ウォークラフト3は、DORをインストールしてゲームを起動すればAIが自動で録画します。Battle.netのロビーでラダーのマッチングを待つ時間から、クリープ、ヒーロー同士の戦闘、スコア画面、仲間とカスタムゲームを渡り歩いた夜まで、ゲームを起動してから閉じるまでが1本の動画にまとまります。リプレイの保存を忘れて次の試合で上書きされてしまっても動画は残り、w3gファイルをやり取りしなくてもリンク1つで試合を見せられます。このページでは、無料のWindowsアプリDORでWarcraft III: Reforgedを録画し、何試合も続いた録画からヒーロー戦や逆転の1試合だけを探して切り出し、送る手順を説明します。
- Battle.netのロビーからラダーのスコア画面、長いカスタムゲームまで、ウォークラフト3のプレイ全体を録画ボタンなしで1本の動画に残せます。
- ブレードマスターのピオン狩りやデスコイルで救出のように、勝負を分けた瞬間をすぐクリップにできます。
- カスタムゲームでの雑談をAIボイスノートでテキストに残し、誰が先に守ろうと言ったのかを会話から確かめられます。
- マウンテンキングのストームボルト連打、クリープ中の奇襲、大軍相手の逆転をまとめて、ヒーロー戦の名場面集を作れます。
- リプレイファイルの代わりに試合動画のリンクをDiscordに貼れば、ゲームを持っていない友達もすぐ見られます。
ウォークラフト3を録画する前に:インストールと録画方式
Warcraft III: Reforgedは動作の重さが控えめなリアルタイムストラテジーなので、録画の準備は簡単です。DORは無料のWindowsアプリで、録画にウォーターマークは付きません。ウォークラフト3はプレイ全体の録画なので、ラダーを何試合遊んでも、カスタムマップを渡り歩いても、ゲームを閉じるまでが1本の動画になります。夜通し続けて遊ぶ日は録画が数時間になるので、長いセッションを安定して録画するコツを長時間プレイをカクつかずに録画する方法で先に確認しておきましょう。下の表は、ウォークラフト3を録画する前に知っておきたい項目です。
| 項目 | ウォークラフト3の場合 | 補足 |
|---|---|---|
| DORのインストール | 無料のWindowsアプリ、ウォーターマークなし | Battle.netのロビーに入るたびに準備し直す必要はありません |
| ゲームのバージョン | Windows PC版Warcraft III: Reforged | Windows PCで起動したウォークラフト3を録画します |
| 録画方式 | プレイ全体の録画:起動から終了まで1本の動画 | ラダー、カスタムゲーム、カスタムマップがモードに関係なくつながります |
| 画面モード | フルスクリーン、ウィンドウ、ボーダーレスのすべてを録画 | ゲームキャプチャが使えない環境ではモニターキャプチャに切り替えます |
| 解像度・フレームレート | 初期設定は1080p・30fps、60fpsも選択可 | ミニマップやコマンドカードの文字もくっきり残り、古いPCは720p/30fpsモードを使えます |
| リプレイ | リプレイの再生画面もそのまま録画 | 早送りや視点の切り替えをした場面も動画に残ります |
DORでウォークラフト3を録画する手順
- 1DORをインストールするDORをダウンロードしてインストールします。1分ほどで終わり、費用もかかりません。インストールが終わったらDORを起動したままにしておきましょう。カスタムゲームを仲間とボイスチャットで話しながら遊ぶなら、普段のヘッドセットのマイクがつながっているか確認します。
- 2ウォークラフト3を起動してBattle.netのロビーに入るWarcraft III: Reforgedを起動し、Battle.netのロビーに入ります。DORがゲームを検知するとすぐに録画が始まるので、ラダーのマッチング待ちや、カスタムゲームの部屋に人が集まる場面から記録に残ります。
- 3録画が動いているか確認する最初の試合が始まる前に、DORアプリの画面で録画中になっているか一度確認します。検知されない場合はゲームが検知されないときの対処に沿って確認してください。あとはクリープを回っても偵察を出しても、いつも通りに試合に集中するだけです。
- 4勝負を分けた瞬間の直後にクリップを保存するブレードマスターのウィンドウォークで相手の本拠地のピオンをなぎ払ったときや、デスナイトのデスコイルで倒れる寸前のリッチを救ったときは、その直後にクリップ保存ショートカットを押します。その場面が別のクリップとして保存されるので、何試合も続いた録画を探し回る必要がありません。
- 5ゲームを閉じて「マイクリップ」で確認するその日の試合を終えてゲームを閉じると、ロビーとすべての試合が入った動画と保存したクリップが、DORアプリの「マイクリップ」にまとめて並びます。リプレイを保存し忘れた試合も、ここに動画として残っています。
録画を見つける
録画はDORアプリの「マイクリップ」(ライブラリ)に集まります。ウォークラフト3を1回起動して閉じるまでが1つのセッションになり、クリップ保存ショートカットで残した場面は別のクリップとして表示されます。何試合も続いた録画では、試合が終わったときに結果と一緒に出るスコア画面が試合の区切りです。再生位置を素早く動かしてスコア画面を探せば、録画が試合ごとに分かれます。試合の中で大きな戦闘を探すときは、ヒーローが倒れて切り替わるヒーローのポートレートと、そのあと祭壇で復活する場面を目印にしてください。戦闘は呪文がはじける瞬間だけを切り出すとなぜ勝ったのか伝わらないので、ぶつかる直前の部隊の配置から、相手が退くか全滅するまでを1つの区間にします。ミニマップやヒーローのポートレート、コマンドカードが画面下に広がるゲームなので、試合の場面は16:9で書き出し、9:16と1:1は一瞬を大きく見せる短い動画に使います。詳しい手順はゲームクリップの切り出し方にあります。逆転勝ちのように長く残したい試合には「いいね」を付けておきましょう。容量がいっぱいになると「いいね」していない古い動画から整理されるので、「いいね」した試合はそのまま残ります。
残したい場面を保存する
プレイ全体が録画されていても、勝負を分けた場面をその場でクリップにしておくと、翌日に友達へ送るのがずっと楽になります。クリップ保存ショートカットを押すと直前の場面がクリップとして保存され、長さは初期設定で30秒、設定から15・30・45・60秒を選べます。ウォークラフト3での押しどころは、ブレードマスターのハラスでピオンを倒して抜け出した直後、デスコイルでヒーローを救った直後、マウンテンキングのストームボルト連打で相手のヒーローを仕留めた直後、そしてヒューマンのマステレポートで本拠地を守り切った直後です。部隊同士がぶつかる大規模な戦闘は、衝突直前の配置から入るように60秒、ストームボルト1発のような短い場面は15秒にするときれいに収まります。カスタムマップの最終ボスを倒した瞬間も同じように保存できます。長さの選び方とショートカットの設定は直前の場面をすぐ保存する方法で説明しています。
AIボイスノートで会話を探す
ウォークラフト3のカスタムゲームは、黙って遊ぶものではありません。「ブレードマスターが本拠地に来た、ピオン隠して」「このクリープ先に取るから待って」「次のウェーブはボスだ、みんな集まって」といった声が絶えず飛び交います。DORはゲーム音とマイクを一緒に録音し、AIボイスノートが仲間との雑談を録画のタイムラインにテキストで残します。誰が先に守ろうと言ったのか、誰がひとりでアイテムを取って逃げたのかは、タイムラインのテキストでその発言を探して選べば、その場面と一緒にすぐ明らかになります。2対2のラダーで「ポーションあと1個、下がる」と叫んだ直後に何が起きたのかも見返せます。仲間とDiscord通話で遊ぶなら、Discord通話の音声を録画する方法で通話の声まで残す方法を確認してください。
AIハイライトでモンタージュを作る
試合ごとに保存したクリップを集めれば、ヒーロー戦を中心にした1本になります。ライブラリでブレードマスターのピオン狩り、デスコイルで救出、マウンテンキングのストームボルト連打、クリープ中の奇襲、大軍相手の逆転、カスタムマップの最終ボスのクリップにチェックを入れてAIハイライトを押すと、1本のモンタージュにつながります。種族ごとにまとめて、ヒューマンのマステレポート集やアンデッドのリッチのフロストノヴァ集を作るのもおすすめです。逆転試合は苦戦していた区間と逆転の戦闘を別々に切り出して自分でつなぐと伝わりやすいので、方法はゲームクリップをつなげる方法を参考にしてください。
DORスタジオで編集する
DORスタジオはインストール不要で、ブラウザで開きます。ヒーローのアルティメットが発動する瞬間にパンチズームを乗せ、種族とヒーローのレベルをテキストで入れてみてください。大規模な戦闘がぶつかる場面にはシェイクズームを、試合と試合のあいだにはグリッチトランジションを入れると、実況解説動画のような流れが生まれます。Reforgedのグラフィックのまま16:9で書き出せばリプレイ解説動画の素材になり、ストームボルト1発のような短い場面は9:16のショート動画として別に書き出せます。書き出し形式と比率はクリップの書き出し方で確認できます。完成した動画はmp4でダウンロードするか、そのままリンクで共有します。
dor.ggリンクで共有する
切り出した場面はdor.ggリンクで送ります。受け取った人はゲームもアプリもなしにブラウザですぐ再生できるので、w3gファイルをやり取りする代わりに試合動画のリンクをDiscordやXに貼れば、ウォークラフト3を持っていない友達もすぐに見られます。同じ種族を使うラダー仲間には序盤のクリープの場面を、一緒にカスタムゲームを遊んだ仲間には笑えた場面を、と相手に合わせて選んでみてください。試合の段階ごとの切り出し範囲と長さはウォークラフト3の試合動画を共有する方法に、Discordへの投稿方法はDiscordにクリップを共有する方法にまとめています。
ウォークラフト3のおすすめ設定とトラブル解決
Warcraft III: Reforgedは動作が軽めなので、初期設定の1080p・30fpsでもユニットやミニマップ、コマンドカードの文字がくっきり残ります。大規模な戦闘でユニットの動きをもっと滑らかに残したいなら60fpsを選んでください。ノートPCや古いPCなら720p/30fpsモードで負荷を下げ、詳しい設定は低スペックPCでゲームを録画する方法を見てください。画面モードはフルスクリーン、ウィンドウ、ボーダーレスのどれでも録画できるので、普段の設定のままで構いません。DORはGPUのハードウェアエンコードを使うため、試合中のフレームレートへの影響は小さく抑えられます。リプレイの再生画面もそのまま録画されるので、過去の試合を流しながら視点を変えて解説用の素材を作ることもできます。DORにチート機能はなく、ゲームファイルやリプレイファイルには触れません。
| 症状 | 確認すること | 対処 |
|---|---|---|
| 録画が黒い画面になる | ゲーム内の画面モード設定 | DORはフルスクリーン、ウィンドウ、ボーダーレスのすべてを録画します。それでも黒い場合は[フルスクリーン録画の問題を解決する](fullscreen-recording-not-working)に沿ってモニターキャプチャに切り替えます |
| ユニットのボイスや仲間の声が入っていない | Windowsの出力デバイスとDORの音声設定 | ゲーム音が出ているデバイスとマイクを確認し、[ゲーム録画で音が出ないときの対処](game-recording-no-sound-fix)の順に確認します |
| リプレイを保存し忘れた | ライブラリにあるその日のセッション | DORが試合を録画しているので、スコア画面を目印にその試合を探して切り出します |
| 何試合も続いた録画から試合が見つからない | スコア画面の位置 | スコア画面ごとに1試合ずつ数え、次からは大事な戦闘の直後にクリップを保存します |
| 縦に切り出したら状況が分からない | 書き出しの比率 | ミニマップとコマンドカードが見えるように、試合の場面は16:9で書き出し直します |


