NVIDIA アプリで録画するには、ゲーム中に Alt+Z で NVIDIA オーバーレイを開き、録画ボタンを押すか Alt+F9 を押します。もう一度押せば止まります。直前の場面だけを残すインスタントリプレイも、オーバーレイやショートカットからオンにできますが、どちらの機能も NVIDIA app 側でオーバーレイが有効になっていて、公式システム要件(Windows 10/11、GeForce ドライバー 551.52 以上、GeForce RTX 20/30/40/50 シリーズ)を満たしている必要があります(2026年9月30日確認時点)。画質・コーデック・フレームレートの最適値は NVIDIA のゲーム録画設定まとめで扱っているので、この記事では初めて録画を始めるまでの手順に絞ります。
試合全体か見せ場かを先に決める
最初に決めることは一つだけです。対戦一試合、チュートリアル、作業画面のように最初から最後まで残したいなら手動の録画(Record)、キルのように今起きた場面だけを拾いたいならインスタントリプレイをオンにしておきます。NVIDIA の公式紹介も、この基準で二つの機能を分けています。オンにしたのに保存されない、あるいは Discord の画面共有中に無効になる場合は、インスタントリプレイが動作しないときの原因まとめで症状別に確認してください。オーバーレイ自体が開かないときは、下のステップ1と2で、まずオーバーレイが有効になっているかを確認します。
NVIDIA アプリで録画を始める手順
- 1NVIDIA オーバーレイが有効か確認する — NVIDIA app を開き、左側のナビゲーションにある Settings で NVIDIA overlay が有効になっているか確認します。システム要件のページでは、Windows 10/11、GeForce ドライバー 551.52 以上、GeForce RTX 20/30/40/50 シリーズが必要とされています(2026年9月30日確認時点)。対応 GPU の範囲は NVIDIA の文書によって書き方が異なるため、自分のグラフィックスカードは公式のシステム要件ページで確かめるのが安全です。
- 2Alt+Z でオーバーレイを開く — 既定のショートカット Alt+Z を押すか、NVIDIA app ウィンドウ右上のボタンで開きます。パネルからはビデオ、スクリーンショット、フィルター、オーバーレイのオプションにアクセスでき、オーバーレイを開かずに割り当てられたショートカットで機能を直接オンにすることもできます。開かないときは、まず Settings でオーバーレイが有効になっているかを確認します。
- 3録画を開始して止める — オーバーレイの録画ボタンか Alt+F9 を押すと、ゲーム、アプリ、デスクトップの録画が始まり、もう一度押すまで止まりません。ベータ更新の記事では、ゲームを終了するか Alt+F9 を再度押すまで録画を続けると書かれています。長い試合を始める前に、止め方も一緒に覚えておくと、録りっぱなしを避けられます。
- 4インスタントリプレイをオンにする — インスタントリプレイは、プレイ中にローリング録画を作っておく機能で、試合全体ではなく印象的な場面だけを残したいときに使います。オーバーレイまたはショートカットでオンにし、残す量は設定の Instant Replay length で決めます。クリップ保存のショートカットは、公式のリリース記事では Alt+Shift+F10、ベータ更新の記事では Alt+Shift+F10 で機能をオンにしてからゲーム中に Alt+F10 で直近の分を保存すると、書き方が異なっています(2026年9月30日確認時点)。設定の歯車アイコンにあるショートカット項目で現在の値を確認してください。既定の長さは公式文書で数値を確認できなかったため記載しません。
- 5Video capture で Desktop capture を確認する — オーバーレイパネル上部の設定の歯車アイコンから Video capture を開くと、Codec や Desktop capture などの項目があります。コーデックやフレームレートの選び方は NVIDIA のゲーム録画設定まとめの記事で扱うため、この手順では触れません。Desktop capture をオンにするとゲーム外の画面も録画できるので、必要なときだけオンにします。
- 6マイク録音をオンにする — 設定の歯車アイコンの Microphone 項目で、動画に自分の声を入れるかどうかを切り替えられ、push to talk のキーも設定できます。動画の音声ソースの変更や、マルチトラックオーディオでマイク入力を別録音として残すオプションも、同じ歯車の設定にあると公式記事は説明しています。マイクが拾われないときの対処手順は、この記事では扱いません。
- 7ギャラリーで結果を確認する — 最初のスクリーンショットや動画をキャプチャすると、Alt+Z のオーバーレイに Gallery が表示されます。キャプチャはゲーム別に並び、スクリーンショットだけ、または動画だけを表示するオプションがあり、クリックすると拡大表示や再生ができます。ディスク上のファイルにアクセスして、共有やアップロードに使うこともできます。
機能ごとの開き方と使いどころ
| 機能 | 開き方(公式表記) | 使い方の例 |
|---|---|---|
| Record(録画) | オーバーレイの録画ボタンまたは Alt+F9。もう一度押すまで録画を続ける | 対戦一試合まるごと、チュートリアル、作業画面 |
| Instant Replay(インスタントリプレイ) | オーバーレイまたはショートカットでオンにし、設定の歯車アイコンの Instant Replay length で残す量を指定 | キルなど印象的な場面だけ残したいとき |
| Desktop capture | 設定の歯車アイコンの Video capture でオンにする | ゲーム外の画面(PC のチュートリアルなど)も録画したいとき |
| スクリーンショット | Alt+F1 | 静止画だけでよいとき |
| Gallery(ギャラリー) | 最初のキャプチャ後、Alt+Z のオーバーレイに表示 | ゲーム別の並べ替え、動画だけの表示、再生と共有 |
録画前のチェックリスト
- システム要件のページと、自分の Windows、ドライバー(551.52 以上)、GPU を照らし合わせました。
- NVIDIA app の Settings で NVIDIA overlay を有効にし、Alt+Z で開くことを確認しました。
- Record を一度開始し、Alt+F9 で止めて、Gallery に動画ができるのを確認しました。
- Instant Replay length とクリップ保存のショートカットを、設定の歯車アイコンで自分の目で確かめました。
- Desktop capture は、ゲーム外の画面まで録画したいときだけオンにすることにしました。
- 録画前に Microphone のトグルが意図した状態か確認しました。
ボタンを押さずに自動で残したいとき
試合のたびに Alt+F9 を押したり、インスタントリプレイの長さを気にしたりするのが面倒なら、無料の Windows デスクトップアプリ DOR は別の選択肢になります。DOR は対応ゲームを自動で検出してフルマッチを自動録画し、mp4 で保存します。NVIDIA のグラフィックスカードでは NVENC ハードウェアエンコードが既定で使われます。キルなどのハイライトを自動クリップにできるゲームは、リーグ・オブ・レジェンド、VALORANT、PUBG、FC Online、フォートナイト、カウンターストライク、オーバーウォッチの7つで、それ以外の対応ゲームはフルマッチ録画のみです。直前の場面だけを保存する仕組みは直前の数秒をインスタントクリップで保存する方法に、ゲームの音と自分の声を一つの動画にまとめる方法はゲーム音とマイクを同時に録画する方法にまとめています。
公式ソース(2026年9月30日確認)
この記事のショートカット、メニュー名、システム要件は、次の NVIDIA 公式ページを2026年9月30日に開いて確認した値です。NVIDIA app のダウンロードと機能、NVIDIA app ベータ更新:AV1 とパフォーマンスチューニング、NVIDIA app のシステム要件。アプリのバージョンによってメニュー表記やショートカットが変わることがあるため、画面と異なる場合は公式ページを優先してください。オーバーレイと Desktop capture に関する内容は、NVIDIA サポート(nvidia.custhelp.com)の文書(オーバーレイ Alt+Z の案内は2024-12-14更新、Desktop capture の案内は2024-11-15と2025-05-21更新)も参考にしています。


