Team Fortress 2は、DORをインストールしてゲームを起動すれば、AIが自動で録画します。コンソールにデモ録画のコマンドを打ち込んだり、サーバーのリプレイ設定を確認したりする必要はありません。SteamでTF2を起動した瞬間から終了するまで、サーバーへの参加、セットアップ時間、ラウンド、マップの切り替わりが1本の動画としてつながります。このページでは、TF2を初めて録画する人向けに、準備、録画の確認、兵科ごとの名場面の保存、長い録画からラウンドを探す方法、フラグムービーやネタ動画の作り方、サーバー仲間へのリンク共有までを順番に説明します。
- 2FortからBadwaterのようにマップが変わっても、サーバーにいた時間をまるごと1本の動画に残せます。
- スパイのダブルバックスタブやパイロのリフレクトキルを、クリップ保存ショートカットでその場で保存できます。
- 「ユーバー99%、俺に付いて」のようなボイスチャットのコールをAIボイスノートで探し、その瞬間へ移動できます。
- ラウンドごとに集めたスタブ、リフレクト、ユーバー突撃をAIハイライトで1本のフラグムービーにまとめられます。
- 笑える挑発の場面を9:16のネタ動画に仕上げ、dor.ggのリンクでコミュニティのDiscordに貼れます。
TF2を録画する前に:インストールと録画方式
TF2は軽いゲームなので、最低スペックでも録画はスムーズです。DORは無料のWindowsアプリで、動画に透かしは入りません。TF2はプレイ全体を録画する方式で記録されるため、サーバーでマップが何度変わっても、ゲームを閉じるまで動画は1本のままです。画面をそのまま録画するので、デモファイルを管理したり、サーバーごとにリプレイに対応しているかを確認したりする必要もありません。古いノートPCでコミュニティサーバーを回るなら、低スペックPCでのゲーム録画もあわせて確認してください。下の表は、最初の録画の前に知っておきたい項目です。
| 項目 | TF2の場合 | 補足 |
|---|---|---|
| インストール | DOR、無料のWindowsアプリ | 動画に透かしは入りません |
| ゲームのバージョン | Windows PC版(Steam) | PCで起動したTF2を録画します |
| 録画方式 | プレイ全体の録画 | サーバー参加から終了まで1本の動画になり、マップの切り替わりでは分かれません |
| デモとリプレイ | コンソールコマンドは不要 | 自分の画面をそのまま録画するので、サーバーのリプレイ設定に左右されません |
| 画面モード | フルスクリーン、ウィンドウ、ボーダーレスのどれでも録画 | ゲームキャプチャがブロックされる環境ではモニターキャプチャに切り替えます |
| 解像度とフレームレート | 初期設定は1080p・30fps | ロケットジャンプのような速い動きは60fpsが滑らか、軽くしたいなら720p/30fpsモードを使います |
DORでTF2を録画する手順
- 1DORをインストールするDORをダウンロードしてインストールします。インストールが終わると、DORはバックグラウンドでゲームの起動を待ちます。週末の夜にいつものコミュニティサーバーへ入る前に入れておきましょう。
- 2TF2を起動するSteamからTeam Fortress 2をいつも通り起動します。DORがゲームを検知するとすぐに録画が始まるので、動画の冒頭にメインメニューやサーバーブラウザが入っていても正常です。
- 3録画が動いているか確認するサーバーに入って兵科を選ぶ画面で、DORアプリの録画中の表示を一度確認します。ゲームが検知されない場合は、録画ソフトがゲームを認識しないときを参考に対処してください。以降はマップが変わっても同じ動画が続きます。
- 4名場面の直後にクリップを保存する変装したスパイでメディックとヘビーを連続で刺したときや、パイロのエアブラストでクリティカルロケットを撃った本人に跳ね返したときは、その直後にクリップ保存ショートカットを押します。直前30秒が別のクリップとして保存されます。
- 5ゲームを閉じて「マイクリップ」を開くTF2を終了すると、サーバーで過ごした時間全体が1本の動画として「マイクリップ」に入り、途中で保存したクリップも並びます。長く続いたMann vs. Machineのウェーブも同じ動画の中にあります。
録画を見つける
録画はDORアプリの「マイクリップ」(ライブラリ)に集まります。TF2を起動してから閉じるまでが1つのセッションになり、クリップ保存ショートカットで残した場面はクリップとして別に表示されます。サーバーに長くいるほどリスポーン待ちやセットアップ時間で動画が長くなるので、マップが変わるたびに出るロード画面を区切りにして、まずマップを探しましょう。ペイロードやコントロールポイントのように最終地点で決着がつく試合は、大きな場面がラウンドの結果画面の直前に集まっているので、結果画面から少しずつさかのぼればユーバー突撃や土壇場の防衛がすぐ見つかります。見つけた部分は開始点と終了点を決めて切り出し、16:9、9:16、1:1のいずれかで書き出します。バックスタブや笑えるデスは5〜15秒と短く、ユーバー突撃は30秒〜1分と長めに切るのがおすすめです。切り出しのコツはゲームクリップの切り出し方にまとめています。ずっと残したいフラグには「いいね」を付けておきましょう。容量がいっぱいになると「いいね」していない古い動画から順に整理されます。
残したい場面を保存する
TF2の名場面は兵科ごとに違いますが、ほとんどは数秒で終わります。場面が終わった直後にクリップ保存ショートカットを押すと、直前の場面がクリップとして保存されます。長さは初期設定で30秒、設定で15・30・45・60秒から選べます。スパイのダブルバックスタブやパイロのリフレクトキルなら15秒で十分で、マーケットガーデンのロケジャンは跳んだ瞬間から入るように30秒がちょうどいい長さです。メディックのユーバー突撃やオーバータイムのカート阻止のように前後の流れが必要な場面は、60秒にしておけばユーバーを発動した瞬間から無敵が切れるまで収まります。セントリー巣を壊したなら、最後の建物が爆発した直後に押しましょう。ショートカットと長さの変え方は直前の場面をすぐ保存する方法で確認できます。
AIボイスノートで会話を探す
ボイスチャットが活発なサーバーでは、「ユーバー99%、俺に付いて」「メディックの後ろにスパイ」「左上にセントリーある」「全員カートに乗って」といったコールがひっきりなしに飛び交います。DORはゲーム音とマイクを一緒に録音し、AIボイスノートがその声を録画のタイムラインに文字で残します。ラウンド後に、誰がユーバー準備完了を叫び、誰がそれを無視したかを確かめたいときは、タイムラインの文字からその一言を選ぶだけでその場面へ移動できます。自分の声が録音されていない場合は、マイクが録音されないときの対処で入力デバイスを確認してください。
AIハイライトでモンタージュを作る
コミュニティサーバーで過ごした一晩分のクリップを集めて、フラグムービーを作ってみましょう。ライブラリでスパイのダブルバックスタブ、パイロのリフレクトキル、メディックのユーバー突撃、マーケットガーデンのロケジャン、セントリー巣の破壊、オーバータイムのカート阻止のクリップにチェックを入れてAIハイライトを押すと、1本の動画につながります。スパイのトリックスタブだけ、ソルジャーのマーケットガーデンだけのように、兵科を絞ったモンタージュも面白くなります。順番を自分で決めてつなげたい場合はゲームクリップを結合する方法を参照してください。
DORスタジオで編集する
DORスタジオは、インストール不要でブラウザから開けます。クリティカルロケットが当たるコマにパンチズームをかけ、ヘビーがミニガンを回す場面にはシェイクズームで迫力を足してみましょう。笑える挑発キルにはテキストで一言を添え、マップの切り替わりはグリッチ遷移でつなぎます。BGMを敷けばフラグムービーの完成です。フラグムービーは16:9、短いネタ動画は9:16で別々に書き出すのがおすすめです。縦型の構図は縦型ショート向けのゲーム録画を参考にしてください。仕上がった動画はmp4で保存するか、そのままリンクで共有できます。
dor.ggリンクで共有する
切り出した場面は、dor.ggのリンクで送ります。受け取った人はアプリなしでブラウザから見られるので、同じサーバーで遊んだ人たちが集まるコミュニティのDiscordにリンクを貼るだけで、動画ファイルをやり取りする必要がありません。一緒に遊んでいたフレンドには、LINEで笑えるデスの場面を送ってもすぐ再生されます。Xに載せるなら9:16のネタ動画が向いています。兵科ごとにどの場面をどれくらい切るかはTF2のバックスタブとユーバーの動画を共有する方法、Discordへの投稿はDiscordでクリップを共有する方法にまとめています。
TF2のおすすめ設定とトラブル解決
TF2は軽いゲームなので、初期設定の1080p・30fpsでも録画はスムーズです。ロケットジャンプやスカウトの速い動きを滑らかに残したいなら60fpsを選びましょう。古いPCなら720p/30fpsモードが負担を抑えます。フルスクリーン、ウィンドウ、ボーダーレスのどれでも録画できるので、普段の画面設定のままで構いません。DORはGPUハードウェアエンコードを使うので、フレームへの影響は小さく抑えられます。サーバーに何時間もいると録画ファイルが大きくなるので、残したい場面だけをクリップにして保管し、画質は設定で調整してください。容量を減らす方法はゲーム録画のファイルサイズを減らす方法にあります。DORにチート機能はなく、ゲームファイルやプレイデータにも触れません。
| 症状 | 確認すること | 対処 |
|---|---|---|
| 録画が黒い画面になる | ゲームの画面モード | DORはフルスクリーン、ウィンドウ、ボーダーレスのどれでも録画します。それでも黒い場合は[フルスクリーン録画の不具合の直し方](fullscreen-recording-not-working)に従ってモニターキャプチャに切り替えます。 |
| 銃声やボイスチャットが録音されない | Windowsの出力デバイスとDORの音声設定 | ゲーム音が出ているデバイスを確認し、[ゲーム録画で音が入らないときの対処](game-recording-no-sound-fix)の順に点検します。 |
| サーバーでリプレイが無効と表示される | 録画のしくみ | DORは自分の画面をそのまま録画するので、サーバーのリプレイ設定に関係なく動画が残ります。 |
| 録画中に映像がカクつく | 録画の解像度とフレームレート | GPUハードウェアエンコードなので影響は小さいですが、それでもカクつく場合は720p/30fpsモードに下げます。 |
| 録画ソフトでBANされないか心配 | DORの動作のしくみ | DORは画面を録画するだけでチート機能はなく、ゲームファイルやプレイデータを書き換えません。 |


