シアン)または黄色など、背景とのコントラストがよくつく色
- アウトライン: オン、太さは細く一本程度
- センタードット: オン(小さく)または好みでオフ
- 内側の線: 太さ1〜2、長さ短く(4〜6)、オフセットは小さく
- 外側の線: オフ(視界確保)
- 射撃時の動き(Movement/Firing Error): オフ
この設定は小さな十字線にセンタードットを加えた形なので、敵の頭を隠さずにど真ん中がはっきりします。数日使ってみて「線が見えない」と思ったら太さを、「うるさすぎる」と思ったら長さやオフセットを減らす、という風に微調整すれば大丈夫です。
プロのクロスヘアコードで一発適用
ヴァロラントのいちばん便利な機能の一つが「クロスヘアコード」です。照準設定全体を短い文字列一つに圧縮した共有コードで、これをコピーしてインポート(Import)するだけで、他人の照準が自分の画面にそのまま適用されます。プロ選手やストリーマーが使う照準を同じように使ってみたいときに特に便利です。
インポート(Import)・エクスポート(Export)の方法
設定 → クロスヘアメニューの上部(またはプロフィール欄)に、インポートコードの入力欄とコードコピーのボタンがあります。適用するときはコピーしておいたコードをインポート欄に貼り付けて適用すれば完了です。逆に自分の照準を共有したいなら「現在のクロスヘアコードをコピー」でエクスポート(Export)して友達に渡せばいいです。コードだけやり取りすれば、スライダーを一つひとつ合わせる必要がありません。
ちなみにこの「コードで共有」方式はヴァロラントならではの便利機能です。カウンターストライクはコンソールコマンドで照準を作り、エーペックスレジェンズは照準が武器のアタッチメントやオプティクスによって変わる仕組みなので、ヴァロラントのようにコード一つでまるごとコピーする感覚とは少し異なります。
色とドット、何を選ぶのがいいか
色は「自分の目にいちばんよく見える色」が正解ですが、統計的には白より青緑(シアン)・黄色・黄緑のような高彩度の色が好まれます。ヴァロラントのマップ背景にこれらの色があまりなく、照準が埋もれないからです。赤・緑は色弱がある場合に区別しにくいことがあるので、自分の目を基準に選んでください。
ドットか十字線かもよく出る悩みです。小さなセンタードットだけ使うと画面をほとんど隠さないので、遠距離の精密照準やヘッドライン(頭の高さ)合わせにすっきりです。一方で十字線はど真ん中の感覚と左右の基準がはっきりしていて、近接戦闘や初心者に直感的です。正解はなく、ドット+小さな十字線を一緒に使う折衷型がいちばん無難です。
エイムに良いクロスヘアとは
まとめると、エイムに有利なクロスヘアの条件は単純です。一つ目、敵の頭を隠さない程度に小さくくっきりしていること。二つ目、どんな背景でも一目で見えること(高コントラストの色+アウトライン)。三つ目、射撃・移動時に揺れず基準点が一定であること。この三つさえ守れば、大げさな設定でなくても十分です。結局「画面でいちばん先に目に入るのに、肝心の敵は隠さない」照準が良い照準です。
もう一つ、クロスヘアを頻繁に変えると手が毎回新しい基準に適応しなければならず、エイムが揺れます。気に入った設定を見つけたらコードで保存しておいて、しばらく固定して手に馴染ませるほうがスコアにより役立ちます。
良いクロスヘアで取ったエース、DORがひとりでにクリップに
照準をしっかり合わせておくとヘッドショットやエースが増えるものですが、いざその名場面は録画をつけていないときに出たりします。無料ゲーム録画ソフトDORをインストールしておけば、ヴァロラントを立ち上げた瞬間に自動で検知して録画し、エースやクラッチのような良い瞬間をひとりでに短いクリップに切り出して保存します。新しく合わせたクロスヘアで炸裂させた一発を、逃さず残せます。


