StarCraft IIは、DORをインストールしてゲームを起動すれば、AIが自動で録画します。ラダーに潜る前に録画ボタンを押したり、録画範囲を指定したりする必要はありません。Battle.netからゲームを起動した瞬間にDORが検知し、ラダーでも協力プレイでもアーケードでもキャンペーンでも自分の画面をそのまま録画し、ゲームを閉じるまですべての試合が1本の動画につながります。スタクラ2にもリプレイファイルはありますが、友だちに見せるにはファイルを渡し、相手にもゲームを起動してもらう必要があります。DORで録画しておけば試合は最初から動画なので、リンク1つですぐに見せられます。このページでは、一晩回したラダーのセッションから目当ての試合をすばやく探す方法を中心に、インストール、場面の保存、チーム戦や協力プレイのコール探し、名試合とビルドオーダー動画の作り方、リンク共有、設定とトラブル対処を順に説明します。
- ラダー、協力プレイ、アーケード、キャンペーンを問わず、ゲームを閉じるまでStarCraft IIのプレイを1本の動画に残せます。
- ブリンクストーカーで戦闘をひっくり返した瞬間や、相手がggと打った瞬間をクリップ保存ショートカットですぐ保存できます。
- チーム戦で「ローチのオールイン来る、壁して」というコールが出た位置を、AIボイスノートで探して移動できます。
- ワープゲートのオールインが刺さる、ベインリング直撃、キャリアーの最終決戦のクリップをまとめて、ラダーの名試合を1本にできます。
- リプレイファイルの代わりにdor.ggのリンク1つで、練習相手やクランのDiscordに試合を送れます。
StarCraft IIを録画する前に:インストールと録画方式
StarCraft IIはスペックの負担が少ないゲームなので、最低スペックでも録画はスムーズです。Windows PCでBattle.netから起動したStarCraft IIを、DORが自動で検知して録画します。DORは無料のWindowsアプリで、録画した動画に透かしは入りません。録画方式はプレイ全体の録画なので、試合が終わるたびにファイルが分かれることはなく、ラダーを何試合遊んでもゲームを閉じるまで1本の動画につながります。そのぶん、試合前に両プレイヤーの情報が出るロード画面と、勝利や敗北の文字が録画の中のわかりやすい目印になります。検知と録画の仕組みはDORの自動ゲーム録画で確認できます。初めて録画する前に確認したい項目は次のとおりです。
| 項目 | StarCraft IIの場合 | 補足 |
|---|---|---|
| DORのインストール | 無料のWindowsアプリ | 録画した動画に透かしは入りません |
| ゲームのバージョン | Windows PC版(Battle.net) | ゲームを起動すると自動で検知して録画を始めます |
| 録画方式 | プレイ全体の録画 | ラダー、協力プレイ、アーケード、キャンペーンのどれも、ゲームを閉じるまで1本の動画です |
| リプレイファイル | DORの録画とは別 | 試合が最初から動画で残るので、変換の必要がありません |
| 解像度とフレームレート | 初期設定は1080p・30fps、60fpsも選択可 | 負担の少ないゲームなので最低スペックでもスムーズで、軽量の720p/30fpsモードもあります |
| 空き容量 | 30秒・1080pのクリップ1本で約30MB | 一晩ラダーを回すと録画が長くなるので、ドライブに余裕を持たせます |
DORでStarCraft IIを録画する手順
- 1DORをインストールするDORをダウンロードしてインストールします。1分ほどで終わり、無料です。インストール後はDORを起動したままにしておけば、ラダーの新シーズン初日でも準備はいりません。
- 2StarCraft IIを起動するBattle.netからStarCraft IIを起動します。DORはゲームを検知するとすぐに録画を始めるので、メインメニューの画面から録画に入っていても正常です。
- 3録画が動いているか確認する最初のラダーのマッチングを回す前に、DORアプリの画面で録画中になっているか一度確認します。ゲームが検知されない場合はゲームが検知されないときの手順で確認してください。あとは協力プレイでもラダーでも、いつも通りに遊ぶだけです。
- 4戦闘が終わった直後にクリップを保存するブリンクストーカーが相手の部隊のど真ん中に飛び込んで戦闘をひっくり返したときや、3拠点同時ハラスの末に相手がggと打ったときは、その直後にクリップ保存ショートカットを押します。直前30秒が別のクリップとして残ります。
- 5ゲームを閉じてマイクリップで確認するラダーを終えてゲームを閉じると、その日のプレイ全体の動画と途中で保存したクリップが、DORアプリの「マイクリップ」にまとめて並びます。惜しくも負けた試合も残っているので、敗因を見直せます。
録画を見つける
試合の録画はDORアプリの「マイクリップ」(ライブラリ)から開きます。StarCraft IIを1回起動して閉じるまでが1つのセッションになり、プレイ中に保存した場面はクリップとして別に表示されます。ラダーのセッションから目当ての試合を探すときは、両者の名前と種族が出るロード画面を試合の始まり、勝利または敗北の文字を終わりとして扱ってください。試合が終わるたびに「3試合目、ZvP勝ち、ブリンク戦」のように短くメモしておけば、何番目のロード画面に飛べばよいかすぐにわかります。見つけた区間は開始点と終了点を決めて切り出し、16:9、9:16、1:1のいずれかで書き出します。ミニマップと人口が画面の隅にあるので、16:9の横向きがよく合います。切り出しのコツはゲームクリップの切り出し方にあります。昇格戦で勝った試合のように長く残したい動画には「いいね」を付けておきましょう。容量がいっぱいになると「いいね」のない古い動画から整理されるので、「いいね」を付けた動画はそのまま残ります。
残したい場面を保存する
ラダーのセッション全体が録画されていても、名場面はその場でクリップにしておくとずっと探しやすくなります。クリップ保存ショートカットを押すと直前の場面がクリップとして保存され、初期設定は30秒、設定で15・30・45・60秒から選べます。スタクラ2では、ワープゲートのオールインが相手の本拠地を破った直後、ブリンクストーカー戦に勝った直後、ベインリングがマリーンの塊に直撃した直後、相手がggと打った直後が押しどころです。ベインリングの直撃やggは15秒でも足りますが、マリーンとメディバックのドロップやキャリアーの最終決戦のように部隊が動き出したところから見ないとわからない場面は、60秒にしておきましょう。長さの使い分けは直前の場面をすぐ保存する方法で確認できます。
AIボイスノートで会話を探す
チーム戦や協力プレイでは、コール1つで勝敗が決まります。「ローチのオールイン来る、壁して」「ブリンク完了、仕掛ける」「3拠点同時に攻める」「はい、gg」といった声が行き交います。DORはゲーム音とマイクを同時に録音し、AIボイスノートが交わした言葉を録画のタイムラインに文字で残します。どのタイミングでラッシュのコールが出たのか、それを聞いてバンカーが間に合ったのかを、映像と一緒に確かめられます。タイムラインの文字から「オールイン」や「ブリンク」を探して選べば、その場面へすぐ移動できます。1対1のラダーでも、つぶやいたビルドのメモが文字で残り、振り返りに役立ちます。チームメイトとDiscordのボイスチャンネルで話しているなら、Discordの通話音声を録音する方法でデバイスを確認してください。
AIハイライトでモンタージュを作る
ラダーの名試合は、AIハイライトで1本にまとめられます。ライブラリでワープゲートのオールインが刺さる、ブリンクストーカー戦、ベインリング直撃、マリーンとメディバックのドロップ、キャリアーの最終決戦のクリップにチェックを入れてAIハイライトを押すと、ラダーのハイライト動画につながります。オブザーバー視点で編集し直さなくても、自分が動かした画面がそのまま入ります。相手がggを打つクリップを最後に置けば、きれいに締まります。並び順を自分で決めてつなぎたい場合はゲームクリップを結合する方法を参考にしてください。
DORスタジオで編集する
DORスタジオはインストール不要で、ブラウザで開けます。序盤の5分だけを切り出し、生産のタイミングごとに人口をテキストで書き込めば、ビルドオーダーの解説動画になります。戦闘の場面はベインリングが弾けるフレームにパンチズームを、キャリアーが押し寄せる場面にシェイクズームを入れて強調し、試合と試合の間はグリッチトランジションでつないでみてください。ミニマップを見せたい解説は16:9で、ブリンク戦の1場面は9:16のショート動画で書き出すのがおすすめです。書き出し形式はクリップの書き出しにまとめています。完成した動画はmp4でダウンロードするか、そのままリンクで共有できます。
dor.ggリンクで共有する
切り出した場面はdor.ggのリンクで送ります。受け取った人はリプレイファイルを受け取ったりゲームを起動したりせず、アプリも入れずにブラウザですぐ再生できます。同じ種族の練習相手には「8分あたりの拡張タイミングを見て」のように見どころを添えて1試合まるごとを、スタクラ2に詳しくない友だちには勝負を決めた30秒の戦闘だけをLINEで送ってみてください。クランのDiscordやXに名試合を投稿するのもおすすめです。ロード画面からggまで1試合ずつ切り出して送るコツはStarCraft IIのラダー動画を共有する方法に、Discordへの投稿はDiscordでクリップを共有する方法にあります。
StarCraft IIのおすすめ設定とトラブル解決
StarCraft IIはスペックの負担が少ないゲームなので、初期設定の1080p・30fpsでもユニットとミニマップがくっきり録画できます。部隊が速く動く戦闘をよりなめらかに残したいなら60fpsを選び、ノートPCで一晩ラダーを回すなら720p/30fpsモードで負担を減らします。フルスクリーン、ウィンドウ、ボーダーレスのどれでも録画できるので、ゲーム内の画面設定はそのままで大丈夫です。DORはGPUのハードウェアエンコードを使うため、ゲームのフレームレートへの影響は小さく抑えられます。1時間を超えるマクロ戦や何時間も続くラダーのセッションを安定して録画する方法は長時間のゲームプレイをカクつかずに録画する方法を参考にしてください。ゲームキャプチャがブロックされる環境ではモニターキャプチャに切り替えて録画し、DORにチート機能はなく、ゲームファイルやプレイデータには触れません。
| 症状 | 確認すること | 対処 |
|---|---|---|
| 録画が真っ黒になる | ゲーム内の画面モードとキャプチャ方式 | 3つの画面モードはすべて録画できます。それでも黒い場合は[フルスクリーン録画の不具合を直す方法](fullscreen-recording-not-working)に沿ってモニターキャプチャに切り替えます。 |
| ユニットの音声や効果音が録音されない | Windowsの出力デバイスとDORの音声設定 | ゲーム音が出ているデバイスを確認し、[ゲーム録画で音が入らないときの対処](game-recording-no-sound-fix)の順に確認します。 |
| 大きな戦闘で画面がカクつく | 録画の解像度とフレームレート | GPUのハードウェアエンコードなので影響は小さいですが、それでも重いときは720p/30fpsモードに下げます。 |
| Battle.netだけ開いていて録画されない | ゲーム画面が実際に表示されたか | ランチャーではなくゲームのメインメニューが出てからDORアプリで録画状態を確認し、それでも始まらなければDORを再起動します。 |
| 録画ソフトでアカウントが心配 | DORの動作 | DORは画面を録画するだけでチート機能はなく、ゲームファイルやプレイデータを変更しません。 |


