Steamのファミリー共有は現在「Steamファミリー」で行い、ストアページの「アカウント詳細」から「ファミリー管理」を開いて「ファミリーを作成」を押すと、作成者を含めて最大6人で構成できます。同じゲームを2人が同時に遊ぶには、ファミリーライブラリにそのゲームが2本必要で、基本プレイ無料のゲームや外部アカウントが必要なゲームなどは共有できません。この記事は2026年9月30日確認時点のSteam公式サポート文書に基づき、旧ファミリーシェアリング時代のルールとは分けて説明します。ゲームの購入や返金も検討している方は、続けてSteamの返金方法もご覧ください。
結論:どんな人に向いているか
同じ世帯の信頼できる相手とゲームを分け合いたいなら、Steamファミリーが合っています。ゲームの所有権は購入した人のままで、セーブデータ・実績・ワークショップはそれぞれのアカウントで管理されます。逆に、1本のゲームを複数人が同時に遊びたい場合や、世帯の外の人と共有したい場合には向いていません。公式の説明では、Steamファミリーは最大6人の身近な家族からなる同じ世帯が対象で、この条件は変更される可能性があります。共有してもらったゲームを録画していて保存容量が足りなくなったときは、Steamゲーム録画の保存容量不足の対処法で原因を確認してください。
Steamファミリーを作ってゲームを共有する手順
- 1旧機能と現在の機能を区別する — 2024年9月11日のお知らせでSteamファミリーが登場し、従来のSteamファミリーシェアリングとSteamファミリービューに置き換わりました。ネット上に残る古い解説は、メニュー名や数値が違う場合があります。以前に共有していたアカウントがあれば、新しいファミリーを設定するときにSteamが自動でそのアカウントの招待を提案します。
- 2ファミリーを作成する — ストアページで「アカウント詳細」を開き、「ファミリー管理」セクションをクリックします。「ファミリーを作成」を押してファミリー名を入力します。名前はあとからいつでも変更できます。管理はSteamクライアント、モバイル端末、ウェブブラウザから行えます。
- 3メンバーを招待して役割を決める — 「メンバーを招待」を押して、招待したい相手を選ぶか検索します。次に、その相手を大人として追加するか子どもとして追加するかを選びます。公式の案内では、ペアレンタルコントロールが必要なら子ども、そうでなければ大人として追加するとされています。招待された人には招待の通知が届きます。
- 4招待の承諾後にライブラリを確認する — 招待が承諾されると、ファミリーのメンバーが所有するゲームにアクセスでき、ゲーム一覧に新しいSteamファミリーライブラリのセクションが表示されます。ファミリーのゲームは自分のゲームと同じように並びますが、別に表示したいときは一覧上部のドロップダウンで「ライブラリでグループ化」にチェックを入れます。複数のメンバーが同じゲームを持っている場合はどのコピーで遊ぶかを尋ねられ、Steamが選択を記憶します。コピーを変えるとDLCの構成が変わり、セーブが合わなくなることがあります。
- 5同じゲームを2人で遊ぶ準備をする — 同じゲームを2人が同時に遊ぶには、ファミリーライブラリにそのゲームが2本必要です。公式の例では、4人家族がPortal 2を1本だけ持っている場合、ほかのメンバーがもう1本購入すれば2人で同時に遊べます。追加購入をしないときは、使用中のメンバーが終わるまで他のゲームを遊びながら待ちます。使用中のゲームはライブラリでロックされ、クライアントで誰が遊んでいるかを確認できます。
- 6共有できないゲームを先に除外する — 公式文書が共有できないとしているゲームは6種類です。追加の外部キー・アカウント・サブスクリプションが必要なゲーム、基本プレイ無料のゲームとそのために購入したDLC、自分や他のメンバーの地域で制限されているゲームやDLC、他のメンバーのOSに対応していないゲーム、パブリッシャーが共有不可と明記したゲーム、所有者が非公開(private)に設定したゲームです。従来のファミリーシェアリングで除外されていたゲームは引き続き除外され、開発元はいつでも共有をオプトアウトできます。対応しているゲームはSteamストアで確認できます。
Steamファミリーの公式ルール早見表
| 項目 | 公式のルール | 実際の影響 |
|---|---|---|
| ファミリーの人数 | 最大6人で、ファミリー作成後に最大5人を招待できます | 作成者も6人に含まれます |
| 役割 | 「大人」と「子ども」の2種類です。大人は招待の管理とアカウント制限の適用ができ、子どもはペアレンタルコントロールの対象でファミリーを管理できません | ペアレンタルコントロールが必要なときだけ子どもとして追加します |
| ゲームの所有権 | 所有権は購入した人に残り、共有ゲームでもセーブ・実績・ワークショップはそれぞれ別に使います | 実績はアカウントごとに記録されます |
| 同じゲームの同時プレイ | ファミリーライブラリにそのゲームが2本あるときだけ、2人で同時に遊べます | 1本だけの場合、使用中の人が終わるまで待つ必要があります |
| 別のゲームの同時プレイ | 別のメンバーが違うゲームを遊んでいても、そのメンバーが所有するゲームを遊べます | ゲームが違えばお互いをブロックしません |
| 脱退と再参加 | 大人はいつでも脱退できますが、新しいファミリーの作成や参加には前のファミリーに参加した時点から1年待つ必要があります。メンバーが抜けた枠にも1年のクールダウンがあります | 誤って抜けた場合、最後のファミリーには6人未満なら待たずに再参加できます |
| 不正行為 | ファミリーのメンバーがあなたのゲームでチートをすると、あなたのSteamファミリーの権限が取り消されたり、アカウントがVACバンされたりする場合があります | パスワードは共有せず、信頼できる人だけを招待します |
ファミリー共有がうまくいかないときの確認項目
- 招待された側が通知から招待を承諾したかを確認します
- 参加を試みたときに残りのクールダウン時間が表示されるか確認します。前のファミリーに参加してからの1年、または他のアカウントが使っていた枠の1年のクールダウンが原因かもしれません
- 公式文書が挙げる参加できない原因には、アカウントの利用状況が既存メンバーと同じ世帯に見えない場合があります。判定基準は公開されていないため、推測せずSteamサポートに問い合わせます
- ゲームがロックされている場合は、ほかのメンバーが同じゲームを遊んでいないかクライアントで確認します
- 起動できないゲームは、共有できない6種類に当てはまらないか、開発元がオプトアウトしていないかをストアで確認します
- DLCやセーブが違うときは、遊んでいるコピーが変わっていないか確認します。他のメンバーのDLCは、パブリッシャーが共有可能としたものだけ使えます
- それでも解決しない場合は、サポート文書の下部にあるSteamサポートのリンクから「I am having trouble with a Steam Family」の項目で問い合わせます
ファミリー共有のゲームを録画するときの注意点
Steamファミリーで借りたゲームもSteamライブラリから起動するゲームなので、録画は通常のSteamゲームと同じ流れで始められます。ただし、共有ゲームだからDOR側で特別に対応している、あるいは制限がないという根拠はないため、録画の前にそのゲームがDORの対応ゲームかを確認してください。DORは無料のWindowsデスクトップアプリで、対応ゲームを自動で検出し、試合全体をmp4で録画してアプリ内のライブラリに保存します。NVIDIAのグラフィックスカードではNVENCハードウェアエンコードが標準で使われ、ゲーム音とマイクを同時に録音するので、家族と遊びながらの会話も同じファイルに残せます。準備の手順はSteamゲームの録画方法に、ファイルが増えて容量が気になるときはゲーム録画のファイルサイズを減らす方法にまとめています。
公式の情報源と確認基準
2026年9月30日確認時点の情報です。ルールとメニューの経路はSteam Families User Guide & FAQで、導入の背景はSteam Familiesのお知らせで、問い合わせはSteamサポートのウィザードで確認できます。英語版FAQの最終タイムスタンプは2024年9月19日で、各言語版のほうが新しい場合があるため、ルールが変わっていないかは公式ページで改めて確認してください。


