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ゲーミングヘッドセットの選び方:6つの基準(形状、装着感、接続、音、マイク、耐久性)

Gray Zone Warfareのジャングルでの戦闘シーン、左側のヘルメットをかぶった分隊員が片手で耳元のヘッドセットを押さえながらもう片方の腕で前方を指さし、画面下部には一人称視点の銃が見え、右側の煙の向こうでは別の隊員がピックアップトラックの陰にしゃがんで銃を構えている
画像出典: © MADFINGER Games · Gray Zone Warfare official Steam store screenshot
要点まとめ
  • やり直しにくい決定から見ます。形状、装着感、接続を先に決め、音、マイク、耐久性はそのあとで確認します。
  • ゲームは有線か2.4GHzワイヤレスで使い、Bluetoothはスマホの通話や外出時の補助と考えます。PS5でも使うならUSBドングルか3.5mmで接続できる機種を選びます。
  • 7.1の表記は購入基準から外します。Windowsの空間サウンドはどのヘッドホンにも使えるので、自分のゲームでオンとオフを比べます。300gは測定で証明された限界ではなく、目安の1つです。超えるモデルは試着するか返品条件を確認してから買います。

ゲーミングヘッドセットは、価格.comの人気ランキングを眺めるだけでは選びにくい製品です。上位には5,000円台の有線モデルから3万円台の上位機、さらにイヤホンまで並び、形も用途もばらばらです。後悔の声によく出る重さや締め付け、Bluetoothマイクの音質は製品ページの最初の画面では見えにくく、逆に大きく書かれた7.1やドライバーサイズは、体感できるという根拠を見つけにくい項目です。

この記事は、やり直しにくい決定から順に見ていきます。形状、装着感、接続を先に決めてから音、マイク、耐久性を確認すると、自分の条件が絞れます。価格.comのランキングと掲示板で目についたPS5とPCの兼用、イヤホン、夏の蒸れも、それぞれの基準の中で扱います。基準よりモデルを先に見たいなら、ゲーミングヘッドセットのおすすめに進んでも構いません。

この記事はメーカーの公式仕様、測定レビュー、ユーザーコミュニティの意見をまとめたもので、製品を実機で試験した結果ではありません。アフィリエイトリンクはなく、価格は2026年11月4日時点です。

事実と意見は分けて書きます。仕様はメーカーの公式ページの値で、価格はメーカーの公式ページと価格.comの表示です。測定レビューはRTINGSの判定を伝えた要約までしか確認できていないので、測定値は書いていません。

ユーザーの意見は、価格.comのレビューと掲示板に、韓国のPCハードウェアコミュニティとヘッドセット掲示板の投稿、ベトナムのコミュニティの投稿を加えたものです。韓国の投稿の割合が大きく、ゲーマー全体を代表するサンプルではありません。不満や質問に偏っているので、不良率として読まないでください。

先に結論:6つの基準を一覧で見る

基準先に決めること覚えておく結論
形状マイクをすでに持っているかマイクがなく初めて買うなら、一体型のヘッドセットがいちばん手間がかかりません
装着感と重さ1日に何時間使うか、メガネをかけるか長く使うなら重さから見ます。300gは目安の1つです
接続PS5でも使うか、ゲーム中にスマホの通話も受けるかゲームは有線か2.4GHzワイヤレス(USBに挿す受信機を使う接続)で使い、Bluetoothは補助と考えます
音と足音どのゲームを主に遊ぶか7.1の表記より、低音が強すぎないかとEQ(音域ごとの音量調整)を触れるかを見ます
マイクボイスチャットだけか、録画や配信もするかボイスチャットはヘッドセットのマイクで始め、録画や配信は別のマイクも検討します
耐久性と保証どこで、どの型番を買うかイヤーパッドは消耗品です。高価なモデルほど交換パッドと修理窓口を先に確認します

予算は基準から外しました。いちばんよく聞かれる質問ですが、同じ金額でも形状と接続によって答えが変わるからです。価格帯ごとの感覚は、記事の後半の価格表で確認できます。

基準1. 形状:ヘッドセット、ヘッドホンとマイク、イヤホン

形状を最初に見るのは、この選択がそのあとの基準をすべて変えるからです。マイクがすでにあればマイクの条件が消え、イヤホンを選べばヘッドバンドの重さの悩みが消えます。

マイクがなく初めて買うなら、一体型のヘッドセットがいちばん手間がかかりません。マイクがすでにあるならヘッドホンも候補に入れます。イヤホンは頭の圧迫と蒸れを避ける選択肢で、足音がよく聞こえる選択だと言える根拠は見つけられませんでした。
形状合う人長所短所
一体型ヘッドセットマイクがなく、机が狭い初めての購入者接続1つで音とマイクが済みます同じ価格なら聞く性能はヘッドホンのほうが上という意見があります
ヘッドホンと別マイクUSBマイクを持っていて、録画や配信もする人マイクを別に選べます費用と机のスペースが増え、開放型は音が漏れます
イヤホンと別マイク暑い部屋、耳の圧迫、メガネの痛みが気になる人ヘッドバンドの圧迫とイヤーカップの蒸れがありません耳の形を選び、低音の空間感が弱いという指摘があります
スピーカーと別マイクFPSをほとんど遊ばない人装着の負担がありません小さな音と前後の把握が弱いという意見があります

一体型ゲーミングヘッドセット:最初の1台の基本

マイクがなく初めて買うなら、ここから始めれば十分です。接続1つで音とマイクが済み、机に置くものも増えません。入門の有線モデルなら、BlackShark V2 Xは240g、3.5mm有線、カーディオイドマイクと表記され、Razer公式の表示価格は7,599円、価格.comの店舗別価格は5,480〜8,190円です。

2020年発売のモデルである点も一緒に見ます。同じ240gのG335も3.5mm接続の入門機で、価格.comでは5,480〜7,747円、2021年発売です。価格.comの人気ランキングでも、入門の価格帯はおおむね5,000円台から8,000円台です。

低価格帯ならヘッドセットのほうが無難という意見がありますが、測定の根拠がある基準ではありません。同じ価格なら聞く性能はヘッドホンのほうが上という投稿もありますが、別々の製品とゲームについて語られたものなので、一般法則としては読みません。

ヘッドホンと別マイク:マイクをすでに持っているとき

USBマイクがすでにあり、録画や配信も一緒にするならこの組み合わせが合います。マイクの条件が消えるので、ヘッドホンは音と装着感だけで選べます。たとえばDT 990 PROはマイクのない開放型ヘッドホンで80Ωと250Ωの版があり、これにSeiren V3 MiniのようなUSBマイクを足して使います。

Ωはインピーダンスの単位で、数字が大きいほど同じ出力では音が小さくなります。そのため250Ω版はPCの出力が足りるかを先に確認します。機器が2つになるので、費用と机のスペース、設定の手間も一緒に増えます。

価格.comの掲示板にはオーディオミキサーとの連携を尋ねる質問もあり、ミックスアンプやミキサーを足すほど確認することは増えます。

イヤホンと別マイク:蒸れと圧迫を避けたいとき

暑い部屋、耳の圧迫、メガネの痛みが問題なら、ゲーミングイヤホンが有力な選択肢になります。日本ではこの形が特に目立ちます。価格.comの人気ランキング(2026年10月28日〜11月3日の集計)では、1位がワイヤレスイヤホンのINZONE Buds(最安22,503円)、4位がArctis GameBuds(最安20,509円)です。

販売店の解説記事(2026年9月)にも、FPS向けとしてfinal VR3000とコンデンサーマイクの組み合わせが載っています。有線ならINZONE E9が例で、価格.comでは15,840〜22,621円です。マイクの構成は販売店の表記で確認します。

INZONE Budsのレビューには装着感と接続の安定を評価する声がある一方、マイクは普通で別のマイクのほうがいいという声もあります。短所もはっきりしています。耳の形を選び、湿気とイヤーピースの手入れが面倒で、奥行きや低音の空間感が弱いという指摘があります。韓国の投稿では、PUBG: BATTLEGROUNDSでイヤホンを選ぶ人が目につきます。

開放型と密閉型:ひとり部屋でなければ密閉型

ひとりで使う部屋でなければ密閉型を選びます。開放型は音が外に漏れ、外の音も遮りません。INZONE H6 Airはソニーが背面開放型と表記している製品です。

本体は軽いものの音が漏れる構造なので、ひとりで使う部屋という条件が付きます。価格.comの人気ランキングでは5位に入っていて、ほかのINZONEと同じ感覚で候補に入れやすいので、構造の表記を先に確認します。開放型と知らずに買ったという投稿もあります。

FPSをほとんど遊ばないならスピーカーも答えになります。左右は分かるものの小さな音と前後の把握は弱いという意見があるので、対戦ゲーム中心ならヘッドセットかイヤホンをすすめます。

基準2. 装着感と重さ

装着感を2番目に見るのは、設定では直せず、スペック表で締め付けが分からないからです。後悔の投稿にもよく出る項目です。

長く使うなら重さから見ます。300gは目安の1つにすぎません。これを超えるモデルは試着するか、返品条件を確認してから買います。

重さ:300gは目安にすぎない

300gという数字は、ユーザーのコメント1件と国内の販売店による長時間利用の案内から出た値です。何gから不快になるかを測った資料や、ヘッドバンドの圧力の測定値は見つけられませんでした。長く使うなら重さを先に見るという意見はよく出ますが、個人差は大きいです。367gと表記されるBlackShark V3 Proの購入者が重さを感じなかったという投稿もあります。

重さの区分この記事で比べた製品
200g以下G435 165g、INZONE H6 Air 本体199g(マイク、ケーブルを除く)
240g台BlackShark V2 X 240g、G335 240g
250〜270gHS35 v3 Wireless 250g、Arctis Nova 3P Wireless 260g、INZONE H5 260g、INZONE H9 II 本体260g(マイク込み273g)、Arctis Nova 5 265g、BlackShark V3とBlackShark V3 X HyperSpeed 270g
290〜345gG522 290g、HyperX Cloud III 有線 約304g(マイク込み約318g)、Arctis Nova 7 Gen 2 325g、Arctis Nova Pro Omni 339g、PRO X 2 345g
350g以上PRO X3 356g、BlackShark V3 Pro 367g
この記事で比べた製品の値です。ソニーはマイクを除いた値を前に出し、HyperXはポンド表記をgに換算しているので、10g台の差で順位を付けません。Arctis Nova 3P WirelessはPlayStation向けの表記なので、PCで使うなら版を確認します。

重さがすべてではありません。軽い製品はほかを妥協していることもあります。G435は165gと軽いものの表記バッテリーは18時間で、測定レビューの要約ではEQと遮音がないという評価が伝えられています。

価格.comの人気ランキングでは3位で、店舗別価格は5,979〜11,030円です。2021年モデルで、ロジクールGの国内サイトでは製品ページを確認できなかったので、リンクは米国の公式ページにしました。在庫は販売店で確認します。

締め付けとパッド:表では分からない

締め付けとパッドの素材は、買う前に数字で確かめる方法がありません。以下は状況ごとの体験談なので、参考にとどめます。

  • メガネをかける: メガネのせいで1時間を超えると痛かったという投稿と、メガネでも楽だったという投稿の両方があります。モデル名より、自分のメガネのフレームとの相性を見ます。
  • 締め付けが気になる: BlackShark V2 Xは比較サイトに締め付けが強い場合があると書かれる一方、価格.comの12件のレビューではフィット感の評価が高く、見方が分かれます。頭が大きいという韓国のユーザーがArctis Nova 5の締め付けで購入を見送り、HyperX Cloud IIIをすすめた例もありますが、1人の体験です。
  • 夏に蒸れる: 布やメッシュのパッドを先に見ます。165gのG435にも夏は耳が暑いというレビューがあり、軽さだけでは解決しません。布のパッドでも汗がたまるという反論もあり、万能ではありません。
  • 一年中使う: メッシュと合皮のパッドを使い分けるという助言があります。交換パッドを売っているモデルかを先に確認します。

自分で確かめる方法

  1. 1今のヘッドセットを量るキッチンスケールで重さを量り、自分の基準点にします。その重さが楽だったか辛かったかが、他人の数字より確かです。
  2. 2メガネをかけたまま試すメガネをかけるなら外して試しません。普段どおりに頭に載せて初めて、押される場所が分かります。
  3. 31時間以上着ける店頭で数分着けるだけでは足りないことがあります。1時間ほどたってから不快になったという投稿があります。ソニーは全国5店舗のソニーストアにINZONE製品を体験できるコーナーがあると案内しています。
  4. 4返品期間の中で判断する家で試すなら返品期間を活用します。公式ストアの表記は、Razerの直販が14日間の無料返品、ロジクールGが購入日から30日以内の無料返品、CORSAIRが60日間の返品可能です。ほかの販売店は支払いの前に、着用後でも返品できるかまで確認します。

基準3. 接続:有線、2.4GHzワイヤレス、Bluetooth

接続はあとから変えられず、ユーザーの意見が複数の市場でいちばんはっきり集まる基準です。日本ではここに、PS5でも使えるかという条件が加わります。

ゲームは有線か2.4GHzワイヤレスで使います。Bluetoothはスマホの通話や外出時の補助です。PS5でも使うなら、USBドングルか3.5mmで接続できる機種を選びます。
方式遅延マイク不便な点
有線測定レビューの要約では、一部の製品でごく低いと伝えられています製品のマイクをそのまま使えます線が引っかかります
2.4GHzワイヤレスユーザーの不満は遅延より途切れと混信に集まりますドングルのモードで使えるかをスペック表で確認します充電が必要で、ドングルを管理することになります
Bluetoothドングルよりかなり高いことが多いという評価が伝えられていますオンにするとゲーム音まで通話品質に落ちることがあります遅延とマイク音質の不満がよく出ます

Bluetooth:マイクをオンにした瞬間が問題

Bluetoothでゲームをしながらマイクをオンにしたら音質が崩れたという後悔は、よく出る話です。仕組みはこうです。音楽用のプロファイルA2DPはステレオの片方向で、通話用のプロファイルHFPは双方向のモノラル、HFPのmSBCコーデックは16kHzです。

そのためマイクをオンにするとゲーム音まで通話品質に落ちることがあります。どのヘッドセットとWindowsのバージョンでどれだけ変わるかを測った資料は見つけられなかったので、起こりうるというところまでしか言えません。

PS5の場合は話が別で、PlayStationの公式サポートには、BluetoothオーディオがPS5に対応していないことを示すエラーの案内があります。

2.4GHzワイヤレス:遅延より途切れを心配する

2.4GHzの遅延を体感したという2026年のユーザー投稿は見つけられませんでした。不満は遅延の数字より途切れと混信に集まります。数十msがFPSの成績に影響するかを測った資料も見つけられませんでした。

BlackShark V3は10msと表記していますが、測定条件の書かれていないメーカー表記なので、ほかの製品の数字と並べて比べません。販売記事の遅延の数字も互いに食い違うので、数字では選びません。

自分の状況で接続を選ぶ

  • 机に据え置きで、充電が面倒: 有線にします。同じくらいの価格なら有線のほうが1、2段階上という主張もあります。
  • 席をよく離れる、線が邪魔: 2.4GHzワイヤレスにします。無線に替えて満足したという投稿があります。
  • ゲーム中にスマホの通話も受ける: 同時接続の表記を見ます。BlackShark V3、BlackShark V3 Pro、Arctis Nova 7 Gen 2、INZONE H9 IIが該当します。BlackShark V3 X HyperSpeedとHS35 v3 Wirelessは同時ではなく切り替え式です。
  • PS5とPCを行き来する: 3.5mmならBlackShark V2 XとG335が公式にPS5とPCの両方を挙げています。2.4GHzならG522とPRO X3の対応先にPS5があります。ただし機能には差があり、INZONE H5はPS5接続時に立体音響が使えず、Arctis Nova 5はPlayStationでChatMixが使えません。Razerには「for PlayStation」の別モデルもあるので、買う版を確認します。
  • 音が途切れる、プチプチ鳴る: USBハブを避けて前面や上面のポートに移してみるという回答があり、INZONE BudsのレビューにもUSBハブの近くでドングルが途切れるという不満があります。USB-Cの変換アダプターを経由しているなら、それも疑います。

バッテリー:長い数字より条件を見る

表記バッテリーはG435の18時間からHyperX Cloud III S Wirelessの2.4GHz 120時間まで幅があります。条件もばらばらで、HS35 v3 Wirelessは音量50%で30時間、INZONE H9 IIはノイズキャンセリングをオフにした値が30時間です。Arctis Nova 5は2.4GHzで最大50時間、Bluetoothで最大60時間です。

ですから表記の数字だけで順位を付けません。バッテリーが何年持つかは答えを見つけられませんでした。Arctis Nova Pro OmniとArctis Nova Eliteのように交換式バッテリーを公式に表記するモデルもありますが、Omniは価格.comで57,130〜73,310円のフラッグシップなので、この機能1つのために上位機へ上げる必要はないというのがこの記事の判断です。

無線がいつも大幅に重いわけでもありません。有線のBlackShark V2 Xは240g、無線のBlackShark V3は270gと表記されています。別のモデルなので単純な比較ではありません。

基準4. 音と足音

足音と定位はいちばん気になる項目ですが、4番目に置いたのには理由があります。ゲームの足音の定位を測った対照実験を見つけられず、EQと設定で音がかなり変わるというユーザーの意見があるからです。

7.1の表記で選びません。低音が強すぎないか、EQを調整できるかを見ます。バーチャルサラウンドに正解はないので、自分のゲームで比べます。

7.1は数字ではなくソフトウェアの機能

空間サウンドは、スピーカーの配置をヘッドホン用に仮想化する技術です。Windows Sonic、Dolby Atmos、DTS Headphone:Xがこれに当たります。Microsoftの説明によると、どのヘッドホンにも使え、サウンド設定の出力デバイスのプロパティでオンにします。ヘッドセット専用の機能ではないということです。

メーカーのアプリの7.1には条件が付くこともあります。BlackShark V2 Xの7.1はWindows 11 23H2以降で使え、BlackShark V3 X HyperSpeedは7.1とEQ、マイクの補正にRazerの設定アプリSynapseが必要です。INZONE H5はPS5接続時に立体音響が使えないと案内されています。

数字が購入基準にならないというのは、オンにしても無駄という意味ではありません。価格.comのINZONE H5のレビュー(5件、2023〜2025年)には位置が分かりやすいという評価があり、INZONE H9 IIの掲示板(2026年5月)には足音の位置がつかめないという質問に関連設定を切るよう答えた例があります。バーチャルサラウンドが成績を変えるかを測った資料は見つけられませんでした。

足音は低音の量とEQで分かれる

低音が強いと足音が埋もれるという書き込みは価格.comの掲示板(2019年)にもありますが、低音の強いモデルで遠くの音がよく聞こえるという評価もあり、断定はできません。人は左右を両耳の時間差と音量差で、前後と高さを耳介の影響で判断し、この特性は人によって違います。同じヘッドセットの評価が正反対に分かれる理由の1つかもしれません。

EQは低音を下げる方向から触るという意見があり、耳が違うので他人のEQ値は合わないという反論もあります。先ほどの掲示板でも、カスタムEQを使うという回答がありました。だからEQを使える製品かどうかが、表記の数字より重要です。短所は、EQにたいていメーカーのアプリが必要なことです。ドライバーの大きさで格付けもしません。表記は40mm、50mm、53mmとさまざまですが、大きさと音質、定位の関係を示す測定資料を見つけられませんでした。

ゲームごとに先に見る場所が違う

ゲーム先に見るもの参考にすること
VALORANTゲーム内のHRTFオプションHRTFは頭と耳による音の変化を計算して方向感を出す処理です。Riotのパッチノートの説明では、足音、リロード、デスマッチのリスポーン音だけを3Dで処理します。オンにするときはほかの3Dオーディオ処理を切るよう勧め、最初は違和感があるかもしれないと案内しています
リーグ・オブ・レジェンドマイクと軽い装着感足音よりボイスチャットとマイクを先に見るという見方があります
PUBG: BATTLEGROUNDSイヤホンにするかと音量の癖大きな銃声と足音の間で不満が出ます。足音のために高音を上げると疲れるという回答があります
シングルプレイやRPG音楽とセリフのバランスFPS向けの音がかえって不満になるという投稿があり、足音だけ目立ってRPGに合わないという指摘もあります。スピーカーで十分という意見もあります
ゲームのメニュー名はパッチで変わることがあるので、オーディオ設定でオプションを探します。

自分のゲームで比べる方法

  1. 1すべて切ってステレオから始めるWindowsの空間サウンド、ヘッドセットのアプリのサラウンド、ゲーム内の3Dオプションをすべて切ります。
  2. 2練習場で同じ音を聞く同じ位置の足音を前後と左右で聞いて基準を作ります。
  3. 3一度に1つだけオンにするゲーム内のHRTFをオンにしたらWindows側は切ります。2つ重ねると何が変わったのか分かりません。
  4. 4すぐに判断しない慣れないHRTFには慣れる期間があるという説明があります。1試合聞いただけで結論を出しません。
  5. 5EQは低音を下げるほうから触る足音を探すために全体の音量や高音を大きく上げる代わりに、低音を少しずつ下げます。

対戦FPSはステレオから始めるという意見があり、国内の販売系の記事にも同じ書き方が見られます。ただし根拠の投稿の多くは古く、対戦FPSにDolby Atmosでもいいと書いたメーカーの記事もあるので、規則ではなく出発点と考えます。ストーリー、ホラー、レースのゲームはオンにしてもいいというメーカーの記事があります。

音量はどの製品を選んでも守ります。WHOは機器の音量を最大の60%以下にするよう案内し、80dBなら週40時間、90dBなら週4時間を目安に挙げています。足音を聞くために音量を上げる方向はすすめません。

基準5. マイク

マイクは用途によって重要度が大きく変わります。Discordで友だちと話すだけならそれほど気にせず、録画や配信をするなら別のマイクまで検討します。

友だちとのボイスチャットならヘッドセットのマイクで足りることが多いです。録画と配信を始めるなら別のマイクも検討します。マイクがすでにあるならこの基準は飛ばします。

表記の読み方:帯域とノイズ処理は別物

帯域の表記はどれだけ広い音を拾うかを言うだけで、ノイズ処理は別の問題です。

名前範囲この名前を使う製品
広帯域50Hz〜7kHz、16kHzサンプリングこの記事で比べた製品にはありません
超広帯域50Hz〜14kHz、32kHzサンプリングBlackShark V3
全帯域約20Hz〜20kHzBlackShark V3 Pro(フルバンド)、PRO X3(全帯域幅)
範囲は一般的な帯域の区分で、製品ごとの測定値ではありません。

帯域の名前を使わない製品も多くあります。Arctis Nova 5は32kHz/16bit、G522は48kHzと表記します。PRO X3は全帯域幅と書きつつ、値は75Hz〜20kHzと16bit/48kHzです。

ノイズ除去25dB、96%、97%といった数字はメーカーの主張です。試験条件が書かれていないので製品同士では比べられません。帯域の差がボイスチャットで聞こえるかどうかも、根拠を見つけられませんでした。

指向性と位置:表記より口との距離

カーディオイド(単一指向性)は横と後ろの音を抑えるほうで、無指向性はすべての方向を拾います。キーボードの音や部屋の騒音が気になるなら、この表記を先に見ます。PRO X3とHS35 v3 Wirelessは無指向性、ひとつ前のモデルになったPRO X 2はカーディオイドと表記されています。

実際のノイズ処理はソフトウェアと一緒に見るものなので、表記だけで優劣は付けません。位置も重要です。Razerはマイクのマークを口に向け、2.5cm離して話すよう案内しています。

自分のマイクを確かめる順番

  • 相手に聞く: 自分の声は自分の耳では判断しにくいものです。友だちに声が小さくないか、キーボードの音が混ざらないかを聞きます。
  • 録画して聞く: 1分ほどゲームを録画して、自分の声とゲーム音の大きさを聞きます。方法はゲーム音とマイクを一緒に録画する方法にあります。
  • 交換の前に設定を見る: 入力レベル、ノイズ抑制、マイクの位置、端子の接触の順に見るという助言があります。入力レベルが低いとノイズ抑制が声まで切るという説明もあります。スマホやタブレットでマイクが認識されないなら、価格.comの掲示板の回答のように4極プラグかどうかも確認します。
  • 録画にマイクが入らないなら入力デバイスを点検する: マイクの音だけ録画されないときの順番に沿います。
状況方向
ボイスチャット中心ヘッドセットのマイクで始めます
騒がしい部屋測定レビューの要約でノイズ処理の評価が良いと伝えられるINZONE H9 II、BlackShark V3 Pro、Arctis Nova Eliteを中心に見ます
ショート動画の録音と配信別のUSBマイクも検討します。部屋の反響は設定では解決しにくいという意見があります
マイクをすでに持っているヘッドセットを選ぶときにマイクの条件を外します
ゲーム中の無線使用Bluetoothマイクを避けます

ヘッドセットのマイクの短所としては、音を拾う量が小さい、息の音に敏感という投稿や、サイドトーン(マイクの声をヘッドセットに返す機能)が弱くて自分の声が小さく聞こえるという不満があります。価格.comのレビュー(2023〜2025年)でも、INZONE H5のマイクは粗いと言われたという声とDiscordできれいという声に分かれています。

着脱式は新品でジャックの接触不良に当たった例があります。別のマイクは費用と机のスペースがかかります。ヘッドセットのマイクで録画した品質を扱ったユーザー投稿は少なく、ほとんどがボイスチャットの話なので、録画の判断は自分の録画で行うほうが確かです。

基準6. 耐久性、保証、購入先

耐久性は買ったあとで初めて分かり、根拠もいちばん薄い項目です。そのため最後の確認項目にしました。

イヤーパッドは消耗品と考えます。高価な製品ほど、買う前に交換パッドと国内の修理窓口を確認します。

不満がパッド、ヘッドバンド、無線接続に集まるという話はよく出ます。ヘッドバンドのクッションやパッドが1年ほどではがれた、破れたという投稿、数か月でヘッドバンドの側圧が弱くなったという投稿があり、4年問題なく使えたという投稿もあります。どれも体験談で、不良率ではありません。ブランド別の不良率の数字は見つけられませんでした。

買う前に確認すること

  • 型番と保証年数: ロジクールGは同じモデルでも型番で2年と1年の無償保証に分かれます。PRO X 2は公式ストアでも2年保証が35,750円、1年保証がセールの24,500円で、G522にも1年保証の型番があります。価格.comの最安値を見るときは型番まで確認します。
  • メーカーの保証表記: Razerは最長2年、HS35 v3 Wirelessは購入日から最低2年の限定保証と書いています。ソニーは通常1年のメーカー保証で、ソニーストアでは同等の内容の3年保証が無料と案内しています。条件は変わることがあるので購入時に確認します。
  • 販売元: メーカーが案内する販売店か、並行輸入品ではないかを確認します。保証の条件が販売店によって変わることもあります。
  • 交換パッド: 同じモデルの交換パッドが売られているかを見ます。パッドを替えられれば、表面がはがれてもヘッドセットを使い続けられます。
  • ドングル単品: 無線なら、ドングルをなくしたときに単品で買えるかを見ます。

どこで買うか:公式ストアと価格.comの両方を見る

どちらかがいつも安いわけではありません。公式ストアの「から」が付いた価格は色やエディションで変わるので、買う版の価格を確かめます。2026年11月4日時点で、BlackShark V3 ProのRazer公式33,750円はEsports Green Edition(在庫切れ表示)の価格で、ブラックとホワイトは40,780円、価格.com最安も40,780円でした。

PRO X3は公式の40,480円に対して価格.com最安が34,551円でしたが、保証年数の違う型番があるので、比べるときは型番をそろえます。海外通販は国内の修理窓口を使えない前提で判断するという助言が、韓国の投稿にあります。

体感できるスペックとオーバースペック

製品ページの数字をどこまで信じるかを表にしました。根拠を見つけられなかったというのは、効果がないと証明されたという意味ではなく、体感できるという根拠を見つけられなかったという意味です。

スペック判定理由
重さ体感できます後悔の投稿によく出ます。何gからかは測定の根拠がありません
締め付けとパッドの素材体感できますスペック表では分からず、試着での確認が必要です
Bluetoothとドングルの差体感できます遅延とマイク音質の不満がよく出ます
EQソフトウェア体感できます製品ごとのEQを共有する投稿が続き、価格.comの掲示板でもカスタムEQを使うという回答があります
ノイズキャンセリング環境によります一定の低音に強く、声には弱いです。PCのファンの音を抑えてくれるという投稿があります
バーチャルサラウンド正解がありません測定の根拠がなく、意見が分かれます
有線と2.4GHzの遅延差体感の根拠を見つけられません遅延を感じたというユーザー投稿も、成績への影響を測った資料も見つけられませんでした
7.1という数字購入基準から外しますソフトウェア処理で、Windowsはどのヘッドホンにも提供しています。オンにした効果とは分けて考えます
ドライバーの大きさオーバースペックとして扱います大きさと音質の関係を示す測定資料を見つけられませんでした
周波数範囲の両端の数字オーバースペックです可聴域の約20Hz〜20kHzを超える数字は体感の根拠がありません
ハイレゾ、96kHz/24bit体感の根拠を見つけられません認証という事実までしか確認していません
感度とノイズ除去の%の数字比べられませんメーカーごとに測る条件が違うか、条件が見えません
高価なサウンドカードとDAC期待を下げますDACはデジタルの音をアナログ信号に変える機器です。高価な機器は体感が小さいという意見が優勢なスレッドがあります。測定はありません

ユーザーの声のまとめ:合意、争点、よくある後悔

この章はすべてユーザーの意見です。事実としてではなく、どこで意見が集まり、どこで分かれるかを見るために使います。価格.comの順位は人気の指標で品質の評価ではなく、評点5.00の製品もレビューは1〜3件なので、評価の根拠にしていません。比較サイトや販売店の記事には販売目的や送客手数料を明記したものがあるので、ユーザーの声には数えていません。レビューを読むときも、メーカー提供や手数料の表記を先に確かめることをすすめます。

意見が集まるところ

  • ゲームはBluetoothではなく有線か2.4GHzで使うという意見がよく出ます。はっきりした反対は見当たりませんでした。
  • 長く使うなら重さを先に見るという意見がよく出ます。ただしgの数字の根拠は弱く、個人差を認める投稿も一緒にあります。
  • できれば着けてから買うという意見が複数の場所で出ます。投稿の数は多くありません。
  • 不満はパッド、ヘッドバンド、無線接続に集まるという話がよく出ます。
  • 配信や録画を始めるなら別のマイクをすすめる投稿があります。ほとんどはマイクのおすすめを尋ねる投稿で、ヘッドセットのマイクと比べた根拠ではありません。
  • マイクのノイズは製品を替える前に設定から見るという投稿があります。

意見が分かれるところ

争点一方の意見もう一方の意見この記事の判断
ヘッドセットとイヤホンイヤホンが定位に有利だという側。PUBGはイヤホンを別に使うという投稿ヘッドセットが奥行きと距離感で上だという側。イヤホンの耳の圧迫と湿気を避けるという点も挙げます正解はありません。どちらもプロ選手を根拠にしますが、使用率は確認できませんでした
バーチャルサラウンド左右がぼやけ、後ろの音が小さくなるので切るという側位置が分かりやすくなったのでオンにするという側自分のゲームで1つずつオンにして比べます
有線と無線同じくらいの価格なら有線のほうが上、まず安いもので試すという側線の整理ができ、席を離れるときに楽だという側充電と線のどちらが面倒かで選びます
ゲーミングヘッドセットとヘッドホン同じ価格なら聞く性能が上だという側ゲームに合わせた音がかえって良く、低価格帯はヘッドセットが上だという側マイクをすでに持っているかで先に分けます
サウンドカードとDAC有線イヤホンなら必要で、安いDACで十分だという側高級アンプは費用の割に体感が小さいという側ヘッドセットを選び終えてから考えても遅くありません
高価なモデルは値段の価値があるか乗り換えて大きく良くなったという側3万円台の上位機に上げたのに値段の割に微妙だという側サンプルが少なく断定できません。重さと機能が合うかを先に見ます

よくある後悔

  • 高いヘッドセットを買ったのに重くて使わなくなったという後悔がよく出ます。
  • 装着感を確かめずに買い、耳の圧迫、メガネ、頭の大きさで苦労したという後悔がよく出ます。
  • Bluetoothでゲームをしながらマイクをオンにしたら音質が崩れたという後悔がよく出ます。
  • 合皮がはがれたという投稿と、変色を心配する投稿があります。
  • 評判やメーカー提供のレビューだけを信じて買ったら音が合わなかったという投稿があります。
  • 設定を触らないまま製品のせいにしていたという投稿、保証が切れたあとで修理先を見つけられなかったという投稿があります。

状況別のおすすめの組み合わせ

下のモデルは各状況の例です。価格帯で選ぶなら、あとで紹介するおすすめ記事も一緒に見てください。

状況組み合わせモデルの例注意点
初めてで有線でかまわない一体型の有線BlackShark V2 X、G335V2 Xは2020年、G335は2021年のモデルです。V2 Xの7.1はWindows 11 23H2以降で使います
無線から始める一体型の2.4GHzBlackShark V3 X HyperSpeed、HS35 v3 Wireless充電の回数を減らしたいなら表記バッテリーが長いV3 Xです。V3 Xは約70時間、HS35 v3は音量50%で30時間で、どちらも切り替え式です
軽さが最優先軽量の無線G435表記バッテリーは18時間です。2021年モデルなので在庫を確認します
PS5とPCの兼用で、マイクは収納式がいい一体型の2.4GHzArctis Nova 5265g、2.4GHzで最大50時間の表記です。PlayStationではChatMixが使えません。音の評価は分かれます
ゲーム中にスマホの通話も受ける同時接続の無線BlackShark V3、Arctis Nova 7 Gen 2V3はSynapseアプリを使います。Nova 7 Gen 2は325gです
騒がしい環境でノイズキャンセリングがほしい上位の無線INZONE H9 II、BlackShark V3 ProH9 IIは音の評価が分かれます。V3 Proは367gです
マイクがあり、録画や配信もするヘッドホンとUSBマイクDT 990 PRO、Seiren V3 Mini開放型なので音が漏れます。250Ω版はPCの出力を確認します
暑い部屋、耳の圧迫、メガネの痛みイヤホンと別マイクINZONE Buds、INZONE E9耳の形を選びます。E9のマイクの構成は販売店の表記で確認します

価格の感覚

日本では価格.comの店舗別価格とメーカー公式の表示価格が別々に動きます。下の表は価格帯の感覚をつかむ目的だけで使い、ほかのモデルの価格は販売店で確認します。

価格帯モデル表示価格
入門の有線BlackShark V2 XRazer公式 7,599円、価格.com 5,480〜8,190円
入門の無線HS35 v3 Wireless、BlackShark V3 X HyperSpeedHS35 v3は価格.com 9,973〜11,090円、V3 XはRazer公式 17,080円
中級の無線INZONE H5、BlackShark V3H5は価格.com 18,893〜24,000円、V3はRazer公式 24,480円
上位の無線INZONE H9 II、BlackShark V3 ProH9 IIは価格.com 35,580〜42,648円、V3 ProはRazer公式のブラックとホワイト 40,780円、価格.com 40,780〜46,480円
2026年11月4日時点です。価格.comは店舗ごとの価格の範囲です。セールが多いので購入時に確認し直します。

3万円台の上位機に上げたのに体感が微妙だったという投稿があり、値段の価値があるという反対意見もあります。サンプルが少ないので、どちらが正しいとは言えません。上位機に行くときは音より、ノイズキャンセリングや同時接続のように自分が実際に使う機能があるかを基準にします。

迷ったらおすすめ記事へ

基準を全部見ても決められないなら、ゲーミングヘッドセットのおすすめで価格帯別のモデルを見てください。机まわりを一緒に替えるなら、ゲーミングマウスの選び方とゲーミングモニターの選び方も同じ方法でまとめました。

ヘッドセットを替えて変わったかを録画で比べる

ヘッドセットを替えると、良くなった気はしやすいものです。確かめるには、替える前後のプレイを同じ条件で録画して比べます。比べるものは2つです。1つは自分のマイクの音、もう1つは音を聞いて振り返ったり止まったりした場面です。

無料のWindowsアプリDORは、対応ゲームを起動すると自動で検知して試合全体を録画し、録画はアプリの「マイクリップ」に集まります。音声はゲーム音とマイクを1つのトラックに収めるので、自分の声がゲーム音に埋もれていないかを前後の録画で聞けます。

VALORANTはキルのシーンが自動クリップとして残ってエース・クラッチのタグが付き、リーグ・オブ・レジェンドはキル・マルチキル・オブジェクトのシーンが自動クリップとして残るので、比べたい交戦の場面も探しやすくなります。比べる順番は機材を替えた効果を前後の録画で確かめる方法にまとめました。

ゲームを起動するだけで録画が始まる 無料ゲーム録画ソフト →

DOR Clips

DORに投稿されたヴァロラントクリップ

クリップをもっと見る

DORユーザーが実際に録画して投稿したヴァロラントの動画です。タップするとdor.ggで再生されます。

FAQ

よくある質問

ヘッドセットとイヤホンでは、足音はどちらがよく聞こえますか。

正解はありません。イヤホンが定位に有利だという主張とヘッドセットが奥行きと距離感で上だという主張に分かれ、どちらもプロ選手を根拠にしますが、使用率は確認できませんでした。蒸れと頭の圧迫が問題ならイヤホン、マイクまで一度に済ませたいならヘッドセットで選んでください。

7.1やバーチャルサラウンドはオンにするべきですか。

正解はありません。7.1はソフトウェアの機能で、Windowsではどのヘッドホンにも空間サウンドをオンにできます。ステレオから始めて一度に1つだけオンにし、同じ練習場の音で比べてください。VALORANTのHRTFをオンにしたら、Riotの案内どおりほかの3Dオーディオ処理は切ります。

ワイヤレスだと遅延は体感できますか。

2.4GHzのドングルは、遅延を感じたという2026年のユーザー投稿を見つけられず、不満は途切れと混信に集まります。Bluetoothはドングルより遅延がかなり高いことが多いという評価が伝えられていて、マイクをオンにすると音質も落ちることがあるので、ゲームにはすすめません。

PS5とPCで同じヘッドセットを使えますか。

使えるモデルはありますが、接続方式と機能は機種ごとに確認します。PlayStationの公式サポートにはBluetoothオーディオがPS5に対応していないことを示す案内があるので、3.5mm有線かUSBドングルで使える機種を選びます。この記事で確認した中では、BlackShark V2 XとG335が3.5mm、G522とPRO X3が2.4GHzでPS5を対応先に挙げています。INZONE H5のようにPS5接続時は立体音響が使えないモデルもあります。

イヤホンはヘッドセットより耳に悪いですか。

そう書く投稿は見かけますが、WHOの安全な聴取の案内はイヤホンとヘッドホンを区別せず、音量と時間を挙げています。機器の音量は最大の60%以下にし、80dBなら週40時間、90dBなら週4時間を目安にするよう案内しています。どの機器を使うにしても、音量と時間から管理してください。

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