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XSplit と OBS Studio の比較(2026):料金・録画機能・選び方

OBS Studioの公式画像(大きなカラーバーのプレビューのレイアウト画面)とXSplitの公式ロゴを並べた比較画像
画像出典: © OBS Project / © XSplit · official product images
要点まとめ
  • OBS Studio は公式トップで無料のオープンソースと表記され、XSplit Broadcaster は Free と Premium(月額 $14.99、年額 $59.99)に分かれています。
  • XSplit Free には、720p 超・30fps 超でウォーターマーク、シーン 4 つ、個人利用のみという制限が料金ページに記載されています。
  • 乗り換えでは OBS のシーンコレクションとプロファイルが別管理である点を踏まえ、シーン、出力設定、ホットキーを分けて移します。

XSplit と OBS Studio のどちらが合うかは、勝ち負けではなく条件で決まります。シーン数の制限なしで無料のまま録画も配信も使い、プラグインも足したいなら OBS Studio、無料プランの制限(720p 超・30fps 超でウォーターマーク、シーン 4 つ)を受け入れられて XSplit の使い勝手が合うなら XSplit Broadcaster が候補になります。この記事では、2026年9月30日確認時点で両製品の公式ページを実際に開いて確かめた料金、無料の制限、対応 OS、録画に関する説明だけを表にまとめました。料金やバージョンは頻繁に変わるため、支払いの前に公式の料金ページをもう一度確認してください。この2つ以外の選択肢も見たい場合は OBS の代替ソフトまとめ もあわせてご覧ください。

条件別のひとこと結論

無料で長く使い、シーンやソースを自由に増やしたいなら OBS Studio が向いています。公式トップでは無料のオープンソースと表記され、シーンも無制限と案内されています。720p・30fps 以下の軽い個人配信であれば XSplit Free も検討できます。背景除去(Free ではウォーターマーク表記)、複数プラットフォームへの同時配信、商用利用が必要な場合は、料金ページ上 Premium プランが必要です。どちらが総合的に優れているとする根拠は公式情報にないため、自分の PC と自分のゲームで短く録画して試すのがいちばん確かな判断材料になります。この2つ以外の録画ソフトを用途別に選ぶ方法は 録画ソフトのおすすめ で確認できます。

公式ページ基準の項目別比較表(2026年9月30日確認)

項目OBS StudioXSplit Broadcaster
料金無料のオープンソース(公式トップの表記:Free and open source software for video recording and live streaming)Free は $0、Premium は月額 $14.99 または年額 $59.99(年額は月あたり約 $5 と表記)。Lifetime の金額は公式ページ間で表記が異なるため記載しません
無料利用の制限公式トップとダウンロードページに、利用制限やウォーターマークに関する個別の記載はありません(ウォーターマークがないという公式の文言も確認できませんでした)Free は 720p 超の解像度、30fps 超(最大 240fps)、AI 背景除去・仮想カメラの使用でウォーターマーク、個人利用のみと記載。FAQ は配信で 720p 超の場合に小さなロゴが入ると案内しており、録画ファイルにも同じ規則が適用されるかは確認できていません
シーン数無制限のシーンFree は 4 つ、Premium は無制限のシーンと解像度
対応 OSWindows 10・11(x64)、macOS(Intel・Apple Silicon)、Linux(Flatpak、Ubuntu PPA)。macOS の最低バージョンは公式ページごとに表記が異なるため、ダウンロードページで確認システム要件の文書に Windows 10 64bit と記載。同じ文書に Windows 11・macOS への言及はありません
動作要件Windows は DirectX 10.1 対応の GPU。CPU の要件はエンコーダー、解像度、FPS、シーンの複雑さで大きく変わると案内最小:第 2 世代 Core i5 相当、RAM 8GB、DirectX 10.1 以上対応の GeForce/Radeon、空き容量 250MB、アップロード 500kbps 以上。推奨:第 2 世代 Core i7 相当、HD 画質でアップロード 5Mbps 以上
録画機能録画フォーマットは MKV を推奨(異常終了してもファイル全体が壊れないため)。MP4 は内蔵の再多重化で変換。詳細モードでエンコーダーを直接選択複数の音声トラックとキューポイント付き録画、配信中にカメラやオーバーレイなしのゲーム画面を別に録画する機能、NVIDIA エンコード(AV1 を含む)に対応。録画形式は製品ページに明記なし
配信・拡張機能スタジオモード、マルチビュー、カスタムトランジションとホットキー、ソース別の音声フィルター、プラグインとスクリプト(Lua/Python)シーンのアニメーションと効果、背景のぼかし・除去・置換、クロマキー、ノイズ抑制、拡張ストア、複数プラットフォーム同時配信(Premium に含まれると表記)
性能の比較XSplit と比べた性能の数値は公式情報になし。自動構成ウィザードの利用を推奨OBS と比べた性能の数値は公式ページで確認できませんでした

自分に合う方を選ぶチェックリスト

  • 無料プランの制限(720p 超・30fps 超でウォーターマーク、シーン 4 つ)が自分の配信・録画設定に合うか確認しました。
  • 営利・商用利用かどうかを決め、XSplit なら Premium が必要かを料金ページで確認しました。
  • 自分の OS が、両製品の公式ドキュメントに記載された対応 OS に含まれることを確認しました。
  • シーン数、プラグイン、背景除去、複数プラットフォーム配信など、本当に必要な機能を書き出して各製品ページと照らし合わせました。
  • 同じゲーム・同じ設定で両方のツールを短く録画し、フレームレートと CPU・GPU 使用率を自分で比べました。
  • 既存のシーンを移す場合は、シーンコレクションをバックアップし、取り込んだソースを一つずつ確認しました。
インストールや支払いをする当日に、両製品の料金ページとシステム要件のページをもう一度開いてください。この記事の値は2026年9月30日時点で、OBS 公式トップの最新バージョン表記(32.2.2)や XSplit の料金はいつでも変わる可能性があります。

乗り換えるときに移す順番

  1. 1移すものと作り直すものを分ける — OBS の公式ドキュメントによると、シーンコレクションはすべての Scenes と Sources、そして 設定 > 音声 のグローバル音声ソースを保存します。プロファイルは Stream(連携アカウントを含む)、Video(基本解像度を含む)、Output を保存し、シーンは保存しません。シーンの配置と出力設定は別の場所にあるため、それぞれ個別に移す必要があります。
  2. 2XSplit から OBS へ:シーンを取り込む — シーンコレクション > シーンコレクションをインポート は、OBS の公式ドキュメントで OBS Classic、XSplit Broadcaster、Streamlabs Desktop のシーン移行に対応すると案内されています。ただし手順の詳細や、取り込み時に欠ける可能性のあるソースやフィルターの一覧は文書にないため、取り込んだ後にソースを一つずつ開いて映像と音声を確認してください。
  3. 3OBS から XSplit へ:まずバックアップ — XSplit の製品ページには OBS scene import capability(OBS シーンの取り込み)が機能として記載されていますが、この記事を書いた時点では手順と取り込める範囲を確認できませんでした。まず OBS で シーンコレクション > シーンコレクションをエクスポート を使って現在のシーンをファイルに保存し、取り込んだ結果は元の画面と自分で見比べると安全です。
  4. 4出力設定はプロファイルで別に移す — OBS の出力モード(基本/詳細)、録画フォーマット、映像エンコーダは ファイル > 設定 > 出力 にあり、シーンコレクションではなくプロファイルに保存されます。プロファイル > プロファイルをインポート/エクスポート(JSON ファイル)を使えば OBS 同士で設定を移せます。XSplit へ自動で引き継がれるという公式の根拠はないため、XSplit 側で設定し直します。
  5. 5ホットキーはそれぞれ設定し直す — OBS のホットキーは ファイル > 設定 > ホットキー で指定します。他のソフトのホットキーを自動で取り込むという案内は公式ドキュメントにないため、録画の開始・停止など重要なキーは両方のソフトで設定し直し、ゲーム内のキーと重ならないかを確認します。
  6. 6短く録画して音・画面・形式を確認する — 移した直後に短く一度録画し、ゲーム音とマイクの両方が入っているか、画面サイズとフレームレートが意図どおりかを確かめます。OBS は録画フォーマットに MKV を推奨しており、MP4 が必要な場合は ファイル > 録画の再多重化 で変換します。XSplit は保存形式が製品ページに明記されていないため、実際に保存されたファイルで確認します。

設定そのものが負担なら三つ目の選択肢

OBS も XSplit も、録画を始める前にシーンとソースを組み立て、出力の項目を選ぶ必要があるツールです。その下準備が重荷で、ゲームのプレイを残せれば十分という場合は、Windows 向けの無料アプリ DOR も選択肢になります。DOR は対応ゲームが起動すると自動で検出し、試合全体を mp4 ファイルとして保存します。NVIDIA のグラフィックスカードでは NVENC が標準でエンコードを担当し、ゲーム音とマイクの音声は同じ動画にまとめて録音されます。そのため、シーンを作ったり出力項目を選んだりしなくても、自分の声が入った試合を残せます。ただし DOR はライブ配信やマルチストリーミングのツールではなく、対応ゲームに限って動作します。OBS の設定でつまずいた経験があるなら OBS が複雑すぎると感じたときに自動録画へ乗り換える方法 を、無料の録画ソフトをもっと広く比べたいなら 無料ゲーム録画ソフトの比較 を参考にしてください。

公式の出典と確認方法

OBS の対応 OS と動作要件は OBS システム要件、シーンコレクションと XSplit シーンの取り込み対応は OBS シーンコレクションのドキュメント、XSplit の料金と無料の制限は XSplit 料金ページ で、いずれも2026年9月30日に確認しました。XSplit のシステム要件 FAQ と、OBS のプロファイルおよび録画出力のドキュメントも参照しています。料金、バージョン、対応 OS は変わる可能性があるため、上記ページで最新の値を確認してください。

FAQ

よくある質問

XSplit Free はウォーターマークなしで使えますか?

料金ページには、Free は最大 720p までウォーターマークなしで配信でき、720p 超、30fps 超、AI 背景除去や仮想カメラの使用ではウォーターマークが付くと記載されています(2026年9月30日確認)。FAQ の文言は配信(stream)が対象で、録画ファイルにも同じ規則が適用されるかは公式の文言からは確認できませんでした。

OBS で XSplit のシーンを取り込めますか?

OBS の公式ドキュメントは、シーンコレクションのインポートが XSplit Broadcaster を含むシーン移行に対応すると案内しています。手順や何が完全に移るかは文書にないため、取り込み後にソースを一つずつ確認してください。

OBS と XSplit ではどちらが軽いですか?

両者を比べた性能の数値は公式情報では見つかりませんでした。OBS は CPU の要件がエンコーダー、解像度、FPS、シーンの複雑さで大きく変わると案内しているため、同じ設定で録画して使用率を自分の PC で比べるのがいちばん確かです。

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