Riot Games は 2026年10月6日に公開したリーグ・オブ・レジェンド 26.20 パッチノートに「非公開リプレイ」の項目を入れました。自分が参加した試合のリプレイだけが利用でき、外部アプリやウェブサイトはリプレイのダウンロードができなくなるという内容です。ところが米国時間の10月7日、Riot は公式 SNS で、リプレイに頼るクリエイターやコーチが大きな影響を受けないよう解決策を用意するため、この変更を 26.21 パッチに延期すると発表しました。そのため「リプレイも観戦もなくなる」という話が一気に広まりましたが、実際に変わる範囲は思ったより狭いものです。この記事では発表内容と時期、影響を受ける人、変わらないものを先に整理し、最後にリプレイファイルの代わりに動画で試合を残す DOR の方法を説明します。リプレイそのものの基本は LoL リプレイの見方 で別に扱っています。
結論:なくなるのは他人のリプレイの取得です
26.21 から適用予定の変更の核心は「自分が出た試合でなければリプレイを取得できない」という点です。友達やプロの試合をリプレイで見ていた人、外部のリプレイダウンロードサイトを使っていた人、他人の試合をリプレイで分析していたコーチが影響を受けます。一方で、クライアントで自分のリプレイをダウンロードして振り返る機能には影響がないとパッチノートに書かれており、クライアントの観戦がなくなるという記述はパッチノートにありません。もう一つ覚えておきたいのは、リプレイファイルはもともと新しいパッチが出ると再生できなくなることです。見せたい試合があるなら、ファイルではなく動画で残すことで長く保管でき、他の人にも送れます。リプレイファイルと mp4 動画の違いは LoL の ROFL リプレイを MP4 で保存する方法 で詳しく説明しています。
DOR で LoL の試合とリプレイ画面を動画で残す手順
- 1Windows PC に DOR を入れて LoL を起動するDOR は無料の Windows デスクトップアプリです。インストールしてからリーグ・オブ・レジェンドを起動すると、DOR がゲームを自動で検出します。録画ボタンを押す手順はなく、次の試合から録画が始まります。
- 2設定でリプレイ・観戦の録画がオンか確認するDOR の設定の「モード別録画」には LoL 専用の「リプレイ」と「観戦」があり、初期値はオンです。フル録画またはハイライト録画がオンなら、クライアントでリプレイを再生したり試合を観戦したりするときも、DOR がその画面を録画します。オフにしていた場合は、ここで再びオンにします。
- 3自分の試合はいつも通りプレイするソロランクでもノーマルでも、1 試合が終わるとフルマッチ録画が mp4 で保存され、アプリのライブラリに表示されます。LoL は自動ハイライトクリップに対応するゲームなので、キルなどの場面は短いクリップとしても別に整理されます。リプレイファイルを取得しなくても、自分の試合の動画はすでに残っています。
- 4残したいリプレイや観戦画面を再生するパッチが変わる前に、まだ見られるリプレイや観戦中の試合があればクライアントで再生します。DOR がその画面を mp4 で録画するので、次のパッチでリプレイファイルが再生できなくなっても、動画はライブラリに残ります。26.21 以降は他人の試合のリプレイへのアクセスが制限される予定である点に注意します。
- 5ライブラリで必要な区間だけカットする試合全体を送る必要がなければ、アプリのライブラリの区間カットで開始と終了を指定します。出力比率は 16:9、9:16、1:1 から選べます。コーチに送る振り返り用なら、画面全体が見える 16:9 が無難です。
- 6dor.gg のリンクでチームメイトやコーチに送るカットが終わったら dor.gg のリンクで共有できます。リンクを受け取った人は DOR を入れなくても、PC やスマートフォンのブラウザですぐに再生できます。リプレイファイルのように同じパッチバージョンを合わせる必要がないことが最大の違いです。
LoL リプレイ、何が変わり何が残るか
| これまで | 26.21 以降の予定 | 影響 |
|---|---|---|
| 自分がプレイした試合のリプレイをクライアントでダウンロードして再生 | 引き続き可能 | 自分の試合の振り返りには影響なし(パッチノートに明記) |
| 友達の戦績からランク戦のリプレイをダウンロードして再生 | 自分が参加した試合のリプレイのみ利用可能 | 友達やプロの試合をリプレイで見る方法がなくなる |
| 外部アプリ・サイトでリプレイファイルをダウンロード | 外部アプリ・サイトのリプレイダウンロードは全面的に不可 | リプレイダウンロードサイトの利用者は別の方法が必要 |
| 他のプレイヤーが自分の試合のリプレイをダウンロードできた | 他のプレイヤーは自分のリプレイをダウンロードできない | チームメイトやコーチに見せるには動画で渡す必要がある |
| クライアントでの観戦 | 26.20 パッチノートに変更の記載なし | 観戦がなくなるという公式の根拠はない |
| 新しいパッチが来ると以前のパッチのリプレイファイルは再生不可 | 変更なし | 長く残したい試合はもともと動画で保管が必要 |
| 外部アプリによるゲームメモリへのアクセス | 2026年10月6日から不明な外部アプリはデフォルトでブロック(承認済みツールは2027年4月まで猶予) | ゲームデータを読み取る一部の外部ツールが動かなくなる可能性 |
26.21 の前に確認すること
- DOR の設定の「モード別録画」でリプレイと観戦がオンになっています。
- フル録画とハイライト録画のうち、少なくとも一つがオンになっています。
- 見返したいリプレイが現在のパッチで再生できるか確認しました。
- 残したい試合はパッチが変わる前に動画として録画しました。
- コーチやチームメイトに送る区間をカットし、dor.gg のリンクがブラウザで開くことを確認しました。
- 26.21 のパッチノートが出たら、リプレイに関する最終的な内容を確認し直す予定です。
リプレイの代わりに動画で残す DOR の方法
リプレイは同じパッチのクライアントでしか再生できないデータファイルなので、長く保管したり他人に送ったりするのが難しいものです。DOR はこれを録画で解決します。無料の Windows アプリである DOR は、リーグ・オブ・レジェンド を起動すると自動で検出して 1 試合全体を mp4 で録画し、キルなどのイベントは 自動ハイライトクリップ として別にまとめます。LoL では設定の「モード別録画」で「リプレイ」と「観戦」が初期状態でオンになっているため、クライアントでリプレイを再生したり試合を観戦したりする画面も同じように動画になります。こうして作った mp4 は、パッチが変わってもライブラリで再生できます。送る前に ゲームクリップのカット方法 のコツで必要な場面だけを残し、dor.gg のリンク一つで共有すれば、受け取った人はアプリなしでブラウザから見られます。NVIDIA のグラフィックスカードなら NVENC のハードウェアエンコードが標準で、ゲームの音とマイクが一緒に録音されるため、試合中のコールもそのまま残ります。


