ゲーミングPCは同じ名前でも中身が大きく違います。「RTX 5060 Ti搭載」と書かれていても、ビデオメモリ(VRAM)が8GBか16GBかで重いゲームの動きが変わります。BTOの標準メモリ16GBが1枚なのか2枚なのかでもfpsは変わります。
今年はメモリとSSDが値上がりして、去年の予算感もそのままでは使えません。この記事は初めて買う人が何から決めればよいか、どのスペックが体感につながり、どれがオーバースペックなのかを7つの基準で整理します。BTOでも自作でも使えるように、値段は日本の販売店の表示で比較しました。
この記事はメーカーの公式仕様、測定レビュー、ユーザーコミュニティの意見をまとめたもので、製品を実機で試験した結果ではなく、アフィリエイトリンクはありません。価格は2026年11月4日時点で、別の時期の値には時期を付けました。
基準1. 自分のゲームとモニターを書き出す
スペックの答えはほとんどここで分かれます。同じRTX 5060でも、リーグ・オブ・レジェンド(LoL)をフルHDで動かす人には余裕がありますが、重いゲームをWQHDの高設定で動かすとComputerBaseの測定平均は43.5fpsです。だから部品名を調べる前に、どのゲームを、どの画面で、何fpsで遊ぶかを書き出します。
解像度と重いゲームの目安
フルHDは1920x1080、WQHDは2560x1440(1440pとも書きます)、4Kは3840x2160の画面です。Steamハードウェア調査の2026年10月の値は1920x1080が50.23%、2560x1440が21.82%、3840x2160が5.05%です。まだ半分がフルHDなので、フルHDを選んでも取り残されるわけではありません。
モニターを近いうちに替えるなら、今のモニターではなく替えたあとのモニターを基準に選びます。モニターの基準はゲーミングモニターの選び方に別にまとめました。
下の表はドイツの測定メディアComputerBaseが、高設定の重いゲームを基準に示した出発点です(2026年10月2日更新)。このメディアの意見で、アップスケーリング(DLSS・FSR)を事実上必須と見ています。アップスケーリングは低い解像度で描いた画面を拡大してfpsを稼ぐ技術です。
| 目標 | 設定を調整する場合 | 妥協しない場合 | レイトレーシングまで |
|---|---|---|---|
| フルHDの重いゲーム | RTX 5050、RX 9060 XT 8GB、Arc B580 | RTX 5060 Ti 16GB、RX 9060 XT 16GB | RTX 5070、RX 9070 GRE |
| WQHDの重いゲーム | RTX 5060 Ti 16GB、RX 9060 XT 16GB | RTX 5070、RX 9070 GRE | RTX 5070 Ti、RX 9070 XT |
| 4Kの重いゲーム | RTX 5070 Ti、RX 9070 | RTX 5070 Ti、RX 9070 XT | RTX 5080 |
ゲームごとに先に詰まる部品
| ゲーム | 公式スペックで見る値 | 先に見る部品 |
|---|---|---|
| リーグ・オブ・レジェンド | 推奨CPU Core i5-8250、メモリ4GB、UHD 630、Windows 11はTPM 2.0の有効化が必須 | CPU |
| VALORANT | ハイエンドスペック(144fps以上)Core i5-9400F、GTX 1050 Ti、メモリ4GB | CPU |
| PUBG: BATTLEGROUNDS | 推奨Core i5-6600K、メモリ16GB、GTX 1060 3GB | CPUとメモリ |
| モンスターハンターワイルズ | 推奨メモリ16GB、RTX 2060 Super、SSD必須。推奨性能はフレーム生成を有効にした1080p 60fpsが基準 | グラボとメモリ |
| サイバーパンク2077 | 推奨メモリ16GB、RTX 2060 SUPER、SSD必須 | グラボ |
公式スペックが低く見えても、まだ安心はできません。公式の値は高リフレッシュレートの目標をほとんど語らず、上のゲームで144fps以上の段階まで公開しているのはVALORANTだけです。
韓国のPCコミュニティでは、平均fpsより撃ち合いや集団戦のときの最低fpsを聞く書き込みが目立ち、VALORANTで200〜300fpsを狙うならAMD Ryzen 7 7800X3Dを挙げる意見もあります。ただし240Hz以上のモニターを活かすのに必要なスペックは、公式資料でも測定資料でも見つけられませんでした。この記事がゲームごとのfpsを約束しないのはそのためです。
| 自分の状況 | 方向 |
|---|---|
| LoL・VALORANT・PUBG中心、フルHD | CPUとメモリ2枚を先に押さえ、グラボはRTX 5060クラスから始めます |
| 競技FPSで240Hz以上のモニターを活かしたい | X3D(大きなキャッシュを載せたRyzen)を見ます。ただし測定の根拠は720pの値だけです |
| Steamの重いゲーム、WQHD | グラボが先です。X3Dに替えるお金はグラボに回します |
| 4K | グラボが先です。予算を一番多く取ります |
| モニターを近いうちに替える | 替えたあとのモニターを基準に選びます |
今のPCでボトルネックを測る
- 1fps表示をオンにするよく遊ぶゲームでfps表示をオンにします。やり方はゲームでfpsを表示する方法にまとめています。
- 2基準の場面を書き留める撃ち合いの多い場面を数試合見て、平均と一番下がった値を書き留めます。体感に近いのは平均より撃ち合いのときの最低fpsです。
- 3解像度や設定を下げる解像度かグラフィック設定を一段下げて、同じ場面をもう一度見ます。
- 4結果を読むfpsがほとんど変わらなければCPU側、上がればグラボ側が先に詰まっていると見ます。ある海外ハードウェアフォーラムのアップグレード相談で勧められている方法です。
- 5相談メモを作るWindows 11でPCのスペックを確認したら、予算、本体だけ買うのか、用途の割合、主なゲーム、新品か中古か、今後のアップグレード計画、モニターを1行ずつ書きます。BTOショップの購入相談でも掲示板の構成相談でも、このメモが質問票になります。
欠点もあります。fpsはゲーム、マップ、パッチ、設定で変わるので、この方法で固定の答えが出るわけではありません。
基準2. 予算と買い方を決める
2026年のPCの話題の中心は性能より値段です。メモリ、SSD、グラボがどれも高いという実感は、複数の国のコミュニティでよく見かける意見です。いくら使うか、今買うか、どの方法で買うかがここで分かれます。
今年の値動き
秋葉原の店頭価格を調べているAKIBA PC Hotline!の10月後半の調査では、DDR5-5600の16GB×2枚組が59,980円、DDR4-3200の16GB×2枚組が32,980円です。
韓国の価格比較サイトDanawaの集計では、DDR5とDDR4の1GBあたりの価格が2025年初めから2026年7月末までに約4.3〜5倍になりました。ドイツの小売指数では、2026年10月17日時点でSSDが2025年7月の2.5倍です。
グラボも7月末から跳ね上がり、ComputerBaseが追っているドイツの最安値は5月8日から10月2日までにRTX 5060が48.8%、RTX 5070が40.7%、RX 9070 XTが25.2%上がりました。日本の同じ期間の上昇率は確認できていません。
5ちゃんねるの自作PC板にはメモリ価格の専用スレッドが442スレ目まで続いていて、関心の高さはうかがえます。今後の値段は見方が大きく割れているので、この記事は買う時期を言いません。
この予算でどこまでできるか
下の値は2026年11月4日の参考価格で、BTOはドスパラの表示価格(税込、標準構成の値段)、部品は価格.comの表示です。最安値の全数調査ではありません。BTOはメモリやSSDを変更すると値段が上がることがあります。値段はよく変わるので、注文の直前に同じ日の値をもう一度見ます。
| 区分 | 現実的な構成 | 参考価格 | 見る点 |
|---|---|---|---|
| 手持ちパーツを生かす | Ryzen 5 5600 + DDR4メモリ + 今のグラボ、または返品保証のある中古グラボ | Ryzen 5 5600が22,750円前後、DDR4-3200の16GB×2枚組が32,320〜34,590円 | ドスパラのRTX 5060搭載BTOが約22万円からなので、それより少ない予算の選択肢の一つと考えます |
| フルHD入門 | Ryzen 7 5700X + RTX 5060、メモリ16GB、SSD 500GB(GALLERIA XGR7M-R56-GD) | 218,880円〜 | 標準メモリは16GB×1枚のDDR4です。枚数とVRAMの表記を確認します |
| フルHD余裕 | Ryzen 7 5700X + RTX 5060 Ti 8GB(GALLERIA FGR7M-R56T8G-B)、またはRyzen 7 7700 + RTX 5060 Ti 16GB(GALLERIA FPR7M-R56T16G-WCL)。どちらもメモリ16GB、SSD 1TB | 264,980円、304,980円〜 | VRAMが8GBか16GBかを型番で確認します |
| WQHD入門 | Ryzen 7 7700 + RTX 5070、メモリ16GB、SSD 1TB(GALLERIA XPR7A-R57-GD) | 341,880円〜 | VRAMは12GBです。標準メモリは16GB×1枚です |
| WQHD高設定 | Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT、メモリ32GB、SSD 1TB(GALLERIA XDR7A-97XT-GD) | 474,980円〜 | 11月4日のページは9850X3Dへの無料アップグレード対象の表示つきです。録画までするなら基準7を先に見ます |
| 4K | Ryzen 7 9800X3D + RTX 5080、メモリ32GB、SSD 1TB(GALLERIA XDR7A-R58-GD) | 599,980円〜 | 値段が大きく跳ねる区間です。同じく9850X3Dへの無料アップグレード対象の表示つきです |
表はドスパラの構成を例に使っただけで、G TUNEなどほかのショップの同じ構成は販売店で確認します。お金の行き先も今年は違います。韓国の部品価格のサンプルで計算すると、入門構成ではグラボが40.8%、メモリが19.4%、SSDが14.9%、CPUが9.4%でした。
推奨比率ではなく、今の値段でお金がどこに流れているかを示す数字です。このサンプルのメモリは1枚なので、2枚にするとメモリの割合はさらに上がります。日本の値では部品がそろわず、同じ計算はしていません。
今買うか、待つか
今のPCの状態で判断します。今のPCでゲームが動くなら先送りします。必要なら買い、そうでなければ今のものを使うという話は海外のコミュニティでよく見かける意見です。
壊れた、今使えないという場合は、必要な分だけ今買います。今年は待つ間に値上がりして、最初に考えていたグラボの組み合わせが予算から外れた例もあります。日本の掲示板は読み取れた範囲で、値下がりを期待する声と必要なら早く買うという声が混ざっていて、時期の見方はばらばらでした。待っても下がる保証はないことを計算に入れます。
自作、BTO、メーカー製、ノートPC
| 買い方 | 向いている人 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|---|
| 自作 | 長く使い、部品を替えていく人 | 部品をすべて選べて、標準規格なので交換しやすいです | 初期不良と相性を自分で確認します。組み立てが不安ならドスパラの組立代行のようなサービスもあります |
| BTO | 部品は選びたいが組み立ては任せたい人、窓口を1つにしたい人 | 部品を変更して注文でき、組み立て済みで届きます | 標準構成のメモリ枚数、電源、マザーボードを必ず見ます。保証の範囲はショップごとに確認します |
| メーカー製の完成品 | 部品選びが負担で、届いたらすぐ使いたい人 | 届いてすぐ使えます | 構成の変更と再販売に不利だという意見があります。電源、マザーボード、メモリの構成を必ず見ます |
| ゲーミングノート | ベッド、学校、持ち運びがどうしても必要な人 | 持ち運べます | 同じ名前のグラボでもデスクトップより性能が下です |
自作とBTOのどちらが安いかは、比べる例によって違います。マザーボード、SSD、電源までそろえて比べるのが難しいので、この記事はどちらかが安いとは書きません。日本の構成相談スレッドでも、読み取れた範囲では、初心者はサポートを受けられるBTO、同じ値段で構成を選べるのは自作という意見に分かれていて、どちらが安いかは書き込みごとに違いました。
ノートPCは名前だけで選ぶとがっかりしやすいです。UL 3DMark Steel Nomadの中央値で、同じ名前のノート用グラボはデスクトップの42.5〜83.0%で、RTX 5070ノート(3,012)はデスクトップのRTX 5060(3,178)より低い値です。合成テストで、利用者が提出した値です。
公式仕様も違います。RTX 5070はデスクトップがCUDAコア6,144基で250W、ノートが4,608基で50〜100Wです。11月4日の参考価格で、RTX 5060搭載のノートはドスパラのGALLERIAが249,980円〜で、同じグラボのデスクトップBTOの218,880円〜を上回ります。
買うときはメモリがはんだ付けかどうかも確認します。価格.comの掲示板には、重さとバッテリーが通学用には負担だという回答もありました。
BTOを買うときに見る構成表
BTOとメーカー製の完成品は、構成表1枚が製品そのものです。ある海外ハードウェアフォーラムの完成品相談で繰り返し出る項目に、日本のBTOで見る点を足しました。たとえばGALLERIA XGR7M-R56-GDの標準構成は、メモリ16GB(16GB×1)、電源650W(80PLUS BRONZE)、B550チップセット、保証1年と書かれています。このように1項目ずつ読みます。
- 電源がワット数と80PLUSのランクだけでなく、メーカーと型番まで書かれているか
- マザーボードのチップセットが書かれているか
- メモリが何枚か。16GB×1枚なら8GB×2枚に変えたときの差額を見ます
- RTX 5060 Tiなら8GBか16GBか
- 保証期間と窓口はどこか。納期はどれくらいか
- ケースの通気とCPUクーラーはどうか
- 規格が違って部品交換が難しい本体ではないか
基準3. グラボは画面に合わせて選ぶ
ゲームのfpsを一番大きく変える部品で、韓国の部品価格のサンプルでは予算の40〜45%を占めます。基準1で決めた解像度で、まずクラスを絞ります。日本では価格.comの人気ランキング(10月28日〜11月3日の集計)でRX 9070 XT、RX 9060 XT 16GB、RTX 3060 12GBが上位に入っていて、Radeonと旧世代が目立ちます。集計方法は確認できていないので、人気の目安として読みます。
| モデル | VRAM | 1440p平均fps | 1440pレイトレーシングfps | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 8GB | 43.5 | 31.4 | 97,800円 |
| RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 50.5 | 35.8 | 販売店で確認 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 56.1 | 52.8 | 146,736〜147,800円 |
| RX 9060 XT 16GB | 16GB | 53.5 | 49.6 | 124,800円 |
| RX 9070 | 16GB | 78.7 | 72.6 | 125,800〜129,800円 |
| RTX 5070 | 12GB | 74.8 | 67.9 | 154,800〜159,192円 |
| RX 9070 XT | 16GB | 88.8 | 80.7 | 139,880〜179,790円 |
| RTX 5070 Ti | 16GB | 94.1 | 87.7 | 219,800〜295,000円 |
| RTX 5080 | 16GB | 105.4 | 97.8 | 331,800〜416,800円 |
参考価格で一段ずつ上げてみると、値段の伸びが性能の伸びを追い越す地点が見えます。RX 9060 XT 16GBからRX 9070の下限へは約1,000円(+0.8%)で1440pが47.1%上がり、RX 9070の下限からRX 9070 XTの下限へは約1.4万円(+11.2%)で12.8%上がります。
RX 9070 XTの下限からRTX 5070 Tiの下限へは約8万円(+57.1%)で6.0%、RTX 5070 Tiの下限からRTX 5080の下限へは約11.2万円(+51.0%)で12.0%です。RX 9070の下限はRTX 5060 Ti 16GBの下限より約2.1万円低く、1440pは40.3%高い値です。
ただし下限はどれも一部モデルの値で、RX 9070 XTは上限の179,790円まで幅があり、数日で変わることもあります。RTX 5060 Ti 8GBは販売店で同じ日の値を見て比べてください。
VRAM 8GBで足りるか
フルHDの一般的なゲームは8GBでも動きます。レイトレーシングや高解像度では大きく落ちます。VRAMはグラボに載っているメモリで、下の表は同じRTX 5060 Tiの8GBと16GBをComputerBaseが測った値です。
| 条件 | 8GB | 16GB | 16GBが速い割合 |
|---|---|---|---|
| 1080p一般 | 77.9 | 85.6 | +9.9% |
| 1440p一般 | 50.5 | 56.1 | +11.1% |
| 1080pレイトレーシング | 53.6 | 70.8 | +32.1% |
| 1440pレイトレーシング | 35.8 | 52.8 | +47.5% |
メモリが足りていれば差は小さく、足りなくなった瞬間に大きく開きます。ComputerBaseは8GBを最新ゲームには不足と見て限定的にしか勧めず、古いゲームや低い設定ならもっと弱いカードでも満足できると付け加えています。Steamの10月の調査では8GBが26.92%で最も多く、16GBが26.35%です。日本の掲示板でも、読み取れた範囲では足りるという声と足りないという声が並んでいました。
| 自分の状況 | 方向 |
|---|---|
| フルHDのオンラインゲームだけ、予算が厳しい | RTX 5060かRTX 5060 Ti 8GB。値段差が小さければTi |
| フルHDで重いゲームも遊び、長く使う | 16GBカード。参考価格ではRX 9060 XT 16GBがRTX 5060 Ti 16GBより約2.2万円低い値です |
| WQHDのゲーム中心、ゲームだけ | RX 9070とRX 9070 XTが参考価格の割に優位です |
| WQHDのゲームに録画とDLSSの比重が大きい | RTX 5070。VRAM 12GBは受け入れます |
| 4K | RTX 5070 Ti以上。値段は表のとおり大きく跳ねます |
GeForceかRadeonか
正解のない領域です。測定ではRX 9070 XTがRTX 5070より1440pで18.7%、レイトレーシングで18.9%上です。ある海外フォーラムにはRX 9070 XTを値段の割に有力とする回答が複数あり、日本の掲示板にもRX 9060 XT 16GBが値段の面で最後の選択肢だという書き込みがありました。
GeForceを選ぶ側はレイトレーシングとDLSSを理由に挙げます。録画まで考えるとエンコーダーが変数になるので、基準7も一緒に見ます。CUDAコア数、ストリームプロセッサ数、メモリバスは、会社が違えば数字で比べません。
中古グラボは返品保証があるときだけ
購入者保護や返品保証があるときだけ買います。買い直しの費用まで考えると新品がよいという意見と、予算が厳しければ買う価値があるという意見に分かれます。相場は信頼できる資料が見つからなかったので数字では書きません。
日本の掲示板には、中古の値段が高いという不満もありました。マイニング履歴を100%見分ける方法はないという点は、おおむね意見が一致します。世代も見ます。
RTX 30シリーズにはAV1エンコードとフレーム生成がありません。下は主に海外と韓国のコミュニティの回答を集めたリストで、合意された点検表ではありません。
- 保証が残っているか、シリアルと付属品が合っているか
- PCIe端子の腐食、保証シールの破れ、ブラケットのさび、ファンの破損
- 使用履歴と売る理由
- 実際に動いている動画
- 届いたらすぐFurMark、OCCT、3DMark、重いゲームをGPU温度を見ながら動かす。通っても寿命が保証されるわけではありません
今のカードの調子が悪いときは、交換の前にドライバーの巻き戻しとほこりの掃除を試します。故障だと思って交換を考えていて、これで解決した例があります。新品のRTX 3060 12GBは72,000円で今も売られていますが、AV1エンコードとフレーム生成はなく、3DMarkの値はRTX 5060の約62%です。グラボの値段は数週間でも大きく変わるので、上の判断は基準日と一緒に読みます。
基準4. CPUはゲームの種類で選ぶ
同じ韓国のサンプルでCPUは予算の9〜12%です。割合は小さくても、競技ゲームの最低fpsと次のアップグレードの選択肢を左右します。
| モデル | 720p平均fps | 720p 1% fps | マルチコアアプリのスコア | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 7 9800X3D | 182 | 127 | 36 | 60,660円前後 |
| Ryzen 7 7800X3D | 162 | 119 | 29 | 53,142円前後 |
| Core Ultra 7 270K Plus | 149 | 112 | 57 | 53,800円 |
| Core Ultra 5 250K Plus | 142 | 107 | 45 | 37,980円 |
| Ryzen 5 9600X | 126 | 90 | 27 | 販売店で確認 |
| Ryzen 5 7500F | 表にない | 表にない | 24 | 販売店で確認 |
X3DはCPUに大きなキャッシュを載せた製品です。720pで7800X3Dは9600Xより平均28.6%、1% fps 32.2%高く、9800X3Dは7800X3Dより平均12.3%、1% fps 6.7%高い値です。解像度が上がるほどCPUの差は縮まり、X3Dは平均より最低fpsで効くという話はよく見かける意見です(多くは1年以上前の書き込みです)。解像度ごとに差がどれだけ縮まるかを測った値は見つけられませんでした。
入門のRyzen 5 7500Fは韓国の見積もりで定番のように使われ、ComputerBaseもAM5入門のコストパフォーマンス枠に挙げています。ただし上のゲーム測定表に7500Fの値がないので、fpsを数字で言えません。内蔵グラフィックスがなく、問題が起きると診断が難しいという指摘も海外のフォーラムにあります。
ドスパラのBTOではRyzen 7 5700XやRyzen 7 7700の構成が入口になっていますが、この2つのゲーム測定値は今回確認できていません。Ryzen 5 5600は手持ちのDDR4メモリがあるか、予算が限られるときの例外とします。ComputerBaseはAM4を新しくそろえることを勧めていません。一方で価格.comのCPU人気ランキングではRyzen 7 5700X(33,663円)が上位に入っています。
同じCPUでも値段が違う理由
同じCPUでも、買う場所と日付で値段は動きます。Ryzen 7 9800X3Dは11月4日の価格.comで60,660円前後、10月後半の秋葉原の店頭調査では71,180円でした。比べるなら同じ日の値を見ます。
BTOは構成込みの値段で、表示は標準構成の開始価格です。保証は販売店の規定で決まり、ドスパラの商品ページは保証1年に最大5年の追加保証を、G TUNEのマウスコンピューターは3年保証(一部対象外)を案内しています。部品を単品で買う場合も、保証の窓口と期間は店ごとに違います。
メモリのXMPやEXPOを有効にして不調が出たときの扱いを聞く書き込みも価格.comにあり、答えは販売店の規定次第なので、買う店の規定を確認します。
プラットフォームの寿命
CPUはソケットの合うマザーボードとセットです。AM5は次世代Zen 6のデスクトップ版が2027年前半に同じソケットで出るという情報があり、インテルのLGA1851は後継のNova Lakeが2027年初めから新しいソケットで出るという報道があります。どちらも発売前の情報です。AM4とDDR4は今の値段が低くても、次の世代がないプラットフォームです。
| 自分の状況 | 方向 |
|---|---|
| 初めてのPC、フルHD、予算が厳しい | 7500F。ドスパラのBTOなら5700Xや7700の構成が入口です |
| 手持ちのDDR4メモリがある、または予算20万円未満 | Ryzen 5 5600。このCPUも内蔵グラフィックスがありません |
| VALORANT・PUBGの高リフレッシュレート | 7800X3D。9800X3Dとの値段差が小さければ9800X3D。参考価格の差は約7,500円です |
| WQHDの重いゲーム中心 | 7500Fクラスに抑えて、グラボのクラスを上げます |
| ゲームと動画編集が半々 | 270K Plus、250K Plusも候補です。ソケットの寿命は受け入れます |
| 今のPCのアップグレード | ボトルネックを測ってから決めます。CPUだけでなくマザーボードとメモリまで替わるかを先に計算します |
欠点も見ます。X3Dは値段が高く、マルチコア作業はインテルが上です(270K Plus 57、9800X3D 36)。BTOやメーカー製でインテル第13・14世代を見かけたら、最新のBIOSが適用されているか確認します。Intelは2024年に、一部製品の不安定の原因を高い動作電圧とマイクロコードのアルゴリズムと説明し、パッチを予告しました。その後、マイクロコードの更新と保証延長が続いたという情報があります。
基準5. メモリとSSDは値段まで一緒に見る
韓国の入門構成のサンプルではメモリとSSDを合わせて34.3%です。今年の予算に一番響いた部品です。BTOでも標準のメモリとSSDを替えると値段が変わるので、注文の前にここを決めます。
メモリは1枚より2枚
メモリを2枚挿すとデュアルチャネルで動作します。ComputerBaseの720pの試験では、2枚を1枚にすると平均が4.6〜10.3%、1% fpsが5.5〜12.2%下がりました。同じメモリ規格で7700X3D、9850X3D、9600Xを測った値で、X3Dのほうが落ち幅は小さい結果でした。
同じキットの2枚を使い、あとから混ぜないという話もよく見かける意見です。ここがBTOの注意点で、Ryzen 7 5700X + RTX 5060やRyzen 7 7700 + RTX 5070のGALLERIAの標準メモリは16GB×1枚です。5700Xの構成は注文画面で16GB(8GB×2)を選べ、11月4日の表示で差額は5,000円でした。ほかの機種も注文画面で差額を見てから決めます。
1枚が使えない構成というわけではありません。ComputerBaseは今の値段なら1枚も検討に値し、アプリの損失はほとんどなく、ゲームではCPUによって数%から2桁%だがカクつくほどではないと見ています。あとで1枚足す計画は別に考えます。そのとき値段が下がる保証はなく、合うキットが手に入りにくいという話もあります。
16GBか32GBか
実際に意見が割れる論点です。メモリとグラボの提供を受けたと明記している韓国のハードウェアメディアQuasarzoneの2025年11月の測定記事では、余計なアプリを開かない環境での16GBと32GBの差はわずかで、PUBGだけ約3%でした。
Chromeのタブ10個、動画4本、Discordなどを開いた環境では、RTX 5090でStellar Bladeの1% fpsが16GB側で約5%低く、平均は同じでした。RTX 5060では差がよりはっきりしました。その環境のシステムメモリ使用量はゲーム中17〜23GBで、32GBを超えても差はわずかでした。
記事のコメントには、メモリ不足でストレージを代わりに使うスワップの状況を十分に見ていないという批判もあります。Steamの10月の調査は16GBが41.42%、32GBが37.06%です。
| 自分の状況 | 方向 |
|---|---|
| ゲームだけ、バックグラウンドが少ない | 8GB×2枚か16GB×2枚 |
| 8GBのグラボでChromeやDiscordを開いたまま | 32GB側。差がはっきり出た条件と重なります |
| 録画や配信も一緒にする | 32GB |
| ゲームだけで64GB | 不要です。作業が求めるときだけ見ます |
| 値段の負担が大きく16GB×1枚で始める | 基本としては勧めませんが選択肢です。X3Dは平均の損失が4.6〜4.7%と小さい結果でした |
価格.comの11月4日の表示では、DDR5の16GB×2枚組が64,980〜101,062円、DDR4の16GB×2枚組が32,320〜34,590円です。10月後半の秋葉原の店頭調査では、DDR5-5600の16GB×2枚組が59,980円、DDR5-6000が72,980円でした。時期と店が違うので、それぞれ日付と一緒に読みます。
ドスパラのページには対象PCの32GBメモリ変更が9,696円という表示もあります。標準メモリがDDR4の機種にもDDR5の機種にもこの表示がありますが、期間は確認できなかったので、店頭より安いとは言えません。機種ごとの差額は注文画面で見ます。
自分の使用量は、ゲームを起動したままいつもどおりChromeとDiscordを開いて、タスクマネージャーのメモリの項目で確認します。同じ画面で使用中のスロット数も見られます。
SSDは1TBが目安
| 構成 | 参考価格 | 判断 |
|---|---|---|
| Gen4 500GB | 販売店で確認 | 重いゲーム数本で埋まります。BTOの入門構成はこの容量のことがあります |
| Gen4 1TB | 24,211〜33,663円 | 基本です |
| Gen4 2TB | 40,980〜63,136円 | 録画を貯める人に合います |
| Gen5 1TB | 販売店で確認 | ゲームのロード差の測定値が見つからないので判断を保留します |
この記事で確認したゲームの公式のストレージ表記は50〜85GB前後です。モンスターハンターワイルズとサイバーパンク2077はSSDを必須と書いています。1TBに重いゲーム数本と録画を一緒に置くと、余裕は大きくありません。
基準6. 電源、冷却、ケース、マザーボードを点検する
韓国の入門構成のサンプルで電源は4.8%と割合の小さい部品です。それでも節約して故障の原因を探しにくかったという例がある部品なので、最後の点検に置きます。
電源は何Wにするか
| グラボ | 消費電力 | 公式の推奨・最小電源 | この記事の目安 |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 145W | 550W | 650〜700W |
| RTX 5060 Ti | 180W | 600W | 650〜700W |
| RX 9070(Sapphire PULSE) | 220W | 650W | 750W |
| RTX 5070 | 250W | 650W | 750W |
| RTX 5070 Ti | 300W | 750W | 750〜850W |
| RX 9070 XT(Sapphire PULSE) | 304W | 750W | 750〜850W |
余裕をどれだけ取るかに数字の合意はありません。推奨より100W上、推奨の1.5倍のように基準が複数あります。ワット数より品質と保証を見て、付属の電源や無名の電源を避けるという話はよく見かける意見です。
BTOの電源はワット数と80PLUSのランクまでの表記のこともあるので、型番は販売店に確認します。使っている電源は使用年数と保証を見ます。9年ほどを交換時期と見る回答と、保証の終わりまで使うという回答に分かれます。
次のグラボまで使う予定なら850Wを見ますが、その予定がなければRTX 5060クラスに大きな電源は、使わない容量にお金を払うことになります。
接続も確認します。RTX 5060と5060 Tiは8ピン1本、RTX 5070と5070 Tiは8ピン2本(アダプタ同梱)で、どちらも300W以上のPCIe Gen5ケーブルでも接続できます。モジュラーケーブルはメーカーごとにピン配列が違うので同梱品だけを使うようにという指摘があります。別の電源のケーブルを流用してストレージまで失った、古い例から出た話です。
CPUクーラーとケース
この記事の目安は、9800X3D以下のゲーム用CPUにはデュアルタワーの空冷(ヒートシンクが2つある大型の空冷クーラー)です。一般的なゲーム用CPUに大きな水冷は要らないという話はよく見かける意見ですが、クーラーの温度と騒音の測定値は見つけられず、根拠は意見の水準です。
韓国のあるコミュニティの一般の書き込みで繰り返し勧められるデュアルタワーにDeepCool AG620 G2があります。日本での取り扱いは販売店で確認します。デュアルタワーはメモリの高さと干渉しないかを見ます。
前面と側面がガラスのピラーレスケースに空冷を入れるとCPUの冷却が物足りないという話があります。販売業者の回答が混ざった意見なので参考程度に読み、ピラーレスを使うなら水冷やファン構成を一緒に見て、予算がなければメッシュケースに替えます。メッシュは見た目の好みに合わないこともあります。BTOでは構成によって標準のクーラーも違い、基準2の表のドスパラの9800X3D構成は240mmの水冷です。
マザーボード
韓国のあるコミュニティでは、B650やB850のような中級のマザーボードなら無難で、ゲーム用の高級マザーボードはオーバースペックに近いと見ています。だからといって最安でよいわけではなく、安いマザーボードの電源部を警告する話も一緒に出ます。あとでCPUを上げる予定なら一段上を見ます。BTOはモデルによってチップセットが違い、ドスパラの例でもB550、B850、A620Aに分かれるので、構成表の表記を確認します。
注文前の互換チェック
- 1ソケットを合わせるCPUとマザーボードのソケットが同じか見ます。7500F・7800X3D・9800X3DはAM5、5600・5700XはAM4です。
- 2メモリ規格を合わせるマザーボードがDDR4用かDDR5用かを見ます。2つの規格は互いに挿せません。
- 3ケースの寸法を比べるケースのグラボ長とクーラー高を、カードとクーラーの仕様と比べます。Sapphire PULSEの場合、RX 9060 XTは240mm、RX 9070は280mm、RX 9070 XTは320mmです。
- 4電源コネクタを確認するカードが求める8ピンの本数かPCIe Gen5ケーブルが電源にあるかを見ます。
- 5販売ページを見直すWindowsが含まれるかと保証の窓口を見ます。AIに組んでもらった構成なら、値段、販売終了、規格を販売店で見直します。
基準7. 録画までするなら余裕を別に取る
プレイを録画したり配信までしたりする予定なら、最後にこの基準を見ます。前で選んだグラボのエンコーダーで答えが変わります。エンコーダーは画面を動画ファイルに圧縮する装置です。価格.comの掲示板には録画の容量を減らすためにAV1エンコードが使えるかを聞く書き込みもありましたが、ゲーム録画だけを扱った意見は見つからなかったので、この章は公式文書を中心に書きます。
NVIDIAの文書はNVENCをグラフィックス・CUDAコアから独立した専用ハードウェアと説明し、ガイドではGPU使用率95%未満とfps制限を案内しています。メーカーの説明で、fps低下の数値はありません。
OBSの文書はGPUに余裕がないとエンコードの過負荷が起きると説明し、対策としてfps制限、ゲーム設定の引き下げ、録画の解像度とフレームレートの引き下げを挙げています。録画でfpsがどれだけ落ちるかを測った第三者の測定値は見つけられませんでした。
| 自分の状況 | 方向 |
|---|---|
| RTXカードで1080p 30fps録画 | スペックを上げるより先にfps制限を試します |
| GPU使用率がいつも100%近い | fps制限、設定を一段下げる、録画解像度を下げるの順に試します。録画のGPU負荷を減らす方法を参考にします |
| 重いゲームをWQHD以上で遊びながら録画 | グラボ1クラス分の余裕を見ます。どれだけ必要かの測定値はありません |
| Radeonで録画 | RX 9000はAMDの文書上、H.264・HEVC・AV1エンコードに対応しています。使うソフトがどのエンコーダーで録画するかを先に確認します |
| 配信まで | メモリ32GBを見て、同時配信が多ければCPUコアも見ます |
| 録画を長く残す | SSD 2TBか別のストレージを用意します |
DORで録画までする予定なら、構成はGeForce側で考えます。DORはRTXシリーズなど対応するNVIDIAグラフィックカードでは、NVENCハードウェアエンコードで録画します。そのため下の組み合わせ表も、ゲームだけの構成と録画までする構成を分けました。
録画の容量は計算で先に見積もれます。ビットレート(Mbps)× 3600 ÷ 8 ÷ 1000が1時間あたりのGBです。12Mbpsなら1時間5.4GB、24Mbpsなら10.8GBです。DORは「プレイ全体の映像」の枠(標準5GB)を超えたときだけ古い映像から整理し、最近の録画といいねした映像は残します。
限界もはっきりしています。fps制限は高リフレッシュレートモニターの利点を一部あきらめることで、配信の体験談をゲーム録画にそのまま当てはめると大げさになりやすいです。
体感できるスペックとオーバースペック
ここまでの基準を、お金に見合うかでまとめ直しました。判断保留は根拠を見つけられなかった項目です。
| スペック | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 解像度に合うグラボのクラス | 体感できる | 重いゲームのfpsを一番大きく変えます。1440p平均はRTX 5060が43.5、RX 9070 XTが88.8です |
| VRAM(足りないとき) | 体感できる | 1440pレイトレーシングで8GBと16GBに47.5%の差があります |
| メモリ2枚 | 体感できる | 1枚だと1% fpsが5.5〜12.2%低い結果でした(720p) |
| X3D | 条件付き | CPUが先に詰まるゲームとフルHDの高リフレッシュレートで見ます。測定は720pだけです |
| メモリ32GB | 条件付き | バックグラウンドが多く、特に8GBのグラボのときです |
| ゲームだけでメモリ64GB | オーバースペック | 32GBを超えた差はわずかでした |
| RTX 5080 | 値段の割にオーバースペック | RTX 5070 Tiより参考価格の下限で+51.0%、1440p +12.0%、4K +14.8%です。4Kのレイトレーシングを求めるなら例外です |
| 9800X3Dに360mm水冷 | オーバースペックに近い | 空冷で足りるという意見をよく見かけます。測定値はありません |
| PCIe 5.0 SSD | 判断保留 | ゲームのロード差の測定値を見つけられませんでした |
| フレーム生成 | 判断保留 | 数字は大きく伸びますが、遅延の数値が公式ページにありません。fpsの数字をそのまま比べません |
ユーザーの意見まとめ
ここから先はすべて意見で、事実の根拠ではありません。韓国のPCコミュニティの見積もり掲示板と海外のハードウェアフォーラムを中心に、日本の5ちゃんねる自作PC板と価格.comの掲示板を一部だけ読みました。日本の書き込みは読み取れない部分が多く、傾向を語れるほどの量ではありません。日本の比較サイトは調べていません。見積もり掲示板は販売業者の回答が多く、読んだ範囲も広くないので、多数意見ではなく判断材料として読んでください。
よく見かける意見
- ゲーム用ならグラボに予算を先に載せます
- 用途、予算、モニターを部品より先に決めます
- メモリは同じキットの2枚でそろえ、1枚だけやあとから混ぜることは避けます
- 電源はワット数より品質と保証を見ます
- オンラインゲームはCPU、高解像度の重いゲームはグラボが先に詰まります
- 中古は返品保証があるときだけ買い、届いたらすぐ動作確認します
意見が割れる論点
| 論点 | 一方の意見 | もう一方の意見 | この記事の整理 |
|---|---|---|---|
| 今買うか、待つか | 必要なら早く買う | 今のPCが使えるなら先送りする | 今のPCの状態で判断します。見通しは大きく割れています |
| 自作かBTOか | 部品を管理でき、アップグレードと再販売に有利 | 初心者には安心で、同じスペックを自作すると高くつくことがある | 構成表で判断します。どちらが安いとは決めつけません |
| メモリ16GBか32GBか | バックグラウンドを管理すれば無難 | マルチタスクなら32GBが現実的な最低ライン | 測定は条件によって両方を支持します |
| メモリ1枚か2枚か | 費用を抑えて始め、あとで足す | 最初からデュアルチャネルを守る | 測定は2枚側です。値段の負担が大きければ1枚も選択肢です |
| VRAM 8GBか16GBか | フルHDなら足りる、軽いゲームは問題ない | 今買うには弱点 | フルHDの一般的なゲームは動きますが、レイトレーシングと高解像度では大きく落ちます |
| CPUかグラボか | フルHDのオンラインゲームと高リフレッシュレートはCPUが先 | WQHD以上はグラボが先 | 自分のゲームでボトルネックを測って決めます |
| DDR4を新しく買ってよいか | 値段が低く、予算の選択肢として有効 | 終わったプラットフォームで買う理由が少ない | 手持ちのDDR4があるときの例外と見ます |
よくある後悔
- 待ったら高くなった: 最初に考えていたグラボの組み合わせが予算から外れた例があります
- 期待が予算より高かった: 予算に対して4Kの高設定を期待し、もっと予算が必要だという回答を受けた相談があります
- モニターが本体より先に行った: WQHD 240HzのモニターにRTX 5060 Tiでは物足りないかもしれないという指摘があります
- 電源を節約した: 故障の原因を探しにくかったという体験談があり、同じ書き込みに長く問題なく使えたという話もあります
- 完成品の構成をあとから見た: 規格が違って交換できなかった、部品を二度買うことになったという意見があります
- AIの見積もりをそのまま信じた: メモリ規格の問題やケースの抜けを指摘された例があります
- 診断せずに部品から替えた: ゲームが落ちるのを電源のせいと見て交換したのに、原因はゲームの設定だった例があります
状況別のおすすめ構成
ここまでの基準を集めた例で、正解ではありません。値段は基準2〜6の参考価格を見てください。メモリはすべて2枚構成で書きました。
| 状況 | CPU | グラボ | メモリ | ストレージ | 電源 |
|---|---|---|---|---|---|
| LoL・VALORANTだけ、フルHD 144Hz、予算が厳しい | 7500F | RTX 5060 | 8GB×2枚 | 1TB | 650W |
| PUBG・VALORANT、フルHD 240Hz | 7800X3D | RTX 5060 Ti 8GB | 16GB×2枚 | 1TB | 700W |
| Steamの重いゲーム、WQHD、ゲームだけ | 7500F〜7800X3D | RX 9070かRX 9070 XT | 16GB×2枚 | 1TB〜2TB | 750〜850W |
| Steamの重いゲーム、WQHD、DORで録画まで | 7800X3D | RTX 5070 | 16GB×2枚 | 2TB | 750W |
| 4K | 7800X3D以上 | RTX 5070 Ti以上 | 16GB×2枚 | 2TB | 850W |
| ゲームと動画編集 | 270K Plusか9800X3D | RTX 5070以上 | 16GB×2枚以上 | 2TB | 750〜850W |
| 予算20万円未満 | Ryzen 5 5600 | 今のカードか、返品保証のある中古 | DDR4 8GB×2枚 | 500GB〜1TB | 今のものを点検 |
それでも迷ったら
部品名がまだ難しいなら、予算別ゲーミングPCのおすすめ構成で価格帯ごとの構成をそのまま見ても構いません。BTOの構成や見積もりが決まったら基準2の構成表の項目で照らし合わせ、LoL中心ならLoLの必要スペックで公式の値も確認します。
PCを替えたら前後を録画で比べる
新しいPCが本当に良くなったかは、自分のプレイで見るのが確実です。ゲーム内のfps表示をオンにしたまま、替える前と替えたあとを同じゲーム、同じ設定で録画しておくと、同じ撃ち合いの場面の数字を並べて見られます。
DORは無料のWindowsアプリで、対応ゲームを起動すると自動で検知して試合全体を録画し、録画はアプリの「マイクリップ」に集まります。LoLはキル、マルチキル、オブジェクト、VALORANTはキルの場面が自動クリップになるので、似た撃ち合いを探すのも簡単です。比べる手順は機材を替えた効果を録画で確かめる方法にまとめました。



